【2025年最新版】のし餅はどこで買える？販売場所と通販の選び方を徹底解説！

新年のお祝いや、寒い季節に食べたくなるつきたての美味しいお餅！
自分で好きな大きさに切って楽しめる「のし餅」を探しているけれど、「どこに行けば確実に買えるの？」と迷っていませんか？

のし餅は、一般的な切り餅と違って販売期間や場所が限られていることが多く、特に年末は競争率が高くなるんです。
この記事では、スーパーやコンビニ、専門店、そして確実に入手できる通販まで、のし餅の購入先をモモストアが徹底的に調査しました！
これを読めば、あなたにぴったりの「つきたての味」を見つけることができますよ。

「のし餅」はどこで買える？主な購入場所を徹底リストアップ！

「のし餅」は、切り餅のように一年中どこでも買えるわけではありません。
特に「つきたて」の美味しいのし餅を求めるなら、購入先を絞って狙いを定める必要があります。
主な購入場所は、大きく分けて以下の4つのルートがあります。

購入ルート	特徴	販売時期
1. 専門店・餅屋	つきたて無添加の本格的なお餅。予約が確実。	通年（要予約）〜 年末限定
2. スーパー・量販店	手軽に買えるが、年末限定。大手メーカー品が中心。	12月上旬〜12月31日頃
3. 通販（ECサイト）	全国の有名店や産地からお取り寄せ可能。予約・配送手配が必要。	通年 or 年末予約（発送日限定）
4. 道の駅・産直所	地元の農家さんや和菓子屋さんが作ったものが並ぶ。入荷は不定期。	年末に集中（12月下旬）

購入場所によって「のし餅」の定義が違うって知ってた？

実は、「のし餅」と一口に言っても、購入する場所によってその状態や定義が少し違う場合があるんです。
専門店ののし餅は、文字通り「つきたてをそのまま平たく伸しただけの状態」で、自分で切る必要がある、いわば究極のフレッシュなお餅です。
添加物が少ないため、日持ちはしないものの、風味やコシの強さは格別！
一方、スーパーなどで見かける「手のし餅」といった商品名のお餅は、切り餅に近いパッケージで、すでにカットの目安のスリットが入っているものや、小さめのサイズで販売されていることもあります。
「とにかくコシの強い本物の味を楽しみたい！」という方は、専門店のお取り寄せを検討するのが一番確実で満足度が高いでしょう。
手軽さを重視するならスーパー、豊富な種類から選びたいなら通販サイトがおすすめです。

「のし餅」の販売期間が年末に集中する理由

なぜ、多くの場所で「のし餅」の販売が年末に集中するのでしょうか？
それは、のし餅が元々、お正月用の「のし飾り」や「鏡餅」を作るための基本の形であり、年末の餅つき文化と密接に関わっているからです。
特に、つきたてののし餅は保存料などが使われていない「生餅」ですから、常温ではせいぜい2〜3日しか日持ちしません。
そのため、多くの製造元やお餅屋さんは、お正月前の限られた期間に集中して製造し、販売を終えてしまうのです。
もし、お正月以外にのし餅が食べたくなった場合は、冷凍保存されたのし餅（冷凍状態で配送されるもの）や、通年注文を受け付けている老舗の専門店に問い合わせるのが唯一の手段となりますよ。

スーパーでの「のし餅」の取り扱いは？時期と種類を解説！

「やっぱり近所のスーパーでサッと買いたい！」という方も多いですよね。
スーパーでも、年末になると「のし餅」の取り扱いが始まりますが、その種類や販売状況は店舗や地域によってかなり差があります。
ここでは、スーパーでののし餅の取り扱いの実態について、詳しく見ていきましょう。

大手スーパー・量販店で買えるのし餅の種類

一般的な大手スーパー（例：ヤオコー、いなげや、イオン、イトーヨーカドーなど）では、主に以下の3つのパターンで「のし餅」が販売されます。

1. 大手メーカーの「手のし餅」
   たかの、サトウ食品といった有名メーカーが製造した、あらかじめスリットが入っていたり、小さめのサイズ（1kg未満）にパックされた商品です。
   これは、生餅ではなく、日持ちするように工夫された「切り餅の大型版」のようなイメージです。
2. 地元の餅屋・和菓子屋とのコラボ品
   地域密着型のスーパーの場合、地元の老舗の餅屋と提携し、年末の数日間限定で「つきたてのし餅」を店頭で予約販売または販売することがあります。
   このタイプは競争率が高く、予約開始直後に完売することも珍しくありません。
3. 産直コーナーのスポット商品
   スーパーに併設されている産直コーナーや地元野菜コーナーに、農家さんが作ったのし餅が少量だけ並ぶことがあります。
   これはまさに運との勝負！見つけたら即買いをおすすめします。

スーパーでの販売時期と購入のポイント

スーパーでののし餅の販売は、例外なくお正月前の12月下旬に集中します。
具体的には、クリスマスが終わった後の12月26日頃から31日にかけてがピークです。
この時期を逃すと、切り餅しか残っていない、という状況になりがちです。

スーパーで確実にのし餅を買うためのチェックリスト

時期	12月上旬からチラシやPOPをチェック
方法	サービスカウンターで「のし餅の予約はできますか？」と直接確認する。
商品	「生餅」「杵つき」といった表記があるものは、より本格的な味の可能性が高い。

特に年末の生鮮食品の予約（おせちやオードブルなど）が始まる頃に、のし餅の予約も同時にスタートすることが多いので、12月上旬のスーパーのチラシは要チェックですよ！

コンビニで「のし餅」は手に入る？大手3社の販売状況を調査

「急にのし餅が必要になった！」「仕事帰りにサッと寄れるコンビニで買えないかな？」
誰もが一度は考えますよね。そこで、コンビニでののし餅の取り扱い状況を調べてみました。

結論！大手コンビニで「のし餅」はほぼ売っていない

残念ながら、主要なコンビニエンスストア（セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど）では、通常の「のし餅」の取り扱いは非常に稀です。
コンビニが主に置いているのは、個包装された「サトウの切り餅」のような、長期保存が可能な商品です。
これは、のし餅が日持ちせず、年末の限られた時期にしか需要がないため、在庫管理が難しいというコンビニの特性に合わないからです。

年末でもコンビニで買える「お餅」の代替品

もしコンビニでお餅を探すなら、以下の商品が現実的な代替品となります。

1. 個包装の切り餅: これは通年販売されており、年末には大袋入りも充実します。
2. 鏡餅セット: 年末にはお供え用の小さな鏡餅セットが並びます。この中に小さな切り餅が入っていることがあります。
3. おしるこ/ぜんざい: インスタントやレトルトのおしるこ・ぜんざいには、丸餅や切り餅が入っている商品があります。

どうしてもつきたてののし餅が欲しい場合は、コンビニではなく、スーパーの「予約販売」や「和菓子専門店」を頼るのが賢明です。
もしお住まいの地域で特殊な販売情報があるかどうかは、Google検索で地域名を加えて確認してみると、思わぬ情報が見つかるかもしれませんよ。

ドラッグストアや100円ショップの状況は？

スーパーの次に手軽な購入先として、ドラッグストア（スギ薬局、マツモトキヨシなど）や100円ショップ（ダイソー、セリアなど）はどうでしょうか？

• ドラッグストア: 食料品を多く扱う店舗では、年末に切り餅の販売はありますが、「のし餅」そのものの取り扱いはほとんどありません。
• 100円ショップ: 基本的に個包装の切り餅や、小さなパックのお餅の取り扱いが中心です。のし餅のような大きなサイズのお餅は、まず見かけません。

やはり、のし餅は「専門性の高い商品」として認識し、専門店か通販、または大規模スーパーの年末予約に絞って探すのが成功の秘訣です。

専門店・和菓子屋さんの「のし餅」が美味しい理由と予約方法

「どうせ食べるなら、やっぱり一番美味しいのし餅が食べたい！」
そう思うなら、迷わず餅屋や和菓子屋さんなどの「専門店」に足を運びましょう。
彼らが作るのし餅は、素材、製法、鮮度のすべてにおいて別格なんです。

専門店のお餅が「格別」な3つの理由

専門店や老舗のお餅屋さんが作るのし餅は、一般のスーパーで売られているメーカー品とは一線を画します。その秘密は以下の3点にあります。

1. 厳選されたもち米と水
   多くの場合、産地や品種（例：新潟県産「こがねもち」、岩手県産「ヒメノモチ」など）にこだわった最高級のもち米を使用しています。
   また、餅の味を左右する水にもこだわり、もち米と水以外の添加物は一切使わない「無添加」を貫いているお店も多いです。
2. 伝統の「杵つき」製法
   機械ではなく、昔ながらの石臼と杵を使った「手返し」で餅をつくお店もあります。
   この製法は、もち米の粘りやコシを最大限に引き出し、よく伸びて歯切れの良い、なめらかな食感を生み出します。
3. 究極の鮮度「つきたて」
   専門店は、予約分に合わせて製造日を調整するため、購入客は文字通り「つきたて」の鮮度の高いお餅を受け取ることができます。
   この搗き立ての柔らかい状態は、自宅で切り分ける際にも適度な硬さになり、最高に美味しい状態で食べられます。

予約は必須！専門店での購入を成功させる方法

専門店でののし餅購入は、ほぼ予約が必須となります。
特に年末の最終週（12月28日〜31日）は、一年で最もお餅の需要が高まるため、予約をしないと手に入らない可能性が高いです。

専門店でののし餅予約・購入ステップ

ステップ1	11月〜12月上旬に情報収集: 店頭の告知、または公式サイトや電話で予約開始時期を確認する。
ステップ2	予約: 1枚あたりの大きさ（例：1升/2kg、2升/3.6kgなど）と、受け取り希望日を伝える。
ステップ3	受け取り: 指定された日時に店頭へ取りに行く（年末は大変混雑するため時間に余裕を持って）。

お店によっては、地方発送（通販）を受け付けている場合もあるので、遠方にお住まいの方はぜひ問い合わせてみてください。ただし、生餅の場合は送料やクール便代がかかることを覚えておきましょう。

道の駅や産直市場で「のし餅」を見つけるならココをチェック！

「地元産の安心できるお餅が欲しい」「観光ついでに美味しいのし餅を見つけたい！」
そんな方におすすめなのが、道の駅や地域の産直市場です。

道の駅ののし餅は「隠れた名品」の宝庫

道の駅や産直市場は、地元の農家さんや小規模な食品加工業者が作った商品が並ぶため、スーパーでは手に入らない珍しいのし餅に出会える可能性があります。

• よもぎ餅: 地元産のよもぎを混ぜ込んだ緑鮮やかなのし餅。
• 黒豆餅・豆餅: 豆の風味と塩気がお餅の甘さを引き立てるのし餅。
• 雑穀餅（うるう餅・たがね餅）: もち米とうるち米を混ぜて、粒々とした食感が楽しめるのし餅。

これらののし餅は、ほとんどの場合、地元の特産品のもち米（例：千葉県のマンゲツモチなど）を使用して作られており、品質も高いです。

産直市場での購入を成功させるための注意点

道の駅や産直市場でののし餅の購入は、いくつか注意が必要です。

1. 販売時期が読めない
   農家さんの都合や製造スケジュールによって、のし餅の入荷日が異なります。「〇日から販売開始」という明確な告知がない場合も多いです。
2. 数量限定
   専門店以上に製造量が限られているため、午前中に売り切れてしまうこともあります。
3. 保存方法の確認
   多くが添加物不使用の「生餅」なので、日持ちしません。購入したらすぐに冷蔵または冷凍庫に入れる必要があります。

「どうしても欲しい！」という方は、道の駅の公式ホームページやSNSをこまめにチェックするか、直接電話で入荷予定を確認してみましょう。
もし旅行の予定があるなら、お餅の名産地（新潟や東北地方など）の道の駅を調べてみるのも楽しいですよ！

【確実】Amazon・楽天など通販サイトで「のし餅」を買うメリット・デメリット

「近くに専門店がない」「年末は忙しくて買いに行けない」という方にとって、通販サイトはのし餅を購入する最も確実で便利な方法です。

通販サイトで購入する3つのメリット

1. 全国の有名店から選べる
   地理的な制約がなく、新潟の「こがねもち」や岩手の「ヒメノモチ」など、日本全国のブランドもち米を使ったお餅を自宅にいながら選ぶことができます。
2. 予約が簡単で確実
   予約期間や配送日が明確に記載されているため、店頭のように並んだり、売り切れでがっかりしたりする心配がありません。
   年末の配送日指定（12月28日〜31日）ができる商品も多く、計画的に購入できます。
3. 種類が豊富
   普通の白餅だけでなく、よもぎ餅、豆餅、スリット入りの「カットのし餅」など、バラエティ豊かな種類から選べるのも魅力です。

通販サイトで購入する際のデメリットと注意点

便利な通販にも、いくつか気をつけたいデメリットがあります。

• 送料とクール便代
  特に生餅を扱うお店の場合、クール冷蔵便またはクール冷凍便での配送となり、通常の送料に加えて数百円のクール便代がかかります。
• 配送日指定の制約
  年末の配送は物流が混み合うため、「12月30日出荷分」「12月31日午前着指定」など、日にちや時間帯の指定が厳密に決められている場合があります。必ず確認しましょう。
• メルカリなどの個人取引
  メルカリでものし餅が出品されることがありますが、食品の品質管理や鮮度の保証が難しいため、信頼できる店舗やメーカーが出品している公式サイト・正規のECサイトで購入することをおすすめします。

結論として、価格と利便性のバランスを考えると、楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングで評判の良い専門店の商品を選ぶのが、失敗のない「のし餅」購入の最適解と言えるでしょう。

「のし餅」の販売時期はいつから？年末の予約・購入スケジュール

のし餅を探し始めるのに最適な時期はいつでしょうか？
多くの人が「年末」と漠然と考えていますが、実は早めの準備が、美味しいお餅を手に入れるためのカギとなります。

最も販売が集中するのは12月26日以降

店頭での販売が本格的に始まるのは、クリスマスが終わった後の12月26日頃からです。
これは、多くのお餅屋さんが「つきたて」を提供するため、ギリギリのスケジュールで製造するためです。

【重要】のし餅を確実に手に入れるための年間スケジュール

時期	やるべきこと	備考
11月上旬〜中旬	情報収集開始	行きつけの餅屋や、目星をつけた通販サイトの予約開始日をチェック。
11月下旬〜12月上旬	予約完了	人気店やネット通販ではこの時期に予約が締め切られることが多い。
12月20日頃	スーパーのチラシ確認	スーパーの店頭でのし餅販売や予約受付が始まる最後のチャンス。
12月28日〜31日	受け取り・配送完了	生餅の場合は、受け取り後すぐに切り分け、冷凍保存の準備を！

予約をしなくても買えるのし餅はある？

予約を逃した場合でも、12月28日以降に大型スーパーや、年中無休で営業している道の駅の一部で当日販売されているのし餅に出会える可能性はあります。
しかし、これらの商品は「在庫限り」であり、販売日当日のお昼前には売り切れてしまうことがほとんどです。
特に、国産もち米100%の無添加のし餅は人気が高いため、朝一番で店頭へ行くくらいの意気込みが必要になります。

人気メーカー別！おすすめの「のし餅」ブランドと特徴比較

「のし餅」を選ぶ上で、もち米の品種やメーカーの製法は非常に重要です。
ここでは、特に評判の良いメーカーやもち米のブランドをいくつかご紹介します。

もち米の王様「こがねもち」と人気ブランドの比較

のし餅の原材料となるもち米の品種の中でも、新潟県産の「こがねもち」は「もち米の王様」と呼ばれる最高級品種です。
コシが強く、粘り、風味、舌触りのすべてにおいて優れており、多くの一流の餅屋が使用しています。

もち米品種	主な産地	特徴
こがねもち	新潟県	コシ、粘り、風味のバランスが最高級。最も人気があり、価格も高め。
ヒメノモチ	岩手県、北海道など	きめが細かく、粘りが強くてよく伸びる。関西地方での評価も高い。
マンゲツモチ	千葉県など	もっちりとした食感と、ほんのりとした甘さが特徴。

これらの品種の特徴を知っておけば、商品を選ぶ際に役立ちますね！
もち米の品種ごとの詳細や、その他のおすすめの品種についても、ぜひ検索して詳しく調べてみてください。

通販で人気の「のし餅」メーカー/製造元

通販サイトでレビュー評価の高い製造元を参考に、特徴をまとめました。

• 弁次郎商店（べんじろうしょうてん）
  お米屋さんならではのこだわりで、もち米の品質が高いと評判です。
  「スリットカット入り」ののし餅など、自分で切るのが苦手な人向けの工夫がある商品も提供しています。
• いそべ米屋
  主に千葉県産のマンゲツモチを使用したのし餅を製造しており、無添加・杵つきにこだわった受注生産が中心です。
• たかの
  切り餅で有名ですが、「手のし餅」など、のし餅に近い形状の商品も一部取り扱っており、スーパーでも手に入りやすいのがメリットです。

「このお店のお餅が食べてみたい！」と思ったら、早めに通販サイトで予約状況をチェックしましょう。人気商品はすぐに売り切れてしまいますからね！

「のし餅」と「切り餅」の違いは？自分で切るメリット・デメリット

スーパーには切り餅がたくさん並んでいるのに、なぜわざわざ「のし餅」を選ぶ人がいるのでしょうか？
この二つの違いと、のし餅を自分で切るからこその醍醐味について解説します。

製法の違い：「生餅」か「加工餅」か

最も大きな違いは、「生餅」と「加工餅」という製法と鮮度の違いにあります。

1. のし餅（生餅）
   ついた餅を平らに伸し固めただけの、添加物や保存料が入っていない、最もシンプルでフレッシュな状態のお餅です。
   水分量が多く、もち米本来のコシや風味、粘りが段違いに強いのが特徴です。
2. 切り餅（加工餅）
   のし餅を乾燥させ、機械で一定のサイズにカットし、個包装されています。
   長期保存を目的としているため、製造過程でのし餅よりも水分を飛ばし、硬めに仕上げていることが一般的です。

「のし餅」は、お餅の鮮度と風味を最大限に楽しむための形と言えるでしょう。

のし餅を自分で切るメリット

• 好きな形・サイズにできる
  焼き餅にするなら薄く、ぜんざいに入れるなら小さく、力餅にするなら大きくなど、用途や家族の好みに合わせて自由にカットできるのが最大のメリットです。
• コシが強く、雑味が少ない
  無添加のものが多く、もち米本来の風味と、つきたての強いコシをそのまま味わえます。

のし餅を自分で切るデメリット

• 手間と時間がかかる
  硬くなってから切る必要があり、少し力が要ります。
• カビが生えやすい
  保存料がないため、切り分けてすぐに個包装し、冷蔵または冷凍保存を徹底しないと、あっという間にカビが生えてしまいます。

自分で切る手間をかけても、「美味しいお餅が食べたい！」という方には、のし餅一択ですね！

買った「のし餅」を長持ちさせる！正しい保存方法と美味しく食べるコツ

せっかく手に入れた美味しいのし餅。すぐに食べきれない分は、正しく保存して、風味を損なわないようにしたいですよね。
ここでは、のし餅を長持ちさせるための保存方法と、美味しく食べるコツをご紹介します。

のし餅の基本！冷蔵保存と冷凍保存の使い分け

つきたてののし餅は、前述の通り日持ちしません。すぐに食べない分は、必ず「切り分けてから」保存しましょう。

【重要】のし餅の保存方法

保存方法	日持ちの目安	手順とポイント
冷蔵保存	約1週間〜10日	切り分けたお餅を一つずつラップで包み、密閉容器やジップロックに入れて冷蔵庫へ。 ※冷蔵庫でもカビやすいので、早めに食べる分だけ。
冷凍保存	約3ヶ月〜6ヶ月	切り分けたお餅を一つずつラップで包み、さらに冷凍保存袋に入れて空気を抜いて冷凍庫へ。 ※解凍せず、凍ったまま焼く、煮るなどの調理が可能です。

冷凍保存する際は、お餅の間に隙間があると乾燥してひび割れの原因になるため、ラップでしっかりと密着させることが大切です。
また、多くののし餅には天然由来の防カビ剤「ワサオーロ」などが付属していることがあります。これは開封後も冷蔵保存時に一緒に密閉容器に入れておくと、カビの発生を遅らせる効果が期待できますよ。

冷凍したのし餅を美味しく食べるコツ

冷凍したお餅を使うときは、「解凍せずに使う」のが美味しく食べるコツです。

• 焼く場合
  凍ったままトースターや魚焼きグリルへ。
  解凍すると表面がベタついてしまうため、凍ったままのほうが、外はパリッと、中はトロッと仕上がります。
• お雑煮に入れる場合
  凍ったまま熱いおつゆの中へ。
  煮崩れしにくく、程よい煮込み時間で柔らかくなります。

冷凍保存をマスターすれば、年末にまとめて購入したのし餅を、一年中美味しい状態で楽しむことができますね！

「のし餅」のベストな切り方！硬いお餅を安全にカットする裏ワザ

のし餅を購入したら、避けて通れないのが「切り分け作業」です。
つきたては柔らかすぎて切りにくく、時間が経つと硬すぎて包丁が入らない…と悩む方も多いはず。
安全で均等に切り分けるためのベストな方法を解説します！

切り分けに最適なタイミングと道具

切り分ける最適なタイミングは、「つきたてから一晩経って、全体が均一に硬くなった頃」です。
この状態だと、包丁にベタつかず、適度な抵抗感で切りやすくなります。

のし餅切り分けのベストプラクティス

道具	ステンレス製の包丁（よく切れるもの）、または「餅切り機」（大量に切る場合）
台	まな板の上に濡れ布巾を敷くと、お餅が滑らず安定する。
裏ワザ	硬すぎる場合は、電子レンジで10秒〜20秒ほど温めて表面だけを少し柔らかくすると切りやすくなる。

均等な大きさにカットする簡単テクニック

お餅のサイズがバラバラだと、調理時の火の通り方も変わってしまいます。均等な大きさに切るための手順です。

1. 縦に線を引く
   定規を当てて、縦方向の切り込みを入れるラインを決めます。
2. 縦にカット
   切り込みを入れた線をガイドに、均等な太さの「短冊状」にカットしていきます。
3. 横に線を引く
   短冊状になったお餅を並べ、切り餅として適した厚み（一般的には約1.5cm〜2cm）に印をつけます。
4. 横にカット
   一気に押すように力を入れず、包丁を前後に動かしながら切ると、刃が通りやすくなります。

お子様や年配の方がいるご家庭では、喉に詰まらせないよう、小さめ（一口サイズ）に切り分けて冷凍保存しておくことをおすすめします。安全第一で作業を進めてくださいね！

餅をさらに美味しく！「のし餅」を使った絶品アレンジレシピ

のし餅の楽しみ方は、焼いて醤油をつけて食べる「磯辺焼き」だけではありません！
つきたてのコシの強さを活かした、ちょっと変わった絶品アレンジレシピをご紹介します。

ランチにも最適！のし餅で作る中華風・洋風アレンジ

のし餅の豚肉巻き中華風照り焼き

甘辛いタレと、モチモチのお餅が絡んで、ご飯が進む一品です。

1. 準備: のし餅を短冊状（約1cm幅）にカットし、豚バラ肉などで巻きます。
2. 調理: 油をひいたフライパンで、肉の巻き終わりを下にして焼き付け、全体に焼き色をつけます。
3. 味付け: 醤油・酒・みりん・砂糖を混ぜたタレを入れ、お餅がとろけるまで蓋をして蒸し焼きにしたら完成。

のし餅とチーズのイタリアン風グラタン

洋風の味付けも、もち米の粘りがよく合います。

1. 準備: のし餅を1cm角にカットし、ホワイトソース（市販でOK）、玉ねぎ、鶏肉などと混ぜます。
2. 調理: 耐熱皿に入れ、上からピザ用チーズをたっぷりかけます。
3. 仕上げ: オーブントースターで焦げ目がつくまで焼けば、モチモチとした食感のグラタンが楽しめます。

飽きさせない！のし餅活用レシピアイデア集

和風アレンジ	大根おろし餅：焼いたお餅に大根おろし、醤油、刻みネギを乗せる。さっぱりとして何個でも食べられる。
デザートアレンジ	バター醤油餅：焼いたお餅にバターを乗せ、少し醤油を垂らす。甘じょっぱさがクセになる。
汁物アレンジ	キムチ鍋・チゲ鍋：鍋の仕上げに、小さく切ったお餅を投入。トッポギのような食感で楽しめます。

のし餅は、焼く、煮る以外にも、小さく切って揚げ餅やトッポギ風に使うなど、アイデア次第で無限に楽しめます。
家族みんなで楽しめるアレンジレシピを試してみてくださいね！

「のし餅」の価格帯は？量や品質で変わる相場を徹底解説

のし餅は、切り餅よりも価格が高い傾向にありますが、それは「つきたての鮮度」と「もち米の品質」という付加価値があるからです。
のし餅の相場は、どのくらいなのでしょうか？

のし餅の相場は「1kgあたり」で考える

のし餅の価格は、多くの場合「〇升（しょう）」または「〇kg」という単位で表示されます。
目安として、「1升」は約1.8kg〜2kgに相当します。ご家庭での消費量を考えて選びましょう。

のし餅の一般的な価格帯（1kgあたり）

購入先	1kgあたりの相場	特徴
大手スーパー（メーカー品）	1,000円〜1,300円前後	比較的安価。スリット入りの「手のし餅」など、半加工品が多い。
通販・専門店（ブランドもち米使用）	1,500円〜2,500円前後	国産の最高級もち米や杵つき製法による、品質重視の価格帯。
地元の餅屋（予約販売）	1,300円〜1,800円前後	地域やもち米の品種による差が大きいが、店頭価格は通販より抑えめの場合がある。

「こがねもち」などの高級もち米や、無添加・手作りのこだわりが詰まったのし餅は、やはり相場が高くなります。
逆に、価格が安すぎるのし餅は、もち米の品種が不明確であったり、添加物が含まれていたりする可能性も否定できません。

値段だけでなく「送料」も考慮する

通販で高級なのし餅を選ぶ場合は、本体価格だけでなく「送料」も価格に含めて考える必要があります。
特に、生餅はクール便指定となることが多いため、意外と送料が高くなることがあります。

最終的に、「価格」「品質（もち米の品種）」「利便性（受け取り日時）」の3つの要素を総合的に判断して、最も満足度の高いのし餅を選んでくださいね！

「のし餅」をより美味しく！こだわりの製法と保存技術の秘密

のし餅が持つ独特の風味とコシは、単にもち米をついただけでは生まれません。
ここでは、職人がこだわる製法の秘密と、現代の保存技術によって通年楽しめるようになった背景について深掘りします。

究極のコシを生む「水」と「蒸し」の工程

餅屋の技術は、もち米を「搗く（つく）」工程だけでなく、その前段階の「水に浸す（浸漬）」工程と「蒸す」工程に詰まっています。

1. 水に浸す（浸漬）
   もち米をたっぷりの水に一晩から丸一日かけて浸します。
   ここでもち米の芯までしっかりと水を吸わせることが、モチモチとした食感と、よく伸びるコシを生み出す土台となります。
2. 蒸し上げ
   十分に水を吸ったもち米を、蒸篭（せいろ）で一気に蒸し上げます。
   この蒸し加減が絶妙で、米粒の中心までムラなく熱を通すことで、モチ米のデンプンが完全に糊化（アルファ化）し、餅本来の粘り気が生まれるのです。

この繊細な工程は、気温や湿度によって調整が必要なため、長年の経験を持つ職人の技が光る部分です。

無添加のし餅を安全に楽しむための工夫

多くの方が求める「つきたて、無添加」ののし餅は、非常にカビが生えやすいという欠点があります。
最近では、消費者が安心して楽しめるよう、製造元がさまざまな工夫を凝らしています。

• 天然由来の防カビ剤
  検索結果にもあったように、わさびの成分を利用した「ワサオーロ」などの天然由来の防カビシートを同梱するケースが増えています。
  これは食品添加物ではなく、自然の力を借りて鮮度を保つための知恵です。
• 冷凍技術の進化
  急速冷凍技術の進化により、つきたての鮮度を保ったまま冷凍し、お正月以外でも一年中美味しいのし餅を提供できるようになりました。
  冷凍便で届くのし餅は、受け取り後すぐに切り分け、個包装して再冷凍すれば、長く楽しめます。

職人の技と最新の技術が組み合わさることで、私たちの食卓に最高ののし餅が届いているのですね。

「のし餅」の単位「升（しょう）」や「貫（かん）」とは？

のし餅を注文する際、「一升餅ください」「半貫でお願いします」といった、普段聞き慣れない単位に出会うことがあります。
これらの単位が何を意味するのかを知っておくと、注文時や家族への説明がスムーズになります。

「升」と「貫」の重さの目安

「升」は容量の単位、「貫」は重さの単位ですが、お餅業界では以下のような重さの目安で使われています。

単位	容量/重さの目安	切り餅の枚数目安	主な利用シーン
1升（いっしょう）	約1.8kg〜2kg	約25〜30枚分	一般家庭でのお正月用、一升餅のお祝い
2升（にしょう）	約3.6kg〜4kg	約50〜60枚分	大家族、親戚への贈答用
半貫（はんかん）	約1.8kg〜2kg（1升と同等）	約25〜30枚分	餅屋で古くから使われる重さの単位

最近では「1kg」「2kg」といったグラム表記も増えていますが、特に老舗の餅屋さんでは「升」や「貫」の単位が使われることが多いので、覚えておくと便利です。

家族構成別の適切な購入量の目安

「1升（2kg）は多すぎるかな？」と迷う方もいるでしょう。
お正月だけでなく、年中お餅を食べる頻度によって適量が異なります。

• 少人数（1〜2人暮らし）
  冷凍庫のスペースを考慮し、500g〜1kg程度の小分けパック、またはスリット入りの切り餅タイプを選ぶのがおすすめです。
• 一般的な家族（3〜4人）
  お正月期間に集中して食べるなら、1升（約2kg）がちょうど良い量です。
• 大家族・贈答用
  2升（4kg）以上や、複数ののし餅を検討しましょう。冷凍保存前提で購入すれば、お餅が余る心配もありません。

特に無添加の生餅は、冷蔵庫ではカビやすいので、「切って冷凍」の作業ができる量を購入するのが失敗しないポイントです。

自分で作る「のし餅」と市販品の決定的な違い

最近は自宅でも簡単に餅つきができる機械が増えていますが、餅つき機で作るのし餅と、プロの餅屋が作るのし餅には、やはり決定的な違いがあります。

餅つき機で作るお餅の特徴

家庭用の餅つき機は、手軽に温かいお餅が作れるというメリットがありますが、以下のような特徴があります。

• コシが弱い
  餅つき機の製法では、プロの「杵つき」のような強い圧力と返しが難しいため、どうしてもコシや粘りが弱く、柔らかすぎるお餅になりがちです。
• 一度に作れる量が少ない
  多くても1升（2kg）程度が限界です。お正月用の大量ののし餅を作るには不向きです。

プロの餅屋が作るお餅の優位性

餅屋ののし餅は、「石臼と杵」を使った伝統的な製法により、以下のような高品質な仕上がりになります。

1. きめ細かさ
   石臼でついたお餅は、均一で滑らかな舌触りになります。
2. 圧倒的なコシ
   手返しによる強い圧力が、餅の組織を緻密にし、焼いたときにプクッと膨らみ、食べてもヘタらない強いコシを生み出します。
3. 風味の濃さ
   厳選されたもち米本来の豊かな香りが逃げにくく、雑味がありません。

もちろん、自宅で作るお餅には「楽しさ」と「出来立ての温かさ」というメリットがあります。
しかし、「のし餅」として切り分け、長く美味しく食べることを考えると、専門店や通販のプロの技術に頼るのが最も賢い選択と言えるでしょう。

のし餅の歴史！なぜお正月には「のし餅」が必要だったのか？

現代では便利なのし餅や切り餅が簡単に手に入りますが、そもそもなぜ古来よりお正月には「のし餅」が欠かせなかったのでしょうか。
その歴史と文化的な意味を知ると、お餅がより美味しく、ありがたいものに感じられるはずです。

「お餅」が持つ特別な意味

お餅は古くから、「ハレの日（特別な日）」に食べる縁起の良い食べ物とされてきました。
その粘り強さから「長寿」や「粘り強く生きる」といった意味が込められており、お正月のお雑煮に入れて食べることで、その年の豊作と健康を祈願する風習が根付いたと言われています。

「のし餅」がお正月の主役になった理由

のし餅は、ついた餅を平らに伸すことで、以下の二つの役割を果たしていました。

1. 保存食として
   大量に作ったお餅を平らにすることで、空気の接触面積を減らし、乾燥させて保存しやすくする役割がありました。切り餅のように個包装する技術がなかった時代、この平らな形状が最も効率的な保存方法でした。
2. 神様へのお供えとして
   のし餅を基本の形として、大小さまざまな「鏡餅」が作られます。
   鏡餅は、歳神様（としがみさま）の依り代（よりしろ）となる円満な形であり、家族の円満と長寿を願う大切な供物です。
   のし餅は、その神聖な鏡餅を作るための、最も重要な材料だったのです。

現代の私たちにとってのし餅は単なる食べ物ですが、その背景には、日本の歴史と家族の幸せを願う文化が深く関わっているのですね。

のし餅選びの疑問解決！Q&Aで不安を解消！

のし餅の購入や保存に関して、多くの方が持つ疑問をQ&A形式でまとめてみました。
これで、購入前の不安をすべて解消してくださいね！

Q1: のし餅にカビが生えてしまったらどうすればいい？

A: カビの範囲によりますが、カビの胞子は目に見えない部分にも広がっている可能性が高いです。
少量であれば、カビの部分を大きく切り落として残りを加熱調理する人もいますが、基本的に食品の安全を優先し、もったいないですが処分することをおすすめします。
今後は、購入後すぐに切り分け、個包装し、冷凍庫で保存することを徹底しましょう。

Q2: 冷凍保存したのし餅は解凍してから使うべき？

A: いいえ、凍ったまま使うのが基本です。
解凍すると表面に水滴がつき、ベタついて調理しにくくなったり、再びカビが生えやすくなったりします。
焼く、煮る、揚げるなど、どの調理法でも凍ったまま使って問題ありません。

Q3: のし餅は「お餅以外」にも使えないの？

A: のし餅の原料はもち米だけですが、料理の「つなぎ」や「とろみ」付けに活用できます。
例えば、小さく刻んで揚げ物の衣に混ぜたり、水と一緒にレンジで加熱してソースのとろみ付けに使ったりできます。
のし餅の持つ独特の粘り気が、料理の食感を豊かにしてくれますよ。

Q4: 通販で予約する際、配達日はいつを選ぶのがベスト？

A: 配送業者や製造元の混雑を避け、12月28日〜29日頃の平日を指定するのがおすすめです。
年末ギリギリの12月31日や、連休中の日付を指定すると、配送遅延のリスクが高まる可能性があります。
早めに受け取り、自宅で切り分けて冷凍保存するのが最も安全なスケジュールです。

まとめ：失敗しない「のし餅」の探し方・買い方

今回は、「のし餅」がどこで買えるのか、そしてどうすれば最も美味しいものを確実に入手できるのかについて、詳しく解説してきました。
最後に、失敗しない「のし餅」の探し方と買い方をまとめておきますね。

1. 最優先は「通販サイト」か「専門店」の予約！
   特に高品質な無添加のし餅を求めるなら、11月下旬〜12月上旬に予約を完了させましょう。Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでは、全国のこだわりののし餅が手に入ります。
2. スーパーは12月26日以降の店頭販売を狙う！
   予約しそびれた場合は、年末のスーパーのチラシや店頭をこまめにチェックし、当日販売されているメーカー品を狙いましょう。
3. 購入後はすぐに「切り分け」と「冷凍保存」を！
   のし餅は日持ちしません。硬くなったら、濡れ布巾を敷いたまな板の上で均等に切り分け、個包装して冷凍庫に入れれば、長く美味しく楽しめます。

今年の年末年始は、つきたての強いコシと豊かな風味を持つ「のし餅」を囲んで、素敵な時間をお過ごしください。
モモストアも、美味しいお雑煮が食べたくなってきました！