ネコポスの送り方はどこで買える?サイズや料金、安く送る方法を徹底解説!

ネコポスの送り方はどこで買える?サイズや料金、安く送る方法を徹底解説!

モモストアです!
フリマアプリやネット通販で商品を発送するとき、「ネコポス」ってすごく便利ですよね。
でも、初めて利用するときや久しぶりに使うとき、「ネコポスの箱ってどこで買えるの?」とか、「どうやって送るのが一番安いの?」と疑問に思うことはありませんか?

この記事では、そんなネコポスに関するあらゆる疑問を、私モモストアがわかりやすく、そして実践的に解説していきます! 「ネコポス」は、実は個人では直接利用できず、提携サービスを介して利用する必要がある、という意外と知られていない事実から、最適な梱包材の選び方、そしてコンビニでの具体的な発送手順まで、これを読めばもう迷うことはありませんよ!

すぐにでもネコポスを使いこなしたいあなたのために、この記事の主なポイントをまとめてみました!

・ネコポスってどんなサービス?基本を分かりやすく解説!
・ネコポスを「買える場所」と「送る場所」の違いって?
・【最重要】ネコポスを自宅から一番安く送る方法
・フリマアプリ別!ネコポスを使うための具体的な手順
・ネコポスの最大のメリット・デメリットを知っておこう
  1. ネコポスってどんなサービス?基本を分かりやすく解説!
    1. ネコポスの具体的なサイズ・料金・補償まとめ
  2. ネコポスを「買える場所」と「送る場所」の違いって?
    1. ネコポスの梱包材(箱・封筒)が買える場所
    2. ネコポスの「サービス」が利用できる主な発送場所
  3. 【最重要】ネコポスを自宅から一番安く送る方法
    1. 「らくらくメルカリ便」のネコポスが最強のコスパ!
    2. 梱包資材のコストを抑える裏技
      1. 100円ショップで「まとめ買い」
      2. Amazonや楽天市場で「大量発注」
      3. 自宅の資材を再利用する
  4. フリマアプリ別!ネコポスを使うための具体的な手順
    1. らくらくメルカリ便(ネコポス)の発送手順
      1. 【セブン-イレブンの場合】
      2. 【ファミリーマートの場合】
    2. おてがる配送(ネコポス)の発送手順(Yahoo!フリマ/Yahoo!オークション)
  5. ネコポスの最大のメリット・デメリットを知っておこう
    1. ネコポスの3つの大きなメリット
      1. 圧倒的なスピード感(翌日配達)
      2. 安心の追跡サービスと補償付き
      3. ポスト投函で受け取りがラク
    2. ネコポスの2つの見過ごせないデメリット
      1. 配達日時の指定ができない
      2. 3,000円以上の高額商品は送れない
  6. ネコポスで送れるもの・送れないものを徹底チェック!
    1. ネコポスでよく送られる商品の例
    2. 危険!ネコポスで「送れない」もの一覧
  7. ネコポスのサイズオーバーで返送されたらどうなる?
    1. 返送されるまでの流れと追加コスト
    2. 失敗しないための厚さチェックのコツ
  8. ネコポスをコンビニ(セブン・ファミマ)で出す時の注意点
    1. コンビニ発送でよくあるトラブルとその対策
      1. マルチコピー機・プリンタの操作ミス
      2. 二次元コードの読み取りエラー
      3. 梱包やサイズに関する確認
    2. コンビニでは「専用資材」しか売っていないわけではない
  9. ネコポスよりもっとお得?他社サービスとの徹底比較
    1. 【徹底比較】小型荷物配送サービス一覧
    2. ネコポスが「最強」なのはどんな時?
    3. ゆうパケットやクリックポストが優位なケース
  10. 匿名配送を使うならヤマト直営店より〇〇が便利!
    1. ヤマト直営店とコンビニ、どちらがラク?
    2. 【裏技】宅配便ロッカーPUDO(プドー)が実は超便利!
  11. ネコポスでトラブル発生!損害賠償や追跡はどうなる?
    1. 荷物の紛失・破損時の損害賠償(補償)の仕組み
      1. 【フリマアプリ利用時の注意点】
    2. リアルタイムで安心!ネコポスの追跡サービス
  12. 【まとめ】ネコポスを賢く利用するための最後のポイント
    1. ネコポスを制する者はフリマ取引を制する!3つの鉄則
      1. 鉄則1:個人利用は「提携サービス経由」が絶対!
      2. 鉄則2:厚さ3cmの壁は「定規」で乗り越える!
      3. 鉄則3:安さとスピードは「ネコポス」、安心と指定は「宅急便コンパクト」!

ネコポスってどんなサービス?基本を分かりやすく解説!

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まず、「ネコポス」がどんな配送サービスなのか、その基本的な部分をしっかりと押さえておきましょう。
ネコポスは、ヤマト運輸が提供している「小さな荷物をポストに投函する」サービスです。
「ポスト投函」なので、受け取る側は在宅している必要がなく、ちょっとした小物を送るときにとても便利なんですね。

最大の特徴は、「宅急便と同じ速さで届く」こと。メール便なのに、基本的に全国翌日配達というスピード感が魅力です。(ただし、一部地域や時間帯によっては例外もあります。)

そしてもう一つ、ネコポスの利用で一番大事なポイントがあります。
それは、個人がヤマト運輸に直接持ち込んでも、ネコポスとしては受け付けてもらえないということです。
ネコポスは、ヤマト運輸と契約を結んだ法人・個人事業主、またはフリマアプリやオークションサイトなどの提携サービスを通じてのみ利用できる仕組みになっています。
私たちが普段「ネコポスで送る」と言っているのは、ほとんどが「らくらくメルカリ便」や「おてがる配送(ヤマト運輸)」といった、提携サービスの中の配送方法として利用しているケースなんです。

ネコポスの具体的なサイズ・料金・補償まとめ

ネコポスを使いこなす上で、サイズと料金は絶対に把握しておきたい情報です。サイズオーバーになると送れなかったり、返送されたりする可能性もありますからね。
特にフリマアプリを使う場合は、提携サービスによって厚さの制限が2.5cmと3.0cmで異なる場合があるので要注意です!

項目 ヤマト運輸規定(法人・事業主向け) フリマアプリ提携時(例:メルカリ)
大きさ(最大) 角A4サイズ(縦31.2cm以内、横22.8cm以内) 角A4サイズ(縦31.2cm以内、横22.8cm以内)
大きさ(最小) 縦23cm以上、横11.5cm以上 縦23cm以上、横11.5cm以上
厚さ(最大) 2.5cm以内 3.0cm以内
重さ 1kg以内 1kg以内
配送料金 上限385円(契約内容による) 各フリマアプリで設定された料金(例:メルカリ便210円など)
補償 上限3,000円(税込) 上限3,000円(税込)

ご覧の通り、フリマアプリを利用する場合、厚さの制限が3.0cmまで広がるのが大きなメリットです。
これは、ヤマト運輸がフリマアプリと特別な契約を結んでいるおかげなんです。もし3cmギリギリの荷物を送りたい場合は、必ず対応しているフリマアプリを使うようにしましょう!

また、料金は法人・個人事業主の場合は契約内容によりますが、個人でフリマアプリを使う場合はサービスごとの固定料金になるため、非常にわかりやすいのも人気の理由です。
例えばメルカリでネコポスを使えば、全国どこでも一律210円(税込)で送れます。これはかなりお得ですよね!
ネコポスの詳しい最新情報については、ヤマト運輸の公式ページ(Google検索)でチェックしてみてくださいね。

ネコポスを「買える場所」と「送る場所」の違いって?

「ネコポスどこで買える?」という疑問は、実は「ネコポスの箱や梱包材をどこで買えるか?」と「ネコポスのサービス自体をどこで利用(送る)できるか?」の2つの意味があります。

この2つを混同すると、「コンビニでネコポスの箱を買ったのに、発送を断られた!」なんてトラブルになりかねないので、ここでしっかりと整理しておきましょう。

ネコポスの梱包材(箱・封筒)が買える場所

ネコポスには、実は「専用ボックス」というものは存在しません。規定サイズ(角A4、厚さ2.5cm/3.0cm、1kg以内)に収まっていれば、どんな梱包材を使ってもOKなんです。
そのため、もし手元にサイズの合う封筒や箱があれば、それを再利用しても全く問題ありません。

ただ、サイズ確認が不安な方や、しっかりとした箱で送りたいという方のために、ネコポス対応の梱包材が売られている主な場所をご紹介します。

購入場所 特徴 単価目安
100円ショップ(ダイソー/セリアなど) 最も安く買える!2枚入りで110円(税込)など。A4以外のサイズも豊富。 約55円〜
コンビニ(セブン/ファミマなど) 急ぎの時に便利。メルカリのロゴ入りなど、フリマ提携の専用資材が売られていることが多い。 約66円〜
ネット通販(Amazon/楽天市場など) 大量購入に最適。まとめ買いで1枚あたりの単価を大幅に抑えられる。 約20円〜
ヤマト資材ネットショップ ヤマト運輸公式の梱包材販売サイト。様々な種類の箱や封筒が手に入る。 商品による

コストを重視するなら、断然100円ショップやネット通販でまとめ買いがおすすめです。もし夜中に急いで送りたい場合は、コンビニで手軽に買うのがベストですね。
ご自身の発送頻度に合わせて、賢く購入場所を選んでみてください。

ネコポスの「サービス」が利用できる主な発送場所

次に、梱包が終わった荷物をネコポスとして「送る」ことができる場所です。
繰り返しになりますが、ネコポスは個人が直接利用できないため、フリマアプリなどの提携サービスを利用している前提で話を進めます。

  • コンビニエンスストア
    • セブン-イレブン
    • ファミリーマート
  • ヤマト運輸の営業所
  • 宅配便ロッカーPUDOステーション

以前はローソンでもネコポスが利用できましたが、現在はクロネコゆうパケットへの移行が進んでいるため、フリマアプリの発送方法によっては取り扱いが終了している場合があります。最新の情報をGoogleで検索して確認してみてくださいね。
多くの方が利用するセブン-イレブンとファミリーマートでの発送手順については、後ほど詳しく解説します。

【最重要】ネコポスを自宅から一番安く送る方法

商品を発送する上で、送料は利益に直結する重要なコストです。ネコポスはもともと安いですが、どうせなら最大限に安く、かつ手間をかけずに送りたいですよね!
ここでは、個人がネコポスを最も安く、手軽に利用するための具体的な方法をお伝えします。

「らくらくメルカリ便」のネコポスが最強のコスパ!

結論から言うと、個人がネコポスを最も安く、かつ便利に利用する方法は、「らくらくメルカリ便」のネコポスを使うことです。

なぜなら、メルカリ便のネコポスは、以下の圧倒的なメリットがあるからです。

  • 送料が全国一律210円(税込):ヤマト運輸の法人向け上限385円よりもはるかに安い。
  • 厚さ3cmまで対応:他サービスが2.5cmまでの場合がある中、3cmまで送れるのは大きい。
  • 匿名配送に対応:出品者、購入者ともにお互いの氏名や住所を伝える必要がないため安心。
  • 追跡・補償(3,000円まで)付き:ポスト投函でも、万が一の時も安心のサポート。
  • 集荷サービスも利用可能:追加料金で自宅から発送できる(ただしネコポスは持ち込み推奨)。

もしあなたがフリマアプリを利用して荷物を送るなら、メルカリで売買を成立させ、らくらくメルカリ便のネコポスを選択するのが、最も経済的で安全な方法と言えるでしょう。

梱包資材のコストを抑える裏技

送料を抑えたら、次は梱包資材のコストを抑えましょう。たった数十円の差でも、年間何十回と発送するとなると大きな差になります。

100円ショップで「まとめ買い」

先ほども触れましたが、ネコポス対応の箱を1枚あたり50円台で手に入れられる100円ショップは最強です。ダイソーやセリアでは、A4サイズはもちろん、少し小さめの箱も売っているので、送るものに合わせて選べます。

Amazonや楽天市場で「大量発注」

月に10個以上など、頻繁に発送する場合は、Amazonや楽天市場、または梱包資材の専門通販サイトで50枚や100枚単位でまとめ買いするのが一番安くなります。1枚あたりの単価が20円〜30円台にまで下がることもありますよ。
「ネコポス 梱包材 まとめ買い」でAmazonを検索してみると、驚くほど安い資材が見つかるはずです。

自宅の資材を再利用する

規定サイズに収まっていれば、自宅にある厚紙の封筒や紙袋を再利用するのも立派な節約術です。
ただし、中身が透けないように、そして配送中に破れないように、しっかりとガムテープやOPPテープで補強することは忘れないでくださいね。

フリマアプリ別!ネコポスを使うための具体的な手順

ネコポスを個人が利用する際、フリマアプリが必須だとお伝えしました。ここでは、主要なフリマアプリであるメルカリとYahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)で、ネコポスを使う際の具体的な流れを解説していきます。

らくらくメルカリ便(ネコポス)の発送手順

メルカリでネコポスを利用するのは非常に簡単で、操作はすべてスマホとコンビニの機械(または営業所のタブレット)で完結します。

【セブン-イレブンの場合】

セブン-イレブンは、マルチコピー機を使わずに、レジで二次元コードを提示するだけでOKなので、個人的には一番手軽でおすすめです!

  1. 商品の取引画面で「コンビニ・ロッカーから発送」を選択し、二次元コードを発行します。
  2. ネコポスの規定サイズ(厚さ3cm以内)に梱包した荷物と、発行した二次元コードをレジに持っていきます。
  3. 店員さんに二次元コードを読み取ってもらい、「依頼主控え」と「専用袋」を受け取ります。
  4. 受け取った専用袋にレシートを入れ、それを荷物に貼り付ければ完了です。

※注意点:専用袋はレジで渡されますが、自分で荷物に貼り付ける作業が必要です。忘れないようにその場で行いましょう。

【ファミリーマートの場合】

ファミリーマートでは、店内に設置されているマルチコピー機(Famiポート)を操作する必要があります。

  1. 商品の取引画面で「コンビニ・ロッカーから発送」を選択し、二次元コードを発行します。
  2. マルチコピー機のトップメニューから「荷物の発送・受取」→「荷物を送る」を選択。
  3. 発行した二次元コードをマルチコピー機にかざします。
  4. 内容を確認後、印刷された「Mコピーサービス申込券」を持って、30分以内にレジへ。
  5. レジで荷物と一緒に申込券を渡し、専用袋を受け取り、荷物に貼り付ければ完了です。

セブン-イレブンと手順が異なりますので、もし普段使い慣れていないコンビニで発送する場合は、事前にどちらの方式か確認しておくとスムーズですよ。

おてがる配送(ネコポス)の発送手順(Yahoo!フリマ/Yahoo!オークション)

Yahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)やYahoo!オークションで利用できる「おてがる配送(ヤマト運輸)」でも、ネコポスを利用できます。基本的にメルカリと流れは似ていますが、料金体系が異なります。

フリマサービス ネコポス送料(出品者負担) 厚さ制限 匿名配送
メルカリ(らくらくメルカリ便) 210円(税込) 3.0cm以内 対応
Yahoo!フリマ(おてがる配送) 170円(税込)〜※変動あり 2.5cm以内※一部3.0cm対応の場合あり 対応

Yahoo!フリマは、送料がメルカリより安い場合がありますが、厚さが2.5cmまでに制限されていることが多いのが注意点です。この2.5cmという壁は、荷物によってはかなり大きい差になりますので、発送前に必ず確認しましょう。
もし2.5cmを超えそうなら、迷わずメルカリ便を使う方が賢明です。

ネコポスの最大のメリット・デメリットを知っておこう

ネコポスがなぜこんなにも人気なのか、そのメリットと、逆に知っておくべきデメリットを整理しておきましょう。これを知っておけば、配送方法で失敗することがなくなりますよ。

ネコポスの3つの大きなメリット

ネコポスは、特にフリマアプリ利用者にとって、他のどのサービスにも負けない強力なメリットを持っています。

圧倒的なスピード感(翌日配達)

ポスト投函型のメール便サービスの中で、ネコポスの配送スピードは群を抜いています。
宅急便と同じネットワークを利用しているため、基本的には発送日の翌日には全国(一部地域を除く)に届きます。
これは、「早く手元に欲しい」という購入者側の満足度にも直結するため、出品者としても大きなアドバンテージになります。

安心の追跡サービスと補償付き

普通郵便(定形外郵便)には追跡サービスも補償もありませんが、ネコポスには荷物追跡サービスがついています。
「今どこにあるんだろう?」と不安になることなく、購入者も出品者も安心できますし、万が一の紛失や破損の際も、3,000円までの補償が付いているので心強いですね。

ポスト投函で受け取りがラク

購入者側の最大のメリットは、受取時に在宅している必要がないことです。
日中仕事で家を空けている人や、対面での受け取りを避けたい人にとっては、ポストに投函してくれるネコポスは非常にありがたいサービスです。これが、フリマアプリでの小型商品の取引でネコポスが選ばれる理由の一つです。

ネコポスの2つの見過ごせないデメリット

便利なネコポスですが、もちろん万能ではありません。特に高額な商品や、特定のニーズがある場合はデメリットが目立つこともあります。

配達日時の指定ができない

ネコポスはポスト投函なので、「午前中に届けてほしい」「日曜日に指定したい」といった配達日時の指定が一切できません。
もし購入者から日時指定の要望があった場合や、確実に手渡しで届けたい場合は、ネコポスではなく「宅急便コンパクト」や通常の「宅急便」を選ぶ必要があります。

3,000円以上の高額商品は送れない

ネコポスの補償上限額は3,000円です。これを超える価格の商品を送って、万が一紛失や破損があった場合、差額は補償されません。
例えば、1万円のブランド品アクセサリーを送る場合は、補償額の大きい宅急便などを利用すべきでしょう。ネコポスはあくまでも安価で軽量な商品向けと割り切って使うのが賢明です。

ネコポスで送れるもの・送れないものを徹底チェック!

ネコポスはサイズが細かく規定されているため、「これは送れる?」「あれはダメ?」と迷うことが多いですよね。ここでは、特に間違いやすい「送れるもの」と「送れないもの」について、具体例を交えて解説していきます。

ネコポスでよく送られる商品の例

基本的には「厚さ3cm以内、A4サイズ以内、1kg以内」に収まるものであれば、ほとんどの小物を送ることができます。

  • 衣類・ファッション小物:Tシャツ(薄手)、カットソー、薄手のカーディガン、ハンカチ、マフラー、靴下、レギンスなど
  • エンタメ・ホビー:薄いゲームソフト、CD・DVD(ケース付きでも厚さ注意)、トレーディングカード、雑誌、薄い漫画本
  • その他雑貨:スマートフォンケース、キーホルダー、アクセサリー(丁寧に梱包すればOK)、化粧品のサンプル、薄型の文房具

これらの商品を梱包する際のポイントは、「いかに無駄な空間をなくし、厚みを抑えるか」です。
例えば、CDやDVDはプラスチックケースから取り出し、不織布ケースに入れ替えるだけでも、厚みを大きく削減できます。衣類も圧縮袋を使ったり、丁寧に畳んだりすることで、3cmに収まることがよくあります。

危険!ネコポスで「送れない」もの一覧

サイズや重さ以外にも、ネコポス(というよりも、ヤマト運輸の宅急便全般)で送ることができない「禁制品」があります。これらは法律や安全上の理由から、絶対送ってはいけません。

禁止品目 具体例と注意点
信書 手紙、請求書、納品書(商品そのものではないもの)。
※挨拶状や簡単なメッセージカードは可。
爆発物・危険物 花火、灯油、ガソリン、スプレー缶(ガスが充填されているもの)。
毒物・劇物 農薬、医薬品の一部など。
貴重品・現金 現金、手形、小切手、有価証券。
生き物 動物、植物、虫など。
※ただし、種子や球根など一部例外あり。

特にフリマアプリで売買されることが多い「化粧品」や「香水」については注意が必要です。
アルコール分が多い香水や除光液は、引火性液体とみなされ、宅急便でも条件付きになることがあります。ネコポスのような小さな荷物でも、危険物は絶対に送れませんので、事前にヤマト運輸の公式情報(Google検索)を確認しましょう。

また、厚さが3cmを超えていなくても、精密機器で非常に壊れやすいもの(例:ガラス細工)や、3,000円を超える高額品は、補償と安全性の観点からネコポスを避けるべきです。

ネコポスのサイズオーバーで返送されたらどうなる?

ネコポスを利用する上で、最も避けたいのが「サイズオーバー」です。特に「厚さ3cm」の壁は非常にシビアで、梱包材の厚みや中身の膨らみで簡単に超えてしまうことがあります。

返送されるまでの流れと追加コスト

もしあなたが発送した荷物が、ヤマト運輸の営業所や集配所でネコポスの規定サイズを超えていると判断された場合、通常は以下のような流れになります。

  1. サイズ超過の連絡:ヤマト運輸や提携フリマアプリから、出品者(あなた)にサイズオーバーの連絡が入ります。
  2. 配送方法の変更:出品者は、宅急便コンパクトや宅急便など、サイズの合う他の配送方法に変更するように求められます。
  3. 料金の再徴収:配送方法を変更した場合、当初のネコポス料金との差額を支払う必要が出てきます。
  4. 取引のキャンセルまたは返送:もし出品者が変更手続きや追加料金の支払いに応じない場合、荷物は出品者の元へ返送され、取引はキャンセルとなる可能性があります。

最も厄介なのは、配送中にサイズオーバーが発覚し、購入者に届く前に返送されてしまうケースです。
この場合、購入者は「いつまで経っても届かない」と不安になり、クレームや悪い評価につながるリスクが高まります。

失敗しないための厚さチェックのコツ

わずか数ミリの超過で返送されるのを防ぐためにも、梱包時には以下のチェック方法を徹底しましょう。

  • ネコポス定規(厚さ測定スケール)を使う:フリマアプリの公式グッズや、100円ショップ、ネット通販で売られている「ネコポス・ゆうパケット対応スケール」を必ず使いましょう。
    このスケールの穴に「スルッと入る」ことが重要です。無理に押し込んだり、斜めに入れたりして入る程度では、配送中に形が変わってサイズオーバーと判断される可能性があります。
  • 荷物の端だけでなく「一番厚いところ」を測る:荷物の角だけでなく、真ん中の膨らんでいる部分が3cm(または2.5cm)を超えていないか、複数の場所でチェックしましょう。
  • 柔らかいものは「定規を押し付けない」:衣類など、柔らかいものを測るときに定規で強く押さえつけると、測る瞬間は3cm以内になりますが、荷物として渡した後に膨らんでしまうことがあります。軽く押さえる程度で測りましょう。

「厚さ測定定規」は100円ショップでも売られているので、ネコポスを頻繁に利用する方は、ぜひ一つ手に入れておくと安心ですよ。

ネコポスをコンビニ(セブン・ファミマ)で出す時の注意点

ネコポスを発送する場所として、最も手軽なのがコンビニエンスストアです。24時間受付しているため、忙しい方には特に便利ですよね。しかし、コンビニ特有の注意点もありますので、スムーズに発送を完了させるためにチェックしておきましょう。

コンビニ発送でよくあるトラブルとその対策

コンビニでの発送手続きは簡単ですが、ちょっとしたミスで時間を取られたり、手続きをやり直すことになったりします。

マルチコピー機・プリンタの操作ミス

  • 問題:ファミリーマート(Famiポート)や、コンビニのプリンタ操作に慣れていないと、手順を間違えてしまう。
  • 対策:事前にフリマアプリの手順をスクリーンショットで保存しておくか、公式サイトで動画を確認しておくと安心です。特に30分以内という時間制限があるので、慌てないようにしましょう。

二次元コードの読み取りエラー

  • 問題:スマホの画面が暗い、保護フィルムが反射する、コードが汚れているなどの理由で、機械がコードを読み取れない。
  • 対策:手続きをする前に、スマホの画面輝度を最大にする。読み取り機に近づけすぎず、少し離してかざす角度を調整するとうまくいくことが多いです。

梱包やサイズに関する確認

  • 問題:レジで店員さんが荷物を受け取った際、「これはネコポスのサイズですか?」と聞かれるが、店員さん自身が判断に迷うことがある。
  • 対策:コンビニの店員さんは配送のプロではないため、サイズチェックは必ず自宅で完璧にしておくこと。明らかに規定内に収まっている状態で持ち込むのがベストです。

コンビニでは「専用資材」しか売っていないわけではない

「コンビニでネコポスの箱を買ったから、その箱じゃないと送れないのでは?」と勘違いされる方がいますが、そんなことはありません。
コンビニで売っているのはあくまで「ネコポスの規定サイズに対応した梱包資材」です。
自宅にある市販の封筒や、100円ショップの箱を使っても、問題なくネコポスとして発送できます。
ただし、コンビニで売っている資材は、フリマアプリのロゴが入っているなど、サイズが保証されているので、安心して使えるというメリットはありますね。

ネコポスよりもっとお得?他社サービスとの徹底比較

ネコポスは小型の荷物配送サービスとして優れていますが、他にも「ゆうパケット」「クリックポスト」といったライバルサービスがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
あなたの送りたいものや発送頻度に合わせて、ネコポス以外の選択肢と比較してみましょう。

【徹底比較】小型荷物配送サービス一覧

主要なポスト投函型サービスを、料金、サイズ、補償の観点から比較しました。

サービス名 運営会社 厚さ上限 料金(フリマ利用時目安) 補償 追跡
ネコポス ヤマト運輸 3.0cm 210円(メルカリ便) 3,000円まで あり
ゆうパケット 日本郵便 3.0cm 230円(ゆうゆうメルカリ便) なし(フリマアプリでは補償あり あり
クリックポスト 日本郵便 3.0cm 185円(税込)※自分で印刷が必要 なし あり
定形外郵便(規格内) 日本郵便 3.0cm 重さによる(最安120円〜) なし なし

※料金はフリマアプリの提携サービスや2025年11月時点の価格に基づいています。最新の料金は変動する可能性があります。

ネコポスが「最強」なのはどんな時?

この表から見ると、ネコポスの優位性は以下の2点に集約されます。

  1. スピード:宅急便と同等の翌日配達(一部除く)という圧倒的な速さ。
  2. 安心感:フリマアプリを介さなくても、サービス自体に3,000円の補償が付いている(ゆうパケットの補償はフリマ側がカバーしている)。

「とにかく早く、そして安心して届けたい」という場合は、ネコポスがベストな選択肢です。
逆に、「とにかく安く送りたい」「配送スピードは問わない」という場合は、クリックポストや定形外郵便も検討の余地があります。

ゆうパケットやクリックポストが優位なケース

  • クリックポスト:最安値(185円)で送りたい時。ただし、事前に運賃を決済し、自分で宛名ラベルを印刷して貼り付ける手間がかかります。
  • ゆうパケット(ゆうゆうメルカリ便):郵便局やローソンで発送したい時。また、ゆうパックロッカー(PUDOの郵便局版)を使いたい時も便利です。

特に「郵便局のついでに発送したい」という方にとっては、ゆうパケットやクリックポストも非常に便利なサービスとなりますね。

匿名配送を使うならヤマト直営店より〇〇が便利!

フリマアプリを使う最大のメリットの一つが「匿名配送」です。自分の氏名や住所を相手に知られずに取引できるため、安心して利用できますよね。ネコポスも提携サービスを使えば匿名配送が利用できますが、「どこで発送するか」によって、その手間が大きく変わってくるんです。

ヤマト直営店とコンビニ、どちらがラク?

匿名配送のネコポスは、ヤマト運輸の営業所(直営店)からも発送できますし、コンビニからも発送できます。

  • ヤマト直営店:メリットは、スタッフが配送のプロなので、サイズ確認などが確実であること。また、「ネコピット」という端末を使って手続きを行うため、操作がシンプルです。

    デメリットは、営業時間があること、そして店舗数がコンビニほど多くないため、近くにない場合はわざわざ出向く必要があることです。

  • コンビニ(セブン・ファミマ):メリットは、24時間いつでも発送できること、そして店舗数が多く、普段の買い物ついでに寄れる手軽さ。

    デメリットは、店員さんが配送に慣れていない場合があること、マルチコピー機の操作が必要な場合があることです。

結論として、「手軽さ」「利便性」を最優先するなら、断然コンビニがおすすめです!

【裏技】宅配便ロッカーPUDO(プドー)が実は超便利!

もう一つ、匿名配送のネコポスを発送するのに超便利な場所があります。
それが、駅や商業施設、コンビニなどに設置されている「宅配便ロッカーPUDOステーション」です。
PUDOは、ヤマト運輸と提携しているフリマアプリ(メルカリなど)で利用でき、こんなメリットがあります。

  • 誰とも顔を合わせなくていい:ロッカーの操作だけで荷物を預けられます。
  • 24時間いつでもOK:ロッカーが設置されている施設の営業時間内であれば、深夜でも早朝でも発送可能。
  • 待ち時間なし:コンビニのようにレジで並ぶ必要がありません。

PUDOの使い方は非常にシンプルで、スマホで発行した二次元コードをロッカーにかざし、画面の指示に従って空いたロッカーに荷物を入れるだけです。
「誰とも話さず、自分の好きな時間にサッと発送したい!」という匿名配送ユーザーにとって、PUDOはヤマト直営店やコンビニよりも優位な選択肢と言えるでしょう。
近くにPUDOがあるか、ぜひPUDOの設置場所(Google検索)を調べてみてくださいね。

ネコポスでトラブル発生!損害賠償や追跡はどうなる?

ネコポスは便利なサービスですが、稀に「荷物が届かない」「中身が壊れていた」といった配送トラブルが発生することもあります。そんな時、どう対処すれば良いのか、損害賠償や追跡の仕組みについて解説します。

荷物の紛失・破損時の損害賠償(補償)の仕組み

ネコポスには、サービス自体に3,000円までの損害賠償(補償)が付いています。
これは、万が一荷物が紛失したり、配送中に破損したりした場合に、商品の販売価格(または購入価格)に応じて、上限3,000円までをヤマト運輸が補償してくれるというものです。

【フリマアプリ利用時の注意点】

メルカリやYahoo!フリマなどの提携サービスを利用している場合、この補償はフリマアプリの運営元が対応してくれることがほとんどです。
出品者と購入者、どちらからも問い合わせ窓口に連絡することで、調査が始まり、補償の対象となった場合は、取引がキャンセルとなり、商品代金が返金されるなどの対応が取られます。

ただし、3,000円を超える高額品は補償されません。
例えば、5,000円で売れた商品をネコポスで送って紛失した場合、補償されるのは3,000円までで、残りの2,000円は自己負担になる可能性があります。やはり高額品には宅急便(30万円まで補償)を利用するのが最も安全です。

リアルタイムで安心!ネコポスの追跡サービス

ネコポスには、「荷物お問い合わせシステム」による追跡サービスが付いています。これは普通郵便にはない、ネコポスの大きな強みの一つです。

発送手続きが完了すると、「お問い合わせ伝票番号」が発行されます。
この番号をヤマト運輸の追跡ページ(またはフリマアプリの取引画面)に入力することで、「荷物が今どこにあるのか」がリアルタイムで確認できます。

  • 発送受付完了:コンビニや営業所で手続きが完了した直後。
  • サービスセンター通過:荷物が集配センターに到着し、仕分けされている段階。
  • 配達中:担当ドライバーが荷物を持って配達に出発した段階。
  • 投函完了:ポストへの投函が完了した直後。

追跡情報が「投函完了」となっても、購入者側でポストから回収されるまでに時間差がある場合があります。
もし購入者から「届いていない」と連絡があった場合は、まずは「投函完了になっているので、ポストをご確認いただけますでしょうか」と丁寧にお伝えし、それでも見つからない場合は、速やかにヤマト運輸(Google検索)またはフリマアプリの運営に調査を依頼しましょう。

【まとめ】ネコポスを賢く利用するための最後のポイント

ここまでネコポスの「買い方(梱包材)」「送り方(サービス利用)」「サイズ」「料金」「他サービスとの比較」など、あらゆる情報を解説してきました。

最後に、私モモストアから、ネコポスをストレスなく、最大限に活用するための「最後の重要ポイント」をまとめてお伝えします。

ネコポスを制する者はフリマ取引を制する!3つの鉄則

鉄則1:個人利用は「提携サービス経由」が絶対!

「ネコポスはどこで買える?」という疑問は、「ネコポス(のサービス)はメルカリやYahoo!フリマのアプリ内でしか買えない(利用できない)」と覚えておきましょう。
ヤマト運輸の営業所に行っても、法人契約がない限り「宅急便」などの別の方法を提案されます。ネコポスの安さと便利さを享受するためには、フリマアプリを経由することが絶対条件です。

鉄則2:厚さ3cmの壁は「定規」で乗り越える!

ネコポスで最も失敗しやすいのがサイズオーバーです。特に厚さ3cmギリギリの荷物は、定規を使わずに感覚で送るのは危険すぎます。
100円ショップの定規で、「荷物の一番厚いところが、無理なく通るか」を必ず確認しましょう。これだけで、返送やトラブルのリスクを9割以上減らせます。

鉄則3:安さとスピードは「ネコポス」、安心と指定は「宅急便コンパクト」!

配送方法を選ぶ際の基本はこれです。

  • ネコポス:210円前後で、翌日配達。3,000円以下の小物に最適。
  • 宅急便コンパクト:箱代70円と送料(450円〜700円前後)がかかるが、日時指定が可能で、手渡し配達、補償額も3万円までと安心。

送りたい商品が「日時指定が必要か」「高額なものか」によって、ネコポスと宅急便コンパクトを使い分けることが、賢いフリマライフの秘訣ですよ!

この情報が、あなたのネコポス利用の助けになれば嬉しいです。

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