ピアッサーは薬局で売っている？販売店舗から種類・失敗しない選び方まで徹底解説！
こんにちは、モモストアです！
「ピアスを開けたいけど、病院に行くのはちょっと敷居が高いな…」
「手軽にピアッサーを買って自分で開けたいけど、どこで買えるんだろう？」
そんな風に思って、「ピアッサー 薬局」と検索された方は多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、ピアッサーは多くの薬局やドラッグストアで購入できます！
今回は、どこの薬局でどんな種類のピアッサーが手に入るのか、また、失敗しない選び方や、開ける前に絶対知っておきたい注意点まで、徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、安心して素敵なピアスライフをスタートできますよ！
・【購入可能】ピアッサーが売っている薬局・ドラッグストアの代表例
・【徹底比較】薬局で買えるピアッサーの価格帯とメーカー別特徴
・なぜ一部の薬局ではピアッサーを取り扱っていないのか？
・ピアッサーを買うならいつ？薬局でのベストな購入タイミング
- ピアッサーは薬局（ドラッグストア）で本当に買える？
- 【購入可能】ピアッサーが売っている薬局・ドラッグストアの代表例
- 【徹底比較】薬局で買えるピアッサーの価格帯とメーカー別特徴
- なぜ一部の薬局ではピアッサーを取り扱っていないのか？
- ピアッサーを買うならいつ？薬局でのベストな購入タイミング
- 薬局以外でピアッサーを購入できる場所はどこ？
- 医療用と市販品の違いは？ピアッサーの種類とファーストピアスの選び方
- 失敗しない！薬局ピアッサーを選ぶときのチェックポイント
- 【超重要】ピアッシング前に知っておきたい薬局ピアッサーの注意点
- アフターケア用品も一緒に！薬局で揃えるべきアイテムリスト
- ピアッサー購入後の流れ！正しい使い方と注意すべきこと
- 薬局ピアッサーに関するよくあるQ&A
- まとめ：薬局ピアッサーで気軽に安心なボディピアスライフをスタート！
ピアッサーは薬局（ドラッグストア）で本当に買える？
「薬局って薬や日用品を売っているところじゃないの？」と思われるかもしれませんが、実は多くの薬局やドラッグストアでは、美容や衛生関連の商品としてピアッサーを取り扱っているんです。
特に、セルフピアッシングが一般的になってきた現代において、手軽に、そして衛生的にピアスを開けたいというニーズが高まっており、それに応える形で販売されています。
薬局でピアッサーを買うことのメリットって？
薬局でピアッサーを購入する最大のメリットは、その「手軽さ」と「安心感」にあります。
手軽さについて：
思い立ったらすぐに近所の薬局に立ち寄って購入できますし、他の買い物ついでにサッと済ませられるのが魅力です。バラエティショップのように、色々な人の目がある場所で探すのが恥ずかしいと感じる方でも、比較的スムーズに購入しやすい環境だと言えます。
安心感について：
薬局で販売されているピアッサーは、基本的に「滅菌処理」が施された医療機器として認可されているものが多いです。パッケージにはしっかりと「医療機器製造販売認証番号」が記載されていることがほとんどで、衛生面での安心感があります。また、薬剤師さんや登録販売者さんがいる店舗も多く、購入時に簡単な相談ができる場合もあるかもしれません。
ただし、注意すべき点もあります！
すべての薬局やドラッグストアで取り扱いがあるわけではありません。特に小規模な店舗や、都市部の駅近の小型店舗などでは、商品のラインナップが限られていることがあります。
また、店舗によって取り扱っているメーカーや種類、ゲージ（ピアスの太さ）が異なるため、「この色、この太さが欲しい！」という強いこだわりがある場合は、事前にオンラインで店舗の取り扱い情報をチェックするか、いくつかの店舗を回る必要があるかもしれません。
販売されているピアッサーの多くは、耳たぶ用（16Gまたは18G）が中心です。軟骨用やへそ用など、特殊な部位用のピアッサーを探している場合は、専門のショップやネット通販を検討した方が確実です。
| 購入場所 | メリット | デメリット |
| 薬局・DS | 手軽に買える、衛生的な商品が多い、他の買い物ついでに済ませられる | 取り扱いがない店舗がある、種類や色が限定的、軟骨用は少ない |
| ネット通販 | 種類が豊富、口コミを参考にできる、自宅から出ずに購入できる | 実物を見られない、届くまでに時間がかかる、送料がかかる場合がある |
| バラエティショップ | ファーストピアスのデザインが豊富、ケア用品も充実していることが多い | 価格が少し高めになることがある、場所によっては見つけにくい |
このように、薬局は「手軽に安全なものを購入したい」という初心者の方にとって、非常に魅力的な購入場所だと言えます。まずは最寄りの店舗をチェックしてみるのがおすすめです！
【購入可能】ピアッサーが売っている薬局・ドラッグストアの代表例
では具体的に、どの薬局やドラッグストアに行けばピアッサーが手に入る可能性が高いのでしょうか？モモストアが独自に調査した結果、全国展開している大手チェーン店での取り扱いが特に多いことがわかりました。
マツモトキヨシ（マツキヨ）
全国に店舗を構えるマツモトキヨシは、ピアッサーの取り扱いがある代表的なドラッグストアです。
主に医療用ステンレスやチタン製の、安全性の高いピアッサーを販売している傾向があります。特に、ピアッシングを専門とするメーカーの製品が置かれていることが多く、信頼性の面で安心できます。
- 取り扱い商品の特徴：安全性の高い医療用素材が多い
- 価格帯：1,000円～2,000円程度
- 注意点：大型店や化粧品コーナーが充実している店舗での取り扱いが多いようです。
スギ薬局
スギ薬局もまた、ピアッサーを取り扱う店舗が多いドラッグストアの一つです。地域によっては「スギヤマ薬局」など系列店でも取り扱いがある場合があります。
マツキヨと同様に、耳たぶ用のシンプルなデザインのピアッサーが中心で、初めてピアスを開ける方にとって使いやすいものが揃っています。スギ薬局では、ピアッサーと一緒にホール消毒のための専用のジェルやスプレーなどのケア用品も手に入りやすいのが嬉しいポイントです。
ココカラファイン
ココカラファインは、化粧品や美容アイテムに力を入れている店舗が多く、ピアッサーの取り扱いも比較的安定しています。
店舗の規模によっては、透明な樹脂製のファーストピアスがセットになった、目立ちにくいピアッサーが売られていることもあるため、学校や職場で目立たせたくないという方には特におすすめです。
- 特におすすめの客層：目立たない透明ピアッサーを探している方
ウエルシア薬局
TポイントやWAON POINTが貯まることで有名なウエルシア薬局も、一部の店舗でピアッサーを取り扱っています。ウエルシアは生活用品のラインナップも豊富なので、日用品の買い物ついでにピアッサーも購入できるのが便利ですね。
ただし、ウエルシアは地域や店舗によって品揃えの差が大きい傾向があるため、確実に手に入れたい場合は、事前に電話で問い合わせてみるのが一番確実な方法かもしれません。
購入前にチェックしたいこと
どのお店に行くにしても、以下の点は事前にチェックしておくとスムーズです。
- 取り扱い商品の在庫：週末など需要が高まる時期は売り切れている可能性もあります。
- ファーストピアスの素材：金属アレルギーが心配な方は、チタン製や医療用樹脂製があるか確認しましょう。
- ゲージサイズ：一般的に耳たぶは16Gですが、厚い耳たぶの方や、少し太めに開けたい方はゲージサイズも確認が必要です。
最寄りの店舗の取り扱い状況を調べるには、各ドラッグストアの公式サイトで「ピアッサー」と検索してみるのも一つの手です。または、実際に店舗に行った際に、美容関連商品の陳列棚やレジ裏などを探してみてくださいね。
【徹底比較】薬局で買えるピアッサーの価格帯とメーカー別特徴
薬局でピアッサーを探す際、「どれも同じに見えるけど、何が違うの？」と疑問に思う方もいるでしょう。ここでは、薬局でよく見かける代表的なピアッサーのメーカーと、その価格帯、特徴を比較してご紹介します。どのピアッサーを選ぶか迷った時の参考にしてくださいね。
よく見かける主要メーカー
薬局やドラッグストアで取り扱いが多いのは、主に以下の2つのメーカーの製品です。これらのメーカーは、長年にわたり安全性の高いピアッシングツールを提供しており、初心者でも安心して使える工夫がされています。
JPS株式会社 (ジェイピーエス)
JPS社のピアッサーは「ピアッサー専門メーカー」として非常に有名です。製品のラインナップが豊富で、特に「瞬間ピアッサー」と呼ばれる、バネの力で一瞬でピアスを開けられるタイプが人気です。
- 特徴：
- 医療用具として承認されており、安全性が高い。
- ピアッシング時の痛みが少ないよう設計されている。
- 金属アレルギー対応の素材（チタン、医療用ステンレス）が充実している。
- 透明ピアッサー（医療用樹脂製）の取り扱いもある。
- 価格帯：1,500円～2,500円程度
特に、初めてピアッシングする方や、痛みに弱い方には、JPSの製品を選ぶことをおすすめします。価格は少し高めかもしれませんが、その分、失敗のリスクを減らし、安心感を得られるでしょう。
セーフティピアッサー（メーカー名ではなく商品の総称の場合が多い）
「安全ピアッサー」という名前で売られているものも多く、比較的安価で手に入るのが特徴です。薬局のプライベートブランド（PB）や、提携メーカーの商品として並んでいることもあります。
- 特徴：
- シンプルな構造で、使い方がわかりやすい。
- 価格が手頃で、試しに開けてみたいという方に最適。
- 多くは医療用ステンレス製またはチタン製。
- 価格帯：980円～1,500円程度
ただし、安価なピアッサーの中には、バネ式ではなく手動で押し込むタイプもあり、ピアッシングに少し力が必要な場合があります。パッケージの説明をよく読み、ご自身が扱いやすいタイプを選ぶようにしましょう。
価格帯別の比較表
| 価格帯 | 主な特徴 | 適している人 |
| ～1,500円 | シンプルな構造、基本的な医療用素材（ステンレス） | 初めてのピアッシングで予算を抑えたい、シンプルな機能で十分な方 |
| 1,500円～ | 高性能バネ式（瞬間ピアッシング）、チタンや樹脂など高品質な素材、デザインが豊富 | 痛みを最小限に抑えたい、金属アレルギーが心配な方、特定の素材を求める方 |
このように、価格帯が上がるほど、「ピアッシングのしやすさ」「素材の安全性」「ファーストピアスのバリエーション」といった付加価値が高まる傾向にあります。ご自身の耳の厚さや肌質、そして予算を考慮して、最適なピアッサーを選んでくださいね。
なぜ一部の薬局ではピアッサーを取り扱っていないのか？
先ほど「多くの薬局で買える」とお伝えしましたが、残念ながら、すべての薬局・ドラッグストアでピアッサーが売られているわけではありません。特に、あなたが立ち寄ったお店にピアッサーが見当たらなかった場合、「なぜだろう？」と疑問に思いますよね。
衛生・医療用品としての管理の難しさ
ピアッサーは、厳密には「針」を使う医療機器です。そのため、薬局側には、在庫管理や陳列方法に関して、通常の雑貨とは異なる衛生基準や、医療機器としての管理体制が求められます。
小規模な個人経営の薬局や、医療品中心の調剤薬局などでは、こうした医療機器の在庫を抱えること自体を避けているケースがあります。管理コストや手間を考えると、取り扱いをしないという判断になるのです。
店舗のコンセプトや客層の違い
ドラッグストアチェーンであっても、店舗の立地やコンセプトによって、商品のラインナップは大きく異なります。
- 調剤に特化した店舗：高齢者や慢性疾患を持つ方が主な顧客層の場合、ピアッサーのような若者向けの美容商品は優先度が低くなります。
- 都市部の小型店舗：陳列スペースが限られているため、回転率の高い医薬品や日用品にスペースを割き、ピアッサーのようなニッチな商品は置かない判断をすることがあります。
- 地方のロードサイド店：比較的スペースが広く、多様な商品を取り揃えているため、ピアッサーの取り扱いがある可能性が高くなります。
つまり、その薬局が「何を売ることに重点を置いているか」によって、ピアッサーの有無が決まることが多いのです。
年齢確認（未成年者への販売）の問題
ピアッシングは、身体に傷をつける行為であり、特に未成年者が行う際には保護者の同意が必要です。
多くの薬局では、ピアッサーの販売時に年齢確認を徹底しています。しかし、スタッフの教育や、販売時のトラブル（年齢詐称など）を避ける目的で、レジでの確認作業の手間やリスクを考慮し、あえて取り扱いをやめている店舗も存在します。
特に、アルバイトやパートスタッフが多い店舗では、責任の所在が曖昧になりがちな商品を避ける傾向があると言えるでしょう。
もし最寄りの薬局で見つからなかった場合は、大型のドラッグストアや、コスメ・美容コーナーが充実している店舗に足を運んでみることをおすすめします。どうしても見つからない場合は、ネット通販を利用するのが一番手間がかかりません。
ピアッサーを買うならいつ？薬局でのベストな購入タイミング
ピアッサーを買うタイミングは、実は非常に重要です。適切な時期にピアッシングをすることで、ホールが安定しやすく、トラブルも起きにくいと言われています。「思い立ったらすぐ！」も良いですが、いくつかのポイントを押さえて計画的に購入・実行しましょう。
ホール安定期間を考慮した長期休暇前
ピアスホールが完全に安定するまでには、一般的に耳たぶで約1〜2ヶ月、軟骨だと約3〜6ヶ月かかると言われています。この期間はファーストピアスを外したり、頻繁に触ったり、激しい運動で引っ掛けたりすることは避けるべきです。
そのため、ピアッサーを購入するベストタイミングは、夏休みや冬休みなどの長期休暇が始まる直前です。
- メリット：
- 学校や職場でピアスを隠す必要がない。
- プールや温泉など、雑菌が入りやすい場所を避けられる。
- 自宅でゆっくりと過ごせるため、体調管理がしやすい。
特に学生さんは、夏休みを利用してピアッシングを行い、休み明けにはホールが安定し始めている、という状態を作るのが理想的です。
比較的涼しい季節を選ぶ
意外かもしれませんが、ピアッシングは「夏」よりも「涼しい季節」の方が適しているとされています。
| 季節 | ピアッシングへの影響 |
| 夏 | 汗をかきやすく、ホール周辺が蒸れやすい。雑菌が繁殖しやすく、化膿のリスクが高まる。 |
| 冬 | 空気の乾燥により肌の再生能力が低下しがち。マフラーや厚手の服で引っ掛けるリスクがある。 |
| 春・秋 | 気温が安定しており、汗や乾燥の心配が少ないため、最もホールが安定しやすい時期。 |
もしあなたがアレルギー体質だったり、肌が弱いと感じているなら、夏や冬の極端な季節を避け、春休みや秋の連休前を狙ってピアッサーを購入するのが賢明です。
体調が万全な時
ピアッシング当日の体調は、その後のホールの安定に大きく影響します。体調が優れない時や、睡眠不足の時は、体の免疫力が低下しており、炎症を起こしやすかったり、治癒が遅れたりする可能性があります。
ピアッサーを購入したら、焦らずに、十分に睡眠をとり、栄養のある食事をした翌日にピアッシングを行うようにしましょう。お酒を飲んだ後や、体調不良が続いている時、ストレスが溜まっている時は絶対に避けてください。
薬局で購入する際は、こうしたスケジュールを立ててから、余裕をもって必要なピアッサーとケア用品を揃えるのが成功の秘訣です。
薬局以外でピアッサーを購入できる場所はどこ？
もし近所の薬局にピアッサーが売っていなかったり、薬局では見かけない特殊なピアッサーが欲しくなったりした場合は、他の販売場所を検討してみましょう。薬局以外にも、ピアッサーを取り扱っている場所は意外とたくさんあります。
バラエティショップ（ロフト、東急ハンズなど）
ロフトや東急ハンズ、あるいは「PLAZA」のようなバラエティに富んだ商品を扱うお店は、ピアッサーを探す上で最も品揃えが豊富な場所の一つです。
- メリット：
- ファーストピアスのデザインやカラーバリエーションが豊富。
- 軟骨用やへそ用など、特殊な部位用のピアッサーも見つかることがある。
- ピアス関連のアクセサリーやケア用品が同じコーナーで揃えられる。
- デメリット：薬局よりも価格設定がやや高めの傾向があります。
特に、ファーストピアスのデザインにこだわりたい方や、珍しい色のピアッサーを探している方には、バラエティショップがおすすめです。試供品はありませんが、パッケージを見比べながらじっくり選べるのが魅力ですね。
ディスカウントストア（ドン・キホーテなど）
ドン・キホーテのようなディスカウントストアも、ピアッサーの定番の販売場所です。
ドン・キホーテのピアッサー売り場は、価格帯が幅広く、安いものから高機能なものまで揃っているのが特徴です。また、夜遅くまで営業している店舗が多いので、「急に今すぐ開けたくなった！」という時に駆け込めるのが大きな利点です。
ただし、陳列方法が薬局ほど厳密ではない場合もあるため、購入する際は、パッケージが破損していないか、医療機器としての認証番号が記載されているかなどをしっかりとチェックするようにしましょう。
ネット通販（Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング）
今や何でも手に入るネット通販は、ピアッサー購入の最も確実な方法の一つです。
- メリット：
- 種類が圧倒的に多い：薬局や店舗にはない、細かなゲージサイズや特殊な形状のピアッサーも見つかります。
- 口コミを確認できる：実際に使用した人のレビューを参考に、痛みの少なさや使いやすさを比較検討できます。
- 価格比較が簡単：複数のショップの価格を瞬時に比較し、最安値で購入できます。
特に、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでは、信頼できるメーカーのピアッサーが豊富に取り扱われており、モモストアとしてもおすすめです。実店舗で見つからなかった場合は、ぜひ活用してみてください。
医療用と市販品の違いは？ピアッサーの種類とファーストピアスの選び方
ピアッサーを選ぶ際、「医療用」や「市販品」といった言葉を目にしますが、これらの違いや、ピアッサーの構造、そして最も重要なファーストピアスの素材について解説します。ここを理解しておけば、より安全に、そしてアレルギーの心配なくピアッシングができますよ。
「医療用」と「市販品」の明確な違い
実は、ピアッサーにおける「医療用」という言葉は、主に以下の2つの意味合いで使われることが多いです。
- 医療機器としての承認を受けている：
日本の厚生労働省が定めた基準をクリアし、「医療機器製造販売認証番号」を取得している製品。これは安全性が確認された証であり、薬局やドラッグストアで売られているピアッサーのほとんどがこの認証を受けています。 - 素材が医療現場で使用されるもの：
ファーストピアスや針の部分に「医療用ステンレス（サージカルステンレス）」や「チタン」など、体内に埋め込む器具にも使われるアレルギー性の低い素材を使用しているもの。
一方、「市販品」という場合でも、ドラッグストアで売られているものであれば、安全性は高いと思って大丈夫です。重要なのは、パッケージに「医療機器承認番号」が記載されているかどうかを確認することです。これが安全なピアッサーを選ぶ上での最も重要なチェックポイントです。
ピアッサーの主な種類（機能別）
| 種類 | 特徴 | メリット・デメリット |
| バネ式（瞬間式） | バネの力で一瞬でピアッシングが完了するタイプ。 | 痛みが少ない。位置ズレしにくい。ただし、構造が複雑で価格が高め。 |
| 手動押し込み式 | 自分で最後まで力を込めて押し込むタイプ。 | 構造がシンプルで安価。ただし、力が入りすぎたり、途中で止まってしまったりするリスクがある。 |
| 透明ピアッサー | ファーストピアスが医療用樹脂でできているタイプ。 | 目立たない。金属アレルギーの心配が少ない。ただし、金属製より強度が劣るため、取り扱いに注意が必要。 |
ファーストピアスの素材選び
ピアッシング後のホールを安定させるための約1ヶ月間、ずっと身につけているのがファーストピアスです。素材選びを間違えると、アレルギーや炎症の原因になるため、慎重に選びましょう。
- 純チタン・チタン合金：
医療現場でも使われる素材で、金属アレルギーのリスクが最も低いとされています。体への負担が少ないため、肌が敏感な方に最適です。 - 医療用ステンレス（サージカルステンレス 316L）：
サビにくく耐久性に優れており、コストパフォーマンスが高い素材です。ただし、微量のニッケルを含む場合があるため、過去にステンレスでアレルギーが出たことがある方は避けた方が良いでしょう。 - 医療用樹脂：
透明で目立ちにくく、金属を一切含まないため、金属アレルギーの心配がありません。一時的にホールを維持したい方や、アレルギー体質の方に選ばれています。
ご自身の肌質やライフスタイルに合わせて、最適な素材を選んで、安全なピアッシングに備えてくださいね。
失敗しない！薬局ピアッサーを選ぶときのチェックポイント
薬局の棚には様々なピアッサーが並んでいます。いざ購入しようと思っても、「どれを選べばいいの？」と迷ってしまうかもしれません。ここでは、ピアッシングを成功させるために、薬局でピアッサーを選ぶときに必ずチェックしてほしい5つのポイントを解説します。
チェックポイント1：ピアッシング部位と対応ゲージ
まず、どの部位にピアスを開けるかによって、必要なピアッサーは異なります。
- 耳たぶ（ロブ）：ほとんどの薬局ピアッサーが対応しています。ゲージは16G（太め）か18G（細め）が一般的です。
- 軟骨（ヘリックスなど）：軟骨は耳たぶよりも厚く硬いため、専用の軟骨用ピアッサーが必要です。薬局では取り扱いがない場合もあるため、パッケージの記載を必ず確認してください。
ゲージ（G）の数字が小さいほど、ピアスの針は太くなります。初めての場合は、ホール安定後のつけ外しがしやすい16Gを選ぶのが無難ですが、細めのピアスをつけたい場合は18Gを選びましょう。
チェックポイント2：ファーストピアスの素材とデザイン
先述の通り、素材はアレルギー対策として最重要です。自分の肌質に合わせて、チタン、医療用ステンレス、医療用樹脂のいずれかを選ぶようにしましょう。
また、ピアッサーにはファーストピアスが内蔵されていますが、このデザインをよく見てください。
- シンプルなボールタイプや立て爪タイプが、引っかかりにくく、ケアもしやすいためおすすめです。
- 透明な樹脂製ピアッサーは目立ちませんが、消毒液の種類によっては変質する可能性があるため、取り扱い説明書をよく読む必要があります。
チェックポイント3：ピアッシングの方式（瞬間式 vs 手動式）
これも重要なポイントです。
- 瞬間ピアッサー（バネ式）：「パチン！」という音とともに、一瞬でピアッシングが完了します。痛みが少なく、位置ズレの心配も少ないため、初めての方や臆病な方には絶対におすすめです。
- 手動押し込み式：自分でじわじわと力を入れて開けるため、途中で怖くなって止めたり、位置がズレたりするリスクがあります。
パッケージに「瞬間」「ワンタッチ」といった記載があるか確認しましょう。
チェックポイント4：滅菌保証と承認番号
繰り返しになりますが、ピアッサーが衛生的で安全に使用できるかを保証する情報です。
パッケージに「滅菌済」の表記と、「医療機器承認番号」（例：20700BZY00497000など）が記載されていることを確認しましょう。これがない製品は、安全性が保証されていない可能性があるため、購入を避けてください。
チェックポイント5：両耳用か片耳用か
ピアッサーは「1個入り」（片耳用）と「2個入り」（両耳用）があります。左右対称に開けたい方は、両耳用を購入するか、片耳用を2つ購入する必要があります。価格も異なるため、自分の目的に合った個数が入っているか確認してください。
これらのポイントを参考に、あなたにぴったりのピアッサーを見つけてくださいね！
【超重要】ピアッシング前に知っておきたい薬局ピアッサーの注意点
薬局でピアッサーを購入し、いよいよ自分で開ける準備ができた！という時が一番ワクワクしますが、その前に、安全でトラブルのないピアッシングを成功させるために、絶対に守ってほしい注意点があります。これを知らないと、せっかく開けたピアスホールが台無しになるかもしれませんよ。
注意点1：事前のマーキングは入念に
ピアッサーを使うと一瞬で穴が開きますが、一度開けてしまうと位置の修正はできません。「この位置で開けたい」という場所は、必ず油性ペンなどでしっかりとマーキングし、鏡で何度も確認しましょう。
- ポイント：
耳たぶの厚さに対して中央を狙うのが基本です。特に、耳たぶの端すぎる位置は、ピアスが引っかかりやすくなったり、耳たぶが裂けやすくなったりするリスクがあります。 - チェック方法：
マーキング後、左右対称になっているか、正面からだけでなく、横や後ろからも確認してください。
注意点2：必ず清潔な環境で行う
ピアッシングは一種の傷をつける行為です。雑菌が入ると化膿や炎症の原因になります。
- 手：ピアッサーを持つ手は、石鹸で丁寧に洗い、消毒用アルコール（もしあれば）で除菌しましょう。
- 耳：ピアッシングする部位も、市販の消毒液（傷薬用など）で拭き取り、清潔に保ちましょう。お風呂上りの清潔な状態で行うのがベストです。
- ピアッサー：ピアッサー自体は滅菌済みですが、パッケージから出したらすぐに使用し、清潔な状態を保ちましょう。
注意点3：一度セットしたら引き返さない！
瞬間ピアッサーを使用する場合、トリガーを握り始めたら、途中で止めてはいけません。中途半端な力で止めてしまうと、ピアスの針が耳たぶの途中で止まってしまい、二度開け直す羽目になる可能性があります。
ピアッサーを耳たぶに当て、位置を最終確認したら、「一気に、ためらわずに」最後までトリガーを握りきることが成功の鍵です。「パチン！」という音がしたら成功です。
もし自分でやるのが怖い場合は、友達や家族に手伝ってもらうか、いっそのこと病院で開けてもらうことも検討しましょう。安全が最優先です。
注意点4：ピアッシング後の飲酒・入浴は控える
ピアッシング当日は、アルコール摂取は避けてください。飲酒は血行を良くし、開けた部分から出血しやすくなったり、腫れがひどくなったりする原因になります。
また、当日の激しい運動や、長時間の入浴（特に湯船に浸かること）も避け、シャワーで済ませるようにしましょう。清潔を保つことは大切ですが、傷口を濡らしすぎたり、刺激を与えすぎたりするのはNGです。
これらの注意点をしっかりと守って、快適なピアッシングに挑戦してくださいね！
アフターケア用品も一緒に！薬局で揃えるべきアイテムリスト
ピアッサーを購入して無事にピアッシングが完了したら、次に重要になるのが「アフターケア」です。このケアを怠ると、せっかく開けたホールが化膿したり、安定が遅れたりする原因になります。薬局やドラッグストアは、ピアッサーだけでなく、ケア用品も豊富に取り揃えているため、ぜひ一緒に購入してしまいましょう！
専用の消毒・洗浄液
最も重要なアイテムは、ホールを清潔に保つための専用の洗浄液です。一般的な傷薬の消毒液でも代用できそうですが、ピアスのホールは特殊な環境にあるため、ピアスホール専用のケア用品を選ぶことを強くおすすめします。
- おすすめのタイプ：
ジェルタイプや泡タイプの洗浄液。これらは洗浄力がマイルドで、皮膚への刺激が少なく、保湿成分が含まれているものもあります。 - 使用方法：
お風呂に入る際、石鹸で手を洗った後、洗浄液を耳たぶにつけ、ファーストピアスを前後に動かしながら優しく洗います。ゴシゴシ洗うのではなく、泡でホール内の汚れを浮き上がらせるイメージで行うのがポイントです。
注意点：強いアルコール消毒液は、ホール周辺の皮膚を乾燥させ、かえってトラブルの原因になることがあります。必ず専用のもの、または刺激の少ないものを薬局の薬剤師さんに相談して選びましょう。
綿棒やガーゼ（清潔なもの）
洗浄後、ホール周辺の水分を拭き取るために必要です。普通のタオルだと繊維が引っかかったり、雑菌が付着したりする可能性があるため、清潔な綿棒や、滅菌されたガーゼを使って優しく水分を吸い取るようにしましょう。
保湿剤（乾燥が気になる場合）
ホール周辺がカサカサして乾燥が気になる場合は、ワセリンなどの油分の少ない保湿剤を少量塗ることで、皮膚の再生を助け、外部の刺激から守ることができます。ただし、塗りすぎると汚れがたまりやすくなるので、薄く伸ばす程度に留めてください。
軟膏（トラブル時用）
万が一、ピアッシングした部分が赤く腫れたり、軽い痛みが出たりした場合のために、抗生物質入りの軟膏を常備しておくと安心です。薬局で「ピアスのトラブルに使いたい」と相談すれば、適切な市販薬を紹介してもらえるはずです。
これらのケア用品をピアッサーと一緒に購入し、毎日欠かさずケアを行うことで、あなたのピアスホールはきっと早く綺麗に安定するはずです。アフターケアはピアッシング成功の半分以上を占めると言っても過言ではありませんよ！
ピアッサー購入後の流れ！正しい使い方と注意すべきこと
ピアッサーを無事購入し、いよいよピアッシング当日を迎えるわけですが、「どうやって使うんだろう？」「本当に一瞬で開くの？」と不安に思う方もいるでしょう。ここでは、ピアッサーの使い方から、ピアッシング後の初期対応まで、一連の流れを解説します。落ち着いて手順を踏めば、誰でも簡単に成功できますよ！
Step 1：位置の決定とマーキング
ピアッシングを始める前に、鏡を見て理想の位置を決定します。前述の通り、油性ペンや専用のマーキングペンで、狙いを定めた場所に小さく点を打ちます。
重要：耳たぶを触って、しこりや血管がないかを軽く確認しましょう。特に耳たぶの縁や硬い部分を避けるように、柔らかい場所を選ぶのがコツです。
Step 2：ピアッサーの準備と耳の消毒
手をきれいに洗い、耳たぶを清潔な消毒液で優しく拭き取ります。ピアッサーはパッケージから出し、マーキングした点に、ピアッサーの先端（ファーストピアス）が来るように慎重にセットします。
この時、ピアッサーが傾いていないか、耳たぶに対して垂直になっているかを、鏡で確認しながら調整してください。斜めに開くと、ホールの安定が遅れたり、ピアスが綺麗に見えなかったりする原因になります。
Step 3：ピアッシング実行！
深呼吸をして、心を落ち着かせます。位置に間違いがないことを確認したら、「一気に」「ためらわずに」トリガーを最後まで握り込みます。
「パチン！」という音が聞こえたら、ピアッシング完了です。ピアッサーがファーストピアスを装着し、自動的に外れるタイプがほとんどですが、外れない場合は説明書に従って慎重に取り外してください。
Step 4：ピアッシング直後の確認
ピアッサーを外したら、すぐに鏡でピアスの角度を確認し、キャッチ（留め具）がしっかりとピアスの後ろ側に装着されているかを確認します。出血がある場合は、清潔なティッシュやガーゼで優しく押さえてください。
ピアッシング直後は腫れることがあるため、キャッチはあまりきつく締めすぎず、耳たぶとの間に少し隙間を空けておくと、通気性が良くなり、腫れが引きやすくなります。
Step 5：日常のケアの開始
ピアッシングした日から、毎日のケアを開始します。基本は「清潔に保つこと」と「触らないこと」です。
- 入浴時：専用の洗浄液を泡立て、ホールを優しく洗い、シャワーで流します。
- 日中：ピアスを触りたい衝動に駆られますが、触るのは厳禁です。触ることで雑菌が侵入し、化膿の原因になります。
この流れで約1ヶ月〜2ヶ月間、ファーストピアスを外さずに過ごしましょう。この期間を乗り越えれば、素敵なピアスライフが待っていますよ！
薬局ピアッサーに関するよくあるQ&A
初めてピアッサーを使う方や、セルフピアッシングに不安がある方から、モモストアに寄せられることの多い質問をQ&A形式でまとめました。あなたの疑問もここで解決するかもしれませんよ！
Q1：ピアッサーは未成年でも買えますか？
A：法律上、未成年者がピアッサーを購入すること自体を禁止する規定はありませんが、多くの薬局や店舗では、トラブル防止のため自主的に年齢確認を行っています。
特に、18歳未満の方への販売を自粛している店舗や、保護者の同意書を求めるところもあります。事前に店舗に確認するか、保護者の方と一緒に購入に行くのが最もスムーズです。
Q2：ピアッサーは痛いですか？
A：感じ方には個人差がありますが、瞬間ピアッサーであれば、「一瞬チクッとする程度」で済むことが多いです。
痛みよりも、「パチン！」という大きな音に驚く方が多いかもしれません。注射のチクッとした痛みが、ほんの一瞬で終わるイメージです。手動式のピアッサーは、力を込める時間がある分、痛みを感じやすい可能性があります。
Q3：ピアスホールは開けた後、どのくらいで安定しますか？
A：一般的に、ホールの安定期間は以下の通りです。
- 耳たぶ（ロブ）：1ヶ月半〜2ヶ月
- 軟骨（ヘリックスなど）：3ヶ月〜6ヶ月
この安定期間が過ぎるまでは、ファーストピアスを外したり、付け替えたりすることは厳禁です。個人差やケアの状況によって前後しますので、最低でもこの期間はしっかりとケアを続けましょう。
Q4：金属アレルギーが心配です。薬局ピアッサーで大丈夫ですか？
A：金属アレルギーが心配な方は、必ず「純チタン製」または「医療用樹脂製」のファーストピアスが内蔵されたピアッサーを選んでください。
医療用ステンレスでも比較的アレルギーは出にくいですが、ニッケルなどの金属が含まれている可能性があるため、過去にアレルギー経験がある方は避けるのが賢明です。パッケージの素材表示をよく確認しましょう。
Q5：ピアッサーで開けた後、病院で診てもらうべきですか？
A：必ずしも診てもらう必要はありませんが、ピアッシングに強い不安がある方、またはピアッシング後に異常な腫れや痛みが続く場合は、すぐに皮膚科や提携している病院を受診することをおすすめします。
特に、耳たぶが熱を持ったり、黄色の膿が出たりした場合は、自己判断せずに専門医に相談してください。安心のためにも、購入前に近所にピアスのトラブルに対応できる病院があるか確認しておくと良いでしょう。
まとめ：薬局ピアッサーで気軽に安心なボディピアスライフをスタート！
さて、今回は「ピアッサーは薬局で売っているのか？」という疑問から始まり、購入できる店舗、選び方、そしてピアッシングの注意点まで、徹底的に解説してきました。
記事を通して、あなたが抱えていた不安や疑問が解消されたなら嬉しいです。
最後に、薬局ピアッサー購入のポイントをもう一度おさらいしましょう。
薬局ピアッサー購入の最終チェックリスト
- 販売場所：マツモトキヨシ、スギ薬局などの大手ドラッグストアの大型店なら高確率で取り扱いあり。
- 種類：痛みが少なく、失敗しにくい「瞬間ピアッサー」を選ぶこと。
- 素材：アレルギー対策として、チタンまたは医療用樹脂を選ぶこと。
- 安全性：パッケージの「医療機器承認番号」を必ず確認すること。
- アフターケア：専用の消毒・洗浄液を一緒に購入すること。
薬局やドラッグストアで手に入るピアッサーは、安全性が高く、初めての方でも使いやすいように工夫された商品ばかりです。自分で手軽にピアッシングに挑戦できる、心強い味方になってくれるでしょう。
もし近所の薬局で見つからなくても、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといったネット通販には、さらに多くの選択肢がありますから、諦めずに探してみてくださいね。モモストアも自信を持っておすすめできます。
計画的に、そして清潔な環境でピアッシングを行い、素敵なピアスライフをスタートさせてください。応援しています！
