大きいダンボールはどこに売ってる?サイズ別の販売店と選び方を徹底解説!

大きいダンボールはどこに売ってる?サイズ別の販売店と選び方を徹底解説!

引っ越しや大きな不用品の整理、フリマアプリでの超大物発送など、「とにかく大きなダンボールが欲しい!」と探している方は多いのではないでしょうか?
いざ探し始めると、どこのお店も標準サイズばかりで、なかなか特大サイズが見つからないんですよね。
この記事では、超大型ダンボールを確実に見つけるための具体的な販売ルートを、実店舗からネット通販まで詳しく解説します。
もうダンボール探しで迷うのは終わりにしましょう!

・超大型ダンボールが買えるお店はどこ?主要な販売店をチェック!
・ホームセンターのダンボール事情!特大サイズは店頭にある?
・ドン・キホーテやバラエティショップで「巨大ダンボール」は見つかる?
・100円ショップ(ダイソー・セリア)で買える一番大きいダンボール
・郵便局やコンビニで取り扱っているダンボールの最大サイズ
  1. 超大型ダンボールが買えるお店はどこ?主要な販売店をチェック!
    1. ホームセンター(カインズ・コーナン・DCMなど)の超大型ダンボール
    2. 通販サイト(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング)での品揃えとメリット
  2. ホームセンターのダンボール事情!特大サイズは店頭にある?
    1. 店頭在庫の限界と裏技的な購入方法
    2. ホームセンター通販サイトの活用術
  3. ドン・キホーテやバラエティショップで「巨大ダンボール」は見つかる?
    1. 梱包資材の取り扱い実態
    2. 空き箱を譲ってもらう交渉術
    3. ハンズやLoftでの取り扱い
  4. 100円ショップ(ダイソー・セリア)で買える一番大きいダンボール
    1. 100均ダンボールの最大サイズと用途
    2. 「規格外」のダンボールを探すなら
    3. ダイソーの特大収納ボックス(ダンボール製以外)
  5. 郵便局やコンビニで取り扱っているダンボールの最大サイズ
    1. 郵便局(ゆうパック)の最大サイズ
    2. コンビニ(ヤマト・佐川)の最大サイズ
  6. 【通販が最強】Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングで大型ダンボールを探すメリット
    1. 専門店ならではの圧倒的なサイズ展開
    2. 品質と価格の競争力
    3. 【必見】メルカリでの掘り出し物も!
  7. 引越し業者からもらえるダンボールは「無料」でお得?
    1. 引越し業者のダンボールのサイズと品質
    2. 引越し業者以外の利用法(難易度高)
    3. 不要になった大型ダンボールの処分方法
  8. 大型ダンボールを選ぶときの失敗しない3つのポイント
    1. ポイント1:用途に合わせた「配送業者の最大規格」を把握する
    2. ポイント2:強度を示す「フルート」の厚みをチェックする
    3. ポイント3:収納・保管目的の場合は「フタの形状」を重視する
  9. ダンボールのサイズ表記「〇〇サイズ」ってどういう意味?
    1. 「〇〇サイズ」は「三辺合計の長さ」のこと
    2. 「特大」の定義:160サイズを超えるか
    3. 特殊なサイズの表記(例:FBAサイズ)
  10. 大きいダンボールの値段相場を比較!最安値で買うならどこ?
    1. 160サイズダンボールの価格相場
    2. 200サイズ以上の超特大ダンボールの価格
    3. 「送料無料」ラインを意識して購入する
  11. 特大ダンボールを再利用するDIYアイデア3選
    1. アイデア1:子どもが大喜び!秘密基地(ハウス)を作る
    2. アイデア2:簡易的な「収納棚」や「目隠し棚」にする
    3. アイデア3:大型の「ポスターファイル」や「衣装ケース」
  12. 梱包資材(緩衝材・ガムテープ)も一緒に買える場所
    1. ホームセンターは資材調達の「実店舗最強」
    2. 通販サイトでの資材まとめ買いのメリット
    3. コンビニや100均は「応急処置」用
  13. すぐに欲しい!大型ダンボールを即日手に入れる方法
    1. 方法1:ホームセンターの大型店を「ハシゴ」する
    2. 方法2:Amazonの「当日お急ぎ便」を駆使する
    3. 方法3:近所のスーパーや家電量販店で「交渉」する
  14. 【裏技】大きいダンボールがない時に代用できるものは?
    1. 代用アイデア1:布団袋やビニールシート(衣類や布団用)
    2. 代用アイデア2:プラダン(プラスチックダンボール)を自作する
    3. 代用アイデア3:二つのダンボールを連結して使う
  15. まとめ:大きいダンボールの探し方・買い方の極意

超大型ダンボールが買えるお店はどこ?主要な販売店をチェック!

momo-store.jp

「大きいダンボール」と一言で言っても、その定義は様々ですよね。一般的に、宅配便の「160サイズ(三辺合計160cm)」を超えるものを指すことが多いですが、中には三辺合計200cmを超えるような「超特大」サイズを探している方もいるでしょう。
結論から言うと、この「超大型」は、一般的なコンビニやスーパーではまず取り扱いがありません。限られた専門的なルートを探す必要があります。
モモストアが調べた結果、主な購入ルートは以下の通りです。

【大きいダンボールの主な購入ルート】

  • ホームセンター(店舗:在庫次第、通販:豊富)
  • 通販専門サイト(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど)
  • 引越し業者(顧客向けサービスとして)
  • 梱包資材専門店(ネット通販がメイン)

この中でも、確実に、そして安く手に入れたいなら「通販専門サイト」が圧倒的に有利です。実店舗は店舗面積の都合上、どうしても標準サイズや引越し用の定型サイズが中心になりがちだからです。
とはいえ、「今すぐ欲しい!」という緊急性の高い場合は、実店舗も選択肢に入ります。それぞれの販売店について、詳しく見ていきましょう。

ホームセンター(カインズ・コーナン・DCMなど)の超大型ダンボール

ホームセンターは、大型ダンボールを求める方が最初に足を運ぶ場所の筆頭でしょう。広い店舗面積と、DIY・収納用品の取り扱いがあるため、期待値が高いですよね。
結論として、ホームセンターでは一般的な「120サイズ」や「140サイズ」は豊富に揃っていますが、三辺合計160cmを超える「特大サイズ」は、店舗によって在庫の有無が大きく異なります。
特に、大型の家具家電を梱包したい場合や、特殊な形状の物を送りたい場合は、店頭在庫に頼るのはリスクがあります。

【主要ホームセンターの大型ダンボール傾向】

ホームセンター名 大型ダンボール(160サイズ超)の在庫傾向 購入のポイント
カインズ 引越し用セットや定型サイズが中心。特大は通販サイト(カインズオンライン)の方が種類が豊富。 店頭で目的のサイズがない場合、オンラインストアをチェックするのが確実。
コーナン 引越し関連コーナーに、衣類用など少し大きめのサイズが置かれていることがある。 店舗面積の広い大型店を探すのがおすすめ。
DCM(カーマ・ホーマックなど) 資材コーナーに業務用に近いサイズの取り扱いがある場合がある。 複数枚セット販売が多い傾向にあるため、1枚だけ欲しい場合は割高になることも。

店頭で購入する際は、事前に電話で「三辺合計が〇〇cmのダンボールはありますか?」と確認すると二度手間になりません。
また、ホームセンターの店員さんに聞くと、配送サービスのカウンターで、特注サイズの注文を受け付けている場合もあるので、ダメ元で聞いてみるのも手です。
しかし、大型サイズのダンボールは、折りたたんだ状態でも車に入らないことがあるため、持ち帰りの手段も考慮する必要がありますね。

通販サイト(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング)での品揃えとメリット

前述の通り、「大きいダンボール」を確実かつ種類豊富に手に入れるなら、通販サイトが最も優秀な選択肢です。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手通販サイトでは、専門の梱包資材業者が多数出店しており、店舗ではまず見かけないような「規格外」の超特大サイズも簡単に見つけられます。

【通販サイトで大型ダンボールを買うメリット】

  • サイズが豊富:160サイズはもちろん、200サイズ、300サイズといった超特大サイズまで、詳細な寸法指定で検索可能。
  • 価格比較が容易:複数の専門業者やメーカーを比較でき、最安値を見つけやすい。
  • 自宅まで届く:持ち帰りの手間が一切不要。特に大きなダンボールは、運搬が大変なのでこれは最大のメリットです。
  • 品質の選択肢:二層強化ダンボール(ダブルカートン)など、強度が高いものを選べる。

特に、引越しシーズンや年末年始などの繁忙期は、店頭の在庫がすぐに売り切れることがあります。そんな時でも、通販サイトなら在庫切れの心配が少なく、安定して供給されているのが心強いですね。
モモストアの経験から言っても、サイズや強度にこだわりたい場合は、まずは通販サイトをチェックすることを強くおすすめします。

Amazonで超大型ダンボールを探す(外部リンク)

通販サイトは、個人の趣味のものを発送する際にも便利です。例えば、コスプレ用の大きな道具や、模型などの特殊な形状のアイテムを送るために、ぴったりなサイズのダンボールを見つけられるのは、通販ならではの強みと言えるでしょう。
また、通販サイトで「ダンボール専門」と検索すると、材質の厚さや耐久性をグラフ化して表示している業者も多く、中身の安全性に合わせて選べる点も大きな魅力です。
このように、店頭では手に入らない特殊なニーズに応えてくれるのが、通販サイトの「超大型ダンボール」の最大の利点です。

ホームセンターのダンボール事情!特大サイズは店頭にある?

「急いでいるから今日中に欲しい!」という時、頼りになるのはやはり実店舗ですよね。その中でも、大きな資材を扱っているホームセンターは、大型ダンボールの宝庫だと期待してしまいます。
しかし、先ほどもお伝えしたように、ホームセンターの店頭に置かれているのは、主に「引越し用」や「収納用」として需要の高い一般的なサイズが中心です。

店頭在庫の限界と裏技的な購入方法

ホームセンターが特大ダンボールの在庫を絞る理由は、主に「保管スペース」の問題です。
特大サイズのダンボールは、折りたたんだ状態でも場所を取るため、店舗の限られた陳列スペースに置くには効率が悪く、多くの店舗では最小限の在庫しか持たないか、最初から取り扱い自体をしていないこともあります。
どうしても店頭で特大サイズを見つけたい場合の裏技としては、以下の方法があります。

  • 1.大型家電コーナーの店員に聞く:冷蔵庫や洗濯機などの大型家電を搬入・設置した後の梱包資材(ダンボール)が残っている場合があります。廃棄する予定のものを譲ってもらえないか、丁寧に相談してみましょう。
  • 2.資材カットサービスカウンターに相談:ホームセンターによっては、資材のカットサービスを提供している場合があります。在庫のダンボールシート(大きな平面のダンボール)から、希望のサイズにカットしてもらい、自分で組み立てるという方法です。手間はかかりますが、規格外のサイズを確実に手に入れられます。
  • 3.業務用資材コーナーを徹底的に探す:DIYや建築資材を扱うコーナーの隅に、大型の「パット」や「シート」として、大きなダンボール素材が丸めて置いてあることがあります。これらを組み合わせて自作するのも一つの手です。

もちろん、これらの方法は店舗側の善意や在庫状況に依存するため、確実ではありませんが、緊急時には試してみる価値はあります。

ホームセンター通販サイトの活用術

店頭にない特大ダンボールも、カインズやコーナン、DCMなどが運営する「公式通販サイト」では取り扱っている可能性が非常に高いです。
例えば、「引越し 特大 ダンボール」や「200サイズ ダンボール」といったキーワードで検索すると、通販限定で販売されているプロ仕様の大型ダンボールが見つかります。

【ホームセンター公式通販のメリット】

メリット 詳細
ポイント利用 普段店舗で貯めているポイントを通販でも利用できる。
倉庫直送 店舗在庫とは別に倉庫から直接発送されるため、品切れの心配が少ない。
大量注文への対応 セット販売が多く、枚数をまとめて買うことで一枚あたりの価格が安くなる。

特に、引越しなどで数十枚単位で必要な場合は、ホームセンターの実店舗で買うよりも、公式通販のセット購入の方が、結果的に安く、かつ手間なく手配できることが多いです。
しかし、注意点として、公式通販サイトの場合、配送までに数日かかることが多いため、「今日中」には手に入らないことを理解しておく必要があります。計画的な購入が鉄則ですね。

緊急性が低い場合は、通販サイトをじっくり見て、品質や価格を比較し、最も適したダンボールを選ぶのがベストな方法でしょう。
ホームセンターのダンボール事情を詳しく調べる(外部リンク)

ドン・キホーテやバラエティショップで「巨大ダンボール」は見つかる?

ホームセンター以外だと、意外な穴場として期待してしまうのが、ドン・キホーテやLoft、東急ハンズ(現:ハンズ)などのバラエティショップですよね。なんでも揃っているイメージがありますが、実際はどうでしょうか?
結論から言うと、ドン・キホーテやバラエティショップで「超大型の新品ダンボール」を見つけるのは、ほぼ不可能と考えておいた方が良いでしょう。

梱包資材の取り扱い実態

これらの店舗が取り扱うのは、主に以下の二種類です。

  • 発送用小型ダンボール:メルカリやラクマなどのフリマアプリでの発送を意識した、ネコポスや宅急便コンパクトに対応する薄型・小型のダンボール。
  • 緩衝材・ガムテープ:プチプチ(気泡緩衝材)や布テープ、OPPテープなどの周辺資材。

つまり、あくまで「ちょっとした梱包」のためのサポート商品であり、「超大型の資材」は店舗の主軸商品ではないため、在庫を置くメリットがないのです。
もし、ドン・キホーテなどで大型のダンボールを探したいなら、「商品の空き箱」を交渉するしかありません。

空き箱を譲ってもらう交渉術

ドン・キホーテは特に商品の回転が速く、大型の家電や日用品の空き箱が頻繁に出ます。これらを狙って、ダメ元で交渉してみるのも一つの手段です。

【空き箱交渉のポイント】

タイミング 開店直後や閉店間際など、店員さんが比較的落ち着いている時間帯。
対象店舗 大型家電(テレビ、冷蔵庫など)の取り扱いがある、特に大型のドンキを選ぶ。
声かけ 「引越しで大きなダンボールを探しているのですが、大型家電の空き箱などで、破棄される予定のものがあればお譲りいただけませんか?」と丁寧にお願いする。
注意点 衛生的でない、または大きく破損している場合は諦める勇気も必要。

ただし、店舗によっては「防犯上の理由」や「業者による一括回収のルール」で、空き箱の提供を一切行っていない場合もあります。もし断られても、店員さんの業務の邪魔にならないよう、すぐに引き下がるのがマナーです。
時間と労力を考えると、やはり確実なのは通販サイトでの購入と言わざるを得ません。特に、プロ仕様の丈夫なダンボールが欲しいなら、通販一択でしょう。

ハンズやLoftでの取り扱い

ハンズやLoftは、DIY用品やクラフト用品が充実しているため、期待する方もいるかもしれません。
しかし、ここでもやはり、メインは「ホビー用」や「収納用」の中小サイズのダンボールであり、三辺合計160サイズを超えるような特大の発送用ダンボールは、ほとんど見かけません。
逆に、ハンズなどではダンボールの「カッター」や「テープのり」など、梱包をきれいに仕上げるための便利グッズが充実しているので、大型ダンボールは通販で手配し、周辺資材をこれらの店舗で揃えるという使い分けが賢明です。

このように、バラエティショップは楽しい場所ですが、大きなダンボールを探すのには向いていません。時間がない方は、Amazonや楽天市場などの通販サイトで、いますぐ「大きいダンボール」を検索してみましょう。

100円ショップ(ダイソー・セリア)で買える一番大きいダンボール

「とにかく安く済ませたい!」という場合、100円ショップのダイソーやセリアをチェックするのは自然な流れです。100円で特大ダンボールが手に入ったら、これほど嬉しいことはないですよね。
しかし、期待は裏切られます。ダイソーやセリアなどの100円ショップで、超大型ダンボールが売られていることは、残念ながらありません。

100均ダンボールの最大サイズと用途

100円ショップで販売されているダンボールは、主に以下の用途に特化しています。

  • フリマアプリ用:A4サイズ以下、ネコポスやゆうパケットに対応する薄型・小型サイズ。
  • 収納ボックス用:雑誌やファイル、衣類などを一時的に収納するための組み立て式ボックス。
  • 引っ越し用(小型):靴や本などの小物、重いものを入れるための比較的小さなサイズのセット販売。

ダイソーで最大級のサイズといえば、三辺合計が100〜120cm程度で、主に衣類や軽めの荷物を入れる用途のものです。これ以上のサイズになると、100円という価格設定では採算が合わないため、取り扱いが難しくなるのが実情です。

「規格外」のダンボールを探すなら

もし、100円ショップで規格外の「大きいダンボール」が欲しい場合は、以下の方法を試すしかありません。

【100均での代用・交渉術】

代用法 詳細
複数枚を連結する 100円で売っている大きめのダンボールを2〜3枚購入し、ガムテープで強力に連結・補強して、大きな箱を作り上げます。ただし、強度が落ちるので、重いものを入れるのは危険です。
梱包資材を購入 梱包用のプチプチやガムテープ、ひもなどを100円で購入し、スーパーなどで無料の空き箱を調達して補強に使うのが現実的。
レジで空き箱交渉 店員さんに、店舗で出る空き箱(商品の陳列に使われていたもの)を譲ってもらえないか聞いてみる。ただし、これも店舗ルールや在庫状況によります。

大型ダンボールを求めるのは、多くの場合、「中に大きな物を入れる」ためですよね。その場合、強度も重要になってきます。
100円ショップのダンボールは、材質が薄めのものが多いため、重い荷物や高価なものを発送する目的には、強度的に不安が残ります。
安全性を考慮するなら、やはり専門業者が扱う、しっかりとした厚みのある二重構造のダンボールを通販で手配するのが最も安心です。多少のコストをかけても、荷物が破損するリスクを避ける方が賢明でしょう。

ダイソーの特大収納ボックス(ダンボール製以外)

ただし、ダンボール製ではなく、プラスチック製の収納ボックス(ストレージボックス)なら、ダイソーでも大型のものが見つかることがあります。これは「発送用」ではなく「収納用」ですが、一時的な保管や、部屋の片付けには役立つかもしれません。

【ダイソー・収納ボックスのサイズ感】

  • 大容量ストレージボックス:約50cm×30cm×30cm程度の布製やプラスチック製。
  • フタ付きケース:プラスチック製の衣装ケースに近いもの(300円〜500円商品)。

これらはダンボールではないため、宅配便での発送には適しませんが、「とにかく大きな箱が欲しい」という目的だけなら、チェックしてみる価値はあります。
しかし、発送や引越しに使う場合は、素直に通販でプロのダンボールを手配するのが一番の近道です。

郵便局やコンビニで取り扱っているダンボールの最大サイズ

荷物を送る場所といえば、郵便局やコンビニ(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど)が思い浮かびますよね。これらの場所でも、ダンボール箱の販売は行われています。
しかし、ここでも「超特大サイズ」は残念ながら取り扱いがありません。

郵便局(ゆうパック)の最大サイズ

郵便局で販売されているダンボールは、主に「ゆうパック」の規格に合わせたものです。ゆうパックで送れる最大のサイズは、「170サイズ(三辺合計170cmまで)」です。
このため、郵便局で販売されているダンボール箱も、この170サイズに対応したものが最大となります。

【郵便局で販売されている主な箱】

名称 サイズ(目安) 特徴
ゆうパック箱(大) 三辺合計約120cm〜130cm程度 標準的な引越しや発送に適したサイズ。
特大サイズ(170) 三辺合計170cm以内 郵便局で取り扱える最大の規格。ただし、販売店舗が限られている場合があるため、事前に確認が必要。
エクスパック・レターパック箱 小型、規格が決まっている。 超大型ダンボールを探している方には不向き。

170サイズでも十分大きいですが、これを「超特大」と感じるかどうかは、送りたいものによります。もし、これ以上のサイズ(例えば200サイズや250サイズ)が必要な場合は、郵便局の取り扱い規格外となるため、他の配送業者(ヤマト便や佐川急便など)のサービスと、それに対応したダンボールを通販で手配する必要があります。

コンビニ(ヤマト・佐川)の最大サイズ

コンビニエンスストア(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど)は、ヤマト運輸や佐川急便の宅急便の受付窓口になっていることが多いですよね。このため、これらの配送業者の規格に合わせたダンボールが販売されています。

  • ヤマト運輸(宅急便):最大は160サイズ(三辺合計160cmまで)。コンビニで販売されている箱も、この規格に準じます。
  • 佐川急便(飛脚宅配便):最大は160サイズ(三辺合計160cmまで)。

つまり、コンビニで購入できるのは、原則として160サイズが最大となり、これ以上の超特大サイズの取り扱いはありません。
コンビニでの購入は、急ぎで標準サイズのダンボールが1〜2枚欲しい時には非常に便利ですが、大きなサイズを求める目的には合致しません。

もし、コンビニの空き箱を狙う場合は、店員さんの休憩時間などを避けて、忙しくない時間帯に声をかけるのが鉄則です。特に深夜帯は、空き箱の処分が済んでいない場合があり、チャンスがあるかもしれません。
郵便局のダンボール最大サイズをチェック(外部リンク)

【通販が最強】Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングで大型ダンボールを探すメリット

ここまでの話で、実店舗での「超大型ダンボール」探しがいかに難しいかがお分かりいただけたかと思います。そこで改めて、通販サイトがなぜ最強の選択肢なのか、そのメリットと具体的な探し方を掘り下げていきましょう。

専門店ならではの圧倒的なサイズ展開

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングには、多くの「ダンボール専門業者」が出店しています。これらの業者は、引越し業者や企業を主な顧客としているため、一般的な小売店では扱わないような「超特大サイズ」や「特殊サイズ」を常時在庫しています。

【通販で見つかる驚きのサイズ例】

  • 200サイズ(三辺合計200cm): 大型テレビや布団、大量の衣類などに最適。
  • 300サイズ以上: 特注品や家具、美術品などの発送に使われる規格外のサイズ。
  • ゴルフバッグ・釣り竿用:細長くて丈夫な特殊形状のダンボール。

実店舗では、そもそも規格外のダンボールを置くスペースがないため、これらのサイズは通販でしか手に入らない「通販限定品」だと思って間違いありません。

品質と価格の競争力

通販サイトは、全国の業者が価格と品質で競争しています。そのため、ユーザーは最安値の業者を簡単に見つけることができます。

  • 二層強化(Wフルート):通常のダンボールよりも厚く、強度が高いプロ仕様のものが手軽に購入できる。
  • トライウォール:非常に高い強度を誇る、重量物向けの三層強化ダンボールも選択肢に入る。

また、通販では、「10枚セット」「20枚セット」といったまとめ買いが基本となるため、結果的に一枚あたりの単価が安くなる傾向があります。引越しや大量の荷物整理を控えている方にとっては、コストパフォーマンスの面でも非常に優れています。

【必見】メルカリでの掘り出し物も!

新品にこだわらない場合、フリマアプリのメルカリやラクマなどもチェックしてみましょう。ここでは、「引越しで余った新品ダンボール」「新品同様の美品の空き箱」が出品されていることがあります。

  • メリット:通販よりもさらに格安で手に入る場合がある。すぐに発送してくれる出品者も多い。
  • デメリット:品質や在庫数が保証されない。超特大サイズは出品数が少ない。

「ちょっと変わったサイズのダンボールが1〜2枚だけ欲しい」というニーズには、メルカリなどのフリマアプリが意外な掘り出し物を見つけるチャンスになります。

引越し業者からもらえるダンボールは「無料」でお得?

引越しを控えている方にとって、引越し業者が提供してくれるダンボールは非常に魅力的な選択肢ですよね。なぜなら、多くの場合、引越し料金に含まれており、「実質無料」で手に入るからです。

引越し業者のダンボールのサイズと品質

引越し業者が提供するダンボールは、専門家が選定したものなので、品質は非常に高いです。

  • 強度:輸送中の衝撃に耐えられるよう、丈夫な素材(Wフルートなど)が使われていることが多い。
  • サイズ規格:標準サイズ(Mサイズ、Lサイズ)の他に、衣類をハンガーにかけたまま運べる「ハンガーボックス(超大型)」や、食器専用の小分けボックスなど、特殊な大型サイズも提供されます。

特に「ハンガーボックス」は、縦長で非常に大きく、一般の店舗ではまず販売されていない特注の大型ダンボールです。タンスの衣類をそのまま運べるため、洋服が多い方にとっては非常に便利です。引越しで超大型のダンボールが必要な場合は、業者が提供するボックスを最大限に活用しましょう。

引越し業者以外の利用法(難易度高)

「引越しではないけれど、引越し業者の頑丈なダンボールが欲しい」という方もいるかもしれません。

  • 交渉:引越し業者に問い合わせて、「ダンボールのみの販売」を行っていないか聞いてみる。業者によっては、資材として販売してくれる場合があります。
  • メルカリ/ジモティー:引越し後に余ったダンボールをフリマアプリや地域掲示板で譲る/売る人がいます。運が良ければ、業者ロゴ入りの丈夫なダンボールを格安で手に入れられるかもしれません。

しかし、多くの引越し業者は、ダンボールはあくまでサービスの一環として提供しているため、ダンボール単体での販売はしていないことが多いです。このため、引越し以外の目的で業者ダンボールを手に入れるのは、難易度が高いと言えます。

不要になった大型ダンボールの処分方法

引越しや大型荷物の整理が終わると、大量のダンボールゴミが出ます。超大型のダンボールは、そのままでは回収できない場合もあるので注意が必要です。

  • 解体:カッターやハサミを使い、必ず折りたたんで平らな状態にする必要があります。大型ダンボールの解体は力仕事なので、怪我のないよう注意しましょう。
  • 回収日:自治体指定の資源ごみの日や、古紙回収の日に出す。
  • 引越し業者の回収サービス:一部の引越し業者は、引越し後に不要になったダンボールを無料で回収してくれるサービスを提供しています。契約時に確認しておくと、処分が非常に楽になります。

引越し業者のダンボールサービスを比較する(外部リンク)

大型ダンボールを選ぶときの失敗しない3つのポイント

「大きい」というだけで選んでしまうと、いざ使おうと思った時に「規格オーバーで送れない」「重すぎて持ち上げられない」といった失敗につながりかねません。特に超大型のダンボール選びは、慎重に行う必要があります。
モモストアが考える、大型ダンボール選びで失敗しないための3つのポイントをご紹介します。

ポイント1:用途に合わせた「配送業者の最大規格」を把握する

最も重要なのは、「最終的にどの配送業者で送るのか」を決めることです。これによって、購入すべきダンボールの最大サイズが決まってきます。

【主要配送業者の最大サイズ(目安)】

配送業者 サービス名 最大サイズ(三辺合計)
ヤマト運輸 宅急便 160cmまで
佐川急便 飛脚宅配便 160cmまで
日本郵便 ゆうパック 170cmまで
佐川急便 飛脚ラージサイズ宅急便 260cmまで(超特大)
ヤマト運輸 ヤマト便(廃止)→家財宅急便など サービスによる(超特大は専用サービス)

もし、三辺合計が160cmや170cmを超える超特大サイズのものを送りたい場合は、佐川急便の「飛脚ラージサイズ宅急便」や、各社の引越し・家財輸送サービスを利用することになります。
ここで注意したいのが、サイズだけでなく「重量制限」も考慮することです。大型ダンボールは、ついつい大量に物を詰め込んでしまいがちですが、業者によっては「30kgまで」といった重量制限があります。これをオーバーすると、配送を拒否されたり、追加料金が発生したりする原因になります。
必ず、送る予定の荷物の合計重量を見積もり、その重量に耐えられる強度のダンボールを選ぶようにしましょう。

ポイント2:強度を示す「フルート」の厚みをチェックする

ダンボールの強度は、「フルート」と呼ばれる段(波状の部分)の厚みによって決まります。

  • Aフルート(厚さ約5mm):一般的によく使われる標準的なダンボール。
  • Bフルート(厚さ約3mm):比較的薄手で、小物の発送やギフト用に使われる。
  • Wフルート(厚さ約8mm)段が二重になっている強化ダンボール。重量物や壊れやすいものを送る、超大型ダンボールの定番。

大型ダンボールは、それだけ中身の重さや体積が増えるため、Wフルート(ダブルカートン)を選ぶことを強くおすすめします。特に、本や食器、金属製品などの重いものを送る場合は、Wフルートでないと底が抜けるリスクが高まります。
通販サイトでダンボールを購入する際は、必ず商品詳細に記載されている「材質」を確認し、「Wフルート」または「二重構造」と明記されているものを選ぶようにしましょう。価格は少し上がりますが、安心感には代えられません。

ポイント3:収納・保管目的の場合は「フタの形状」を重視する

発送目的ではなく、衣替えや書庫整理などの「長期保管」目的で大型ダンボールを使う場合は、フタの形状が非常に重要になります。

  • 観音開きタイプ(一般的な発送用):テープで封をする前提。何度も開け閉めするには不向き。
  • フタ付きタイプ(収納用):フタを差し込んで閉める形式。何度も開け閉めする、積み重ねて保管するのに最適。

長期保管の場合、ホコリの侵入を防ぎ、上に物を積み重ねられる「フタ付きタイプ」を選ぶべきです。また、湿気対策として、ダンボールの底に「プラダン(プラスチックダンボール)」を敷くなどの工夫をすると、大切な荷物を守ることができます。
収納・保管目的であれば、ホームセンターや無印良品などで販売されている、デザイン性の高い収納用ダンボールも選択肢に入ります。

大型ダンボールの強度と選び方について詳しく調べる(外部リンク)

ダンボールのサイズ表記「〇〇サイズ」ってどういう意味?

ダンボールを探していると、必ず目にするのが「100サイズ」「140サイズ」「160サイズ」といった表記ですよね。特に大型ダンボールを選ぶ際には、このサイズ表記のルールを理解しておくことが非常に重要です。

「〇〇サイズ」は「三辺合計の長さ」のこと

この「〇〇サイズ」というのは、「ダンボールの縦・横・高さ、三辺の長さを合計した長さ(cm)」を表しています。

【計算例】

  • ダンボールの寸法が「縦30cm、横40cm、高さ50cm」の場合、30cm + 40cm + 50cm = 120cm。これは「120サイズ」のダンボールとなります。
  • 「160サイズ」のダンボールは、三辺の合計が160cm以内であることを意味します。

なぜこの表記が使われるかというと、ほとんどの宅配便サービスが、この三辺合計の長さによって送料や取り扱い可否を決めているからです。このサイズが大きくなればなるほど、送料は高くなり、また、特定のサイズ(例:160cm超)を超えると、そもそも通常の宅配便では送れなくなります。

「特大」の定義:160サイズを超えるか

多くの配送業者が「宅急便」として取り扱える最大サイズは、160サイズまでです。このため、一般的に「大きいダンボール」とは140サイズや160サイズを指し、「超大型(超特大)ダンボール」とは160サイズを超えるものを指すことが多いです。

【超特大サイズ利用時の注意点】

  • 配送サービスが変わる:160サイズを超えると、「飛脚ラージサイズ宅急便」や「ヤマト便(旧)」などの専用サービスを利用する必要があり、送料が跳ね上がります。
  • 持ち込み場所:コンビニなどでは受け付けられず、営業所への持ち込みが必要になることが多い。
  • 料金:運送距離や重量によって料金が変動するため、事前にWebサイトでシミュレーションが必要です。

ダンボールを購入する際は、必ず「内寸」と「外寸」の両方をチェックしましょう。中に入れる荷物のサイズは「内寸」で、配送業者の規格チェックは「外寸」で行われます。特にギリギリのサイズを選ぶ際は、数ミリの差が配送トラブルにつながることもあるので注意が必要です。

特殊なサイズの表記(例:FBAサイズ)

一般的な三辺合計以外にも、特定の用途に合わせた特殊なサイズ表記があります。

  • FBAサイズ:Amazonのフルフィルメント by Amazon(FBA)に納品するためのダンボールの最大サイズ。この規格に合ったダンボールが、通販サイトでは多く販売されています。
  • A式/B式:ダンボールの形状を表す用語。A式はフタを被せる一般的な形状、B式は底が組立て式でテープ不要な形状などがあります。

これらの特殊な表記は、特定の目的がある場合にのみ意識すれば大丈夫ですが、もし通販サイトでこれらの用語を見かけたら、用途に合ったものか確認するようにしてくださいね。

大きいダンボールの値段相場を比較!最安値で買うならどこ?

大型ダンボールは、普通のダンボールに比べてサイズが大きい分、材料費も多くかかるため、当然ながら価格も高くなります。しかし、購入する場所や購入枚数によって、一枚あたりの単価は大きく変わってきます。

160サイズダンボールの価格相場

一般的に需要が高い「160サイズ」のダンボールを例に、購入場所別の価格相場を見てみましょう。(価格は変動するため目安です)

【160サイズダンボール 1枚あたりの価格相場】

購入場所 1枚あたりの相場(目安) 最安値で買うポイント
ホームセンター(店頭) 500円~800円 単品販売が基本だが、在庫が少ないため割高になりがち。
郵便局(170サイズ) 400円~600円 規格品のため品質は安定しているが、これ以上のサイズはない。
通販サイト(Amazon/楽天など) 300円~500円(※10枚セット購入時) セット購入の単価が圧倒的に安い。送料無料ラインを狙うとさらにお得。
メルカリなどのフリマアプリ 100円~300円(送料別) 送料込みだと割高になることもあるが、近所からの手渡しで送料を節約できる場合がある。

この表からも分かるように、最安値で手に入れるなら、通販サイトでの「まとめ買い」が圧倒的に有利です。

200サイズ以上の超特大ダンボールの価格

200サイズや250サイズといった超特大ダンボールになると、価格はさらに上がります。

  • 200サイズ:1枚あたり800円~1,500円程度。
  • Wフルート(二層強化):通常のシングルフルートよりも20%〜30%程度価格が高くなる。

超特大ダンボールは、生産ロットも小さく、製造コストも高くなるため、価格が倍以上になるのは仕方がないことですが、「ダンボールの厚みと強度」によって価格差が大きく出ます。
高価なものを送る場合は、多少高くてもWフルート(ダブルカートン)のものを、安価なものを送る場合はシングルフルートで済ませるなど、中身に応じて判断しましょう。

「送料無料」ラインを意識して購入する

通販サイトでダンボールを購入する際、送料は大きなコストになります。特に、大型商品は送料が高くなりがちです。
多くのダンボール専門業者は、「〇〇円以上の購入で送料無料」というラインを設定しています。

  • 必要な枚数よりも少し多めに購入して、送料無料ラインに乗せる。
  • ガムテープ、緩衝材などの周辺資材も一緒に購入して、合計金額を調整する。

この工夫をするだけで、結果的に一枚あたりの単価を下げることができます。どうせ使う資材なので、計画的にまとめて購入するのが、賢い買い方と言えるでしょう。

ダンボールの最安値比較サイトを探す(外部リンク)

特大ダンボールを再利用するDIYアイデア3選

無事に引越しや発送が終わった後、超大型ダンボールが大量に余ってしまうことがありますよね。そのまま資源ごみに出すのはもったいない!
特大ダンボールは、その大きさゆえに、ちょっとした家具や遊び道具に再利用できる「究極のDIY素材」になります。
モモストアがおすすめする、大型ダンボールの再利用DIYアイデアを3つご紹介します。

アイデア1:子どもが大喜び!秘密基地(ハウス)を作る

大型ダンボールの定番中の定番ですが、子どもにとっては最高の遊び場です。

  • 準備:カッター、ガムテープ(装飾用)、マジックペン、両面テープ。
  • 作り方
    1. 複数のダンボールをガムテープで強力に連結し、大きな箱状の空間を作る。
    2. カッターで窓やドアをくり抜き、安全のために切り口にテープを貼る。
    3. 外側をクレヨンやマジックでデコレーションしたり、壁紙や布を貼ったりする。
  • ポイントWフルートの丈夫なダンボールを使うと、さらに長持ちし、子どもがぶつかっても壊れにくいです。

子どもがいないご家庭でも、ペットの猫ちゃんやワンちゃんの「特大キャットタワー」や「広々ハウス」の土台として活用できます。ダンボールの保温性が高いので、寒い時期には特に喜ばれますよ。

アイデア2:簡易的な「収納棚」や「目隠し棚」にする

ダンボールは加工が簡単なので、簡易的な収納家具として活用できます。

【収納棚DIYのポイント】

用途 作り方
本棚(軽いもの) ダンボールの長辺を使って、板状に折りたたみ、四隅を補強して棚板を作る。
目隠し収納 特大ダンボールをそのまま使い、前面に布や壁紙を貼って、リビングのゴチャゴチャを隠す。
仕切りボックス 大きな箱の中に、小さいダンボール箱を組み合わせて、引き出し式の仕切りを作る。

ダンボールは軽いので、模様替えも楽々です。ただし、湿気には弱いので、水回りの近くや結露しやすい場所での使用は避けましょう。

アイデア3:大型の「ポスターファイル」や「衣装ケース」

特大ダンボールは、大きな平面を活かして、保管が難しい大型のポスターや作品、絵画などを丸めずに保管するファイルとして最適です。

  • ポスター保管:ダンボールを解体して、作品よりも少し大きなサイズにカットし、間に作品を挟んで保管する。(画材店などで売っているプラダンボードの代わりとして使えます)
  • 衣装ケース:衣替えで使う冬物コートなどの、かさばる衣類の一時的な保管ケースとして利用する。防虫剤を入れておけば、次のシーズンまで安心です。

特大ダンボールは、工夫次第で無限の可能性を秘めています。ゴミに出す前に、ぜひ一度、再利用のアイデアを考えてみてくださいね。

梱包資材(緩衝材・ガムテープ)も一緒に買える場所

大型ダンボールを手に入れたら、次に必要になるのが「梱包資材」ですよね。緩衝材(プチプチ)やガムテープ、ストレッチフィルムなど、資材が足りないと、せっかくの大きなダンボールも活かせません。
大型ダンボールと一緒に、これらの資材をまとめて買える場所をチェックしておきましょう。

ホームセンターは資材調達の「実店舗最強」

「今日中に資材が欲しい!」という場合、ホームセンターはやはり頼りになります。

  • 緩衝材:プチプチ(気泡緩衝材)は、ロール状のものや、小さな荷物用の袋状のものなど、様々な種類が豊富に揃っています。超大型ダンボールの底に敷くための大判サイズのプチプチシートも見つかることが多いです。
  • ガムテープ:布テープ(強度が高い)やOPPテープ(水に強い)など、色や粘着力のバリエーションが豊富。
  • ひも・ロープ:大型ダンボールを縛って持ち運びやすくするためのひもや、台車用のロープも充実しています。

ホームセンターの良いところは、梱包に必要なあらゆるものが「ワンストップ」で揃う点です。ただし、ダンボール本体は在庫が少ない場合があるので、事前に通販で購入し、資材だけをホームセンターで調達するという使い分けも有効です。

通販サイトでの資材まとめ買いのメリット

前述の通り、大型ダンボールは通販で買うのが最安値になりがちです。資材も一緒に通販でまとめ買いすると、さらにお得になります。

【通販で資材を買うメリット】

メリット 詳細
プロ仕様が手に入る エアークッション製造機や、業務用シュリンクフィルムなど、プロ向けの本格的な資材が購入可能。
送料無料調整 ダンボール本体と資材を合わせて、送料無料ラインに到達させやすい。
大型緩衝材 ダンボールの隙間を埋めるためのバラ緩衝材(発泡スチロールチップ)など、かさばる資材も自宅まで届く。

特に、超大型ダンボールを使う場合、中身を固定するための緩衝材も大量に必要になります。これらの資材を実店舗で買うと持ち帰りが大変なので、通販でまとめて配送してもらうのが最も手間いらずです。

コンビニや100均は「応急処置」用

コンビニや100円ショップでも、ガムテープや小型のプチプチは売っていますが、超大型ダンボールを梱包するには量が足りなかったり、強度が不足したりすることが多いです。

  • コンビニ:小型のOPPテープや、細いひもなど。あくまで「緊急でテープが必要になった」程度の用途。
  • 100均:小型の緩衝材や、シンプルな布テープ。大量に使うと割高になる。

大型ダンボールの梱包は、テープの貼り方や緩衝材の量で、荷物の安全性が大きく左右されます。ここはケチらず、質の良い資材をホームセンターか通販で調達することをおすすめします。

すぐに欲しい!大型ダンボールを即日手に入れる方法

「明日には発送しないといけないのに、ダンボールがない!」という時、一刻を争いますよね。通販サイトは便利ですが、配送に時間がかかるのがネックです。
超大型ダンボールを「今日中」に手に入れるための、現実的な方法をいくつかご紹介します。

方法1:ホームセンターの大型店を「ハシゴ」する

一番確実性が高いのは、やはりホームセンターです。

  • 戦略郊外にある超大型店舗や、業務用の資材を多く扱う店舗に絞って、何軒か電話で在庫確認をする。
  • 電話確認のポイント:「三辺合計が〇〇cmを超えるダンボールが1枚欲しいのですが、在庫はありますか?」と、具体的にサイズを伝えて確認する。
  • 注意点:在庫があっても、閉店時間までに間に合うよう、すぐに取りに行く必要があります。

特に、引越し業者が多く利用するような「プロ向けの資材館」を併設しているホームセンターは、超大型ダンボールを置いている可能性が高いです。

方法2:Amazonの「当日お急ぎ便」を駆使する

通販サイトの中でも、Amazonのプライム会員向けサービス「当日お急ぎ便」は、即日配送の切り札です。

  • 対象商品:当日お急ぎ便に対応しているダンボールは、在庫が流動的です。朝一番で検索し、プライムマークと「当日配送」の表示があるかを確認しましょう。
  • サイズ:160サイズまでは対応していることが多いですが、200サイズ以上の超特大は、当日配送の対象外になっていることが多いです。

もし、ギリギリ160サイズで収まる荷物であれば、午前中に注文を確定させれば、その日の夕方〜夜には届く可能性があります。ただし、地域によってサービス対象外の場合があるので、住所を入力して確認することが必須です。

方法3:近所のスーパーや家電量販店で「交渉」する

これは確実性はありませんが、費用ゼロで手に入れられる最後の手段です。

  • スーパー:商品の陳列に使われた、比較的大きな段ボール箱(野菜や飲料の箱など)を譲ってもらう。
  • 家電量販店:大型テレビや冷蔵庫の空き箱を譲ってもらう。
  • 倉庫型店舗(コストコなど):商品の陳列用に超大型のダンボールパレットを使っている場合があり、交渉次第では譲ってもらえる可能性がある。

重要なのは、「丁重に、忙しくない時間帯に」お願いすることです。また、スーパーなどで譲ってもらうダンボールは、規格サイズではないため、配送業者に持ち込む前に、必ず三辺合計を自分で計測しておきましょう。

【裏技】大きいダンボールがない時に代用できるものは?

あらゆる手を尽くしても、超大型ダンボールが手に入らない!そんな時、諦めるのはまだ早いです。
「ダンボール箱」という形にこだわらなければ、代用できる梱包資材はいくつか存在します。ただし、配送業者の取り扱いルールを熟読してから利用するようにしましょう。

代用アイデア1:布団袋やビニールシート(衣類や布団用)

衣類や布団、ぬいぐるみなどの「中身が柔らかく、破損の心配がないもの」を発送したい場合は、ダンボールにこだわる必要はありません。

  • 布団袋:ホームセンターや100円ショップでも販売されている、大容量の布製バッグ。
  • 特大ビニール袋:業務用ゴミ袋や、レジャーシートなどに包んで、ガムテープで厳重に補強する。

ヤマト運輸や佐川急便では、「袋状の荷物」も受付可能です。ただし、中身が出てこないように、継ぎ目がない布テープなどでしっかり密閉し、宛名ラベルを剥がれないように貼ることが重要です。
ただし、精密機器や壊れやすいものは絶対にこの方法を使わないでください。あくまで、衣類などの軽量で耐久性のあるものに限ります。

代用アイデア2:プラダン(プラスチックダンボール)を自作する

ホームセンターで販売されているプラダンは、ダンボールと同じくカッターで切断・加工が容易な素材でありながら、水に強く、耐久性も非常に高いのが特徴です。

  • 準備:プラダンシート(大判)、強力なガムテープ(布製がおすすめ)、カッター。
  • 作り方:プラダンを希望のサイズにカットし、ガムテープで箱の形に組み立てる。

プラダンは、ダンボールよりも価格が高くなりますが、耐久性の高い超大型の箱をすぐに自作したい場合には、非常に優れた代用品となります。特に、長期保管用の収納ボックスとしても、ダンボールより優秀です。

代用アイデア3:二つのダンボールを連結して使う

どうしても一つのダンボールでは収まらないが、規格外の超特大サイズを通販で買う時間がない場合、二つのダンボールを強力に連結して一つの荷物として送る方法があります。

  • 連結方法:サイズの近いダンボールを二つ用意し、強力なガムテープとPPバンド(梱包用ひも)で、上下、または左右から一体化させる。
  • 注意点:この方法は、配送中に分離するリスクがあるため、特に厳重な補強が必要です。また、配送業者が「異形(いけい)荷物」として取り扱う可能性があり、通常の荷物よりも料金が高くなったり、受付を拒否されるリスクもあります。

あくまで最後の手段として、中身が比較的軽くて丈夫なもの(例:発泡スチロール、軽いプラスチック製品など)に限定して使用しましょう。

まとめ:大きいダンボールの探し方・買い方の極意

「大きいダンボールはどこに売ってる?」という疑問に対する答えをまとめると、「超大型ダンボール(160サイズ超)は、通販サイトで買うのが最も確実で安く、手間もかからない」ということになります。

【購入場所の使い分け】

場所 得意なサイズ・用途 メリット
通販サイト 160サイズ〜300サイズ、Wフルート(二重強化) サイズ・品質が豊富。最安値、自宅配送。
ホームセンター 〜140サイズ、急ぎで欲しい標準サイズ 緩衝材など資材も一緒に調達可能。
郵便局/コンビニ 〜170サイズ(郵便局)、〜160サイズ(コンビニ)、規格内の発送用 手軽に買えるが、特大サイズはない。

もし、超大型ダンボールが必要になったら、まずはAmazonや楽天市場で「200サイズ ダンボール」と検索し、必要な強度(Wフルートなど)を選んでまとめ買いするのが、賢い方法です。
もうダンボール探しで時間を無駄にせず、快適な引越し・発送ライフを送りましょう!

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