ロータスドッグフードは本当に終売?最新情報と継続商品・後継フードを徹底解説

ロータスドッグフードは本当に終売?最新情報と継続商品・後継フードを徹底解説

愛犬家の間で大人気だったロータスドッグフード。特にオーブンベイク製法で作られた香ばしい粒は、食いつきが良いと評判でしたよね。
しかし、「終売になった」という噂を聞いて、不安になっている飼い主さんも多いのではないでしょうか?

この記事では、ロータスドッグフードの現在の販売状況や、なぜ終売になってしまったのかという真相を、モモストアが詳しく解説します!
結論から言うと、全ての製品が販売終了したわけではありません。
継続販売中の商品や、安心して切り替えられる後継フードまでご紹介しますので、ぜひ最後までご覧くださいね。愛犬の食事の不安を、ここで一緒に解決しましょう!

・ロータスドッグフードの終売に関する最新情報!
・なぜロータスドッグフードは終売になってしまったの?
・【継続中】今でも買えるロータスドッグフード「フィッシュレシピ」の魅力
・ドライフードの終売時期と、当時愛用者が行った対応策
・ロータスドッグフードの「後継品」として登場したブランドとは?
  1. ロータスドッグフードの終売に関する最新情報!
    1. 「終売になった商品」と「継続販売中の商品」の全体像
    2. ウェットフードも一部終売!缶詰の最新状況をチェック
    3. 終売の噂で高まる「リコール」への懸念は大丈夫?
  2. なぜロータスドッグフードは終売になってしまったの?
    1. 終売の最大の原因は「鳥インフルエンザ」による輸入禁止措置
    2. 影響を受けなかった「フィッシュレシピ」が継続できた理由
    3. リコールとは全く違う!終売が愛犬に与える影響
  3. 【継続中】今でも買えるロータスドッグフード「フィッシュレシピ」の魅力
    1. アレルギーに配慮した魚ベースのグレインフリー設計
      1. フィッシュレシピに豊富に含まれる栄養素の秘密
    2. フィッシュレシピが持つ「オーブンベイク製法」のメリット
  4. ドライフードの終売時期と、当時愛用者が行った対応策
    1. 終売のアナウンスから在庫切れまでの期間
    2. 愛用者がとった3つの主な対応策
  5. ロータスドッグフードの「後継品」として登場したブランドとは?
    1. 「ウェルカムホーム」がロータスのコンセプトを引き継ぐ
    2. ウェルカムホームとロータスの具体的な違いを比較
    3. ウェルカムホームへの切り替えを成功させるコツ
  6. ロータス愛用者におすすめ!切り替えやすい代替ドッグフード3選
    1. 代替フード選びで失敗しないための3つのチェックポイント
    2. 【候補1】同じ「低温調理」を採用した高品質フード
    3. 【候補2】安心の「国産」でヒューマングレードを追求したフード
  7. ロータスのオーブンベイク製法が愛された理由を再確認
    1. 「オーブンベイク製法」と一般的な「エクストルーダー製法」の違い
    2. ロータスのフードが「食いつきが良い」と言われた決定的な理由
    3. 製法が生み出す消化への優しさ
  8. 終売になったチキン・ラム・ダックレシピの特徴と口コミ
    1. 【人気No.1】チキンレシピ:万能な食いつきと豊富な栄養
    2. 【アレルギー配慮】ラムレシピ:皮膚・被毛の健康をサポート
    3. 【珍しいタンパク源】ダックレシピ:グルメな愛犬に
  9. ロータスドッグフードの販売元(メーカー)の最新動向
    1. 輸入規制への対応と「ウェルカムホーム」の立ち上げ
    2. 継続販売中の「フィッシュレシピ」への注力
    3. ウェットフードのラインナップ見直しと新製品
  10. ロータスドッグフードはどこで買うのがお得?ECサイトを徹底比較
    1. 主要ECサイト(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング)の比較
    2. メルカリやフリマアプリでの購入は推奨できる?
    3. 購入する際に必ずチェックしたい2つのポイント
  11. 終売・継続販売に関するよくある質問Q&A
    1. Q1:終売になったフードをまだ持っているけど、食べさせても大丈夫?
    2. Q2:ロータスの「トリーツ(おやつ)」も全部終売になったの?
    3. Q3:ロータスはもう今後、家禽類を使ったフードは作らないの?
    4. Q4:他の輸入フードも同じように終売になる可能性があるの?
  12. まとめ:ロータスドッグフードとの賢い付き合い方

ロータスドッグフードの終売に関する最新情報!

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「ロータスドッグフードが終売」というニュースは、多くの飼い主さんに衝撃を与えました。長年愛用してきた方にとっては、まさに青天の霹靂だったと思います。
ただ、大切なのは、今現在、何がどうなっているのかという正確な情報ですよね。モモストアが確認したところ、ロータスの一部製品については確かに販売が終了しましたが、全てではありません。

「終売になった商品」と「継続販売中の商品」の全体像

ロータスドッグフードの終売情報は、大きく分けて2つのタイミングで発表されています。ひとつはドライフードの一部、もうひとつはウェットフード(缶詰)の一部です。

特に話題となったのは、以下の家禽類(鳥類)を使用したドライフードとトリーツです。

終売となったドライフード・トリーツ 継続販売中の商品
  • チキンレシピ(ドライ・トリーツ)
  • ラムレシピ(ドライ・トリーツ)
  • ダックレシピ(ドライ・トリーツ)
  • ターキーレシピ(ドライ・トリーツ)
  • トリーツ ベニソン
  • グレインフリー フィッシュレシピ(ドライ)
  • ロータスドッグ缶(ビーフトライプローフなど一部継続品)
  • ロータスキャットフード全種

ご覧の通り、「フィッシュレシピ」は継続販売されているんです!
ロータス特有のオーブンベイク製法で作られた高品質なドライフードを、魚ベースで愛犬に与え続けられるのは嬉しいポイントですよね。
終売の主な原因となったのは、後述する国際的な問題ですが、この情報を知っておけば、パニックにならずに済みます。

ウェットフードも一部終売!缶詰の最新状況をチェック

ドライフードに加えて、ウェットフードの缶詰についても一部終売が発表されています。ロータスの缶詰は、ヒューマングレードの原材料を余分な水分を加えずに調理した総合栄養食として人気が高かったため、こちらも大きな影響がありました。

終売となったのは「チキン&アスパラガスシチュー」「ターキーシチュー」など、複数のドッグ缶(150g缶や355g缶)です。
一方で、ロータスドッグ150g缶のビーフトライプは継続販売されていますし、他のドッグ缶355gの一部や、キャット缶などは引き続き購入可能です。
もし愛犬が特定の缶詰を愛用していた場合は、一度販売元の公式サイトや、購入しているオンラインストアなどで最新の販売リストを確認することをおすすめします。

終売の噂で高まる「リコール」への懸念は大丈夫?

終売のニュースが流れると、「品質に問題があったからリコールになったのでは?」と心配する声も聞かれますが、ご安心ください。
ロータスドッグフードがリコールになったという事実は一度もありません。
終売は、品質の問題ではなく、原材料の輸入に関わる国際的な要因が主な理由です。
ロータスは、合成の保存料や香料、ホルモン剤不使用の肉など、人間が食べられるレベルの食材を使用していることで知られています。
そのため、愛犬の健康を第一に考える飼い主さんたちからは、長年にわたり高い信頼を得てきました。終売は本当に残念ですが、その品質や安全性に疑問を持つ必要はありませんので、安心してくださいね。

なぜロータスドッグフードは終売になってしまったの?

高い評価を得ていたロータスドッグフードが、なぜ終売という決断をせざるを得なかったのか。その理由を知ることは、愛犬の今後のフード選びにも繋がります。結論から言うと、原因はロータス側の一方的な都合ではなく、「国際的な感染症」とそれによる「輸入規制」が大きく関わっています。

終売の最大の原因は「鳥インフルエンザ」による輸入禁止措置

終売が発表された2022年頃、世界的に鳥インフルエンザ(高病原性鳥インフルエンザ)の発生が拡大しました。
ロータスドッグフードは主にカナダで生産されていましたが、この影響で、日本の農林水産省(動物検疫所)から「カナダから日本への家禽類を使用したペットフードの輸入禁止」というお達しが出されたのです。
家禽類とは、鶏や鴨、七面鳥などの鳥類のことです。

ロータスドッグフードの中でも、特に人気が高かった「チキンレシピ」「ダックレシピ」「ターキーレシピ」は、当然ながらこれらの家禽類を主原料としています。輸入が禁止されてしまったため、日本国内での販売を継続することが物理的に不可能になってしまったわけです。

この事態に対し、ロータスジャパン株式会社も「誠に断腸の思い」と発表しており、長らく愛顧されてきた製品をこのような形で終わらせるのは、メーカーとしても苦渋の決断だったことが伺えます。
品質には全く問題がないにも関わらず、国際的な規制により販売を停止せざるを得なかったという点が、非常に残念でなりません。
この影響は、ロータスだけでなく、同じようにカナダ産で家禽類を主原料とする他のペットフードにも波及しました。

影響を受けなかった「フィッシュレシピ」が継続できた理由

前述の通り、ロータスのドライフードの中で唯一継続販売が許されたのが「グレインフリー フィッシュレシピ」です。
これは、終売の主要因が「家禽類の使用」にあったためです。フィッシュレシピは、名前の通り魚(主に白身魚やサーモン)を主原料としており、鳥インフルエンザによる輸入規制の対象外でした。
そのため、規制後も安定して日本への輸入と販売を続けることができています。

ロータスはオーブンベイク製法という独特な低温調理法を採用しており、この製法自体が「家畜感染症と関連のないペットフード」として認められるための条件に関わってきます。
フィッシュレシピは、その低温調理法の特性と、輸入禁止の対象外である魚を主原料としているという2つの条件を満たしたため、愛犬家のもとへ届けられ続けているのです。
愛犬の食物アレルギーなどで魚ベースのフードを探している方にとっては、継続販売されているフィッシュレシピは非常に貴重な選択肢となります。

リコールとは全く違う!終売が愛犬に与える影響

終売とリコールは、意味合いが大きく異なります。

リコール 製品の安全性や品質に問題が見つかり、メーカーが回収・返金を行うこと。
終売・販売終了 製品自体に問題はないが、生産や輸入の都合で販売を終了すること。

今回の終売は後者にあたります。
愛犬に与えていたフードが安全でなかったわけではないので、すでに購入してストックしてある分についても、安心して与えることができます。
ただし、フードを切り替える際には、愛犬の体に負担をかけないよう、約1週間から10日間かけて、古いフードに新しいフードを少しずつ混ぜていく「フードの切り替え期間」を設けるようにしてくださいね。
急な変更は、消化不良や下痢の原因になることがあります。

【継続中】今でも買えるロータスドッグフード「フィッシュレシピ」の魅力

ロータスのドライフードの中で、唯一販売が続いている「グレインフリー フィッシュレシピ」。終売のニュースに落胆していた方も、「まだロータスが買える!」と知って希望が見えたのではないでしょうか。
このフィッシュレシピは、単に継続販売されているだけでなく、愛犬の健康を考える上で非常に魅力的な特徴をいくつも持っているんですよ。

アレルギーに配慮した魚ベースのグレインフリー設計

ロータスのフィッシュレシピは、その名の通り、主原料に白身魚やサーモンなどの高品質な魚を使用しています。
犬の食物アレルギーの多くは、牛肉、鶏肉、乳製品、卵などが原因となることが知られています。そのため、これらの一般的なアレルゲンになりにくい魚ベースのフードは、アレルギーに悩む愛犬にとって貴重な選択肢となります。

さらに、このレシピは「グレインフリー(穀物不使用)」です。
犬は肉食寄りの雑食動物であり、穀物の消化が苦手な子もいます。フィッシュレシピは、トウモロコシや小麦、大豆といった穀物を一切使用せず、代わりにエンドウ豆や挽き割りライ麦、挽き割り玄米などをバランス良く配合しています。
(※ただし、フィッシュレシピのドライフードは「グレインフリー」と「低アレルゲン」の2種類があり、グレインフリーは穀物不使用、低アレルゲンは玄米・大麦などを使用しています。ここではグレインフリーフィッシュレシピについて深掘りします。)

フィッシュレシピに豊富に含まれる栄養素の秘密

魚ベースのフードの最大のメリットは、DHAやEPAといったオメガ3脂肪酸が豊富に含まれていることです。
これらの脂肪酸は、以下のような愛犬の健康を強力にサポートしてくれます。

栄養素 主な効果・役割
オメガ3脂肪酸(DHA/EPA) 皮膚・被毛の健康維持、関節のサポート、心臓血管系の健康維持
高品質なタンパク質(魚由来) 筋肉維持、消化吸収率が高い
抗酸化成分(フルーツ・野菜) 免疫力サポート、老化防止

特に皮膚の弱い子や、毛並みのパサつきが気になる子には、フィッシュレシピの継続的な給与はとてもおすすめできます。オーブンベイク製法のおかげで、魚特有の匂いが抑えられているため、「魚の匂いが苦手」という飼い主さんでも比較的扱いやすいのもポイントです。

フィッシュレシピが持つ「オーブンベイク製法」のメリット

ロータスの最大の特徴は、一般的なフードが高温・高圧で製造されるのに対し、「オーブンベイク製法」という低温でじっくりと焼き上げる方法を採用していることです。
この製法は、フィッシュレシピにも当然ながら活かされています。

低温で焼くことのメリットは、主に以下の3点です。

  1. 栄養素の破壊が少ない: 高温で調理すると、ビタミンや酵素といった熱に弱い栄養素が失われやすいですが、低温調理ならそれらを可能な限り保持できます。
  2. 消化吸収が良い: 低温で焼くことで、フードのデンプンがより消化しやすい形に変化します。胃腸に負担をかけにくいため、消化器が弱い子にも適しています。
  3. 抜群の食いつき: 焼きたてのパンのような香ばしい香りがするため、ドライフード特有の油っぽい匂いが苦手なワンちゃんでも、喜んで食べてくれることが多いです。

フィッシュレシピは、このオーブンベイク製法と魚の持つ栄養価が組み合わさった、非常にバランスの取れたフードと言えます。
終売で切り替えを検討している飼い主さんも、もしアレルギーなどがなければ、まずはこのフィッシュレシピを試してみてはいかがでしょうか。ロータスならではの食いつきと品質を、引き続き愛犬に提供できますよ。

ドライフードの終売時期と、当時愛用者が行った対応策

家禽類を使ったドライフード(チキン、ラム、ダック、ターキー)の終売は、突然の発表だったため、愛用していた多くの飼い主さんは大きな動揺に見舞われました。
ここでは、当時の状況を振り返りつつ、どのようにして乗り越えたのか、具体的な対応策を見ていきましょう。

終売のアナウンスから在庫切れまでの期間

ロータスペットフードの一部終売が公式にアナウンスされたのは、主に2022年の秋頃でした。
その後、カナダからの輸入が停止されたことで、市場に出回っている在庫がなくなり次第、順次販売終了となりました。
具体的には、多くの店舗で2022年11月頃のメーカー入荷分を最後に、在庫がなくなり次第終売という形が取られました。

この期間は、愛用者にとって「最後のストックを確保できるか」という戦いでした。
特に大型犬を飼っている方や、多頭飼いをしている方は、すぐに数ヶ月分のフードが必要になるため、終売の連絡を受けてすぐに、楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングなどで残っている在庫を探し回る状況でした。
人気商品だっただけに、SNSなどでも「どこで買った」「まだ在庫があった」という情報交換が活発に行われていたのを覚えています。

愛用者がとった3つの主な対応策

急な終売に対し、ロータス愛用者がとった行動は主に以下の3つに集約されます。

    1. 継続販売のフィッシュレシピに切り替える:

ロータスの製法やブランドへの信頼が厚い飼い主さんは、まずフィッシュレシピに切り替えました。製法が同じため、食いつきの面で大きな変化がなく、スムーズに移行できたという声が多く聞かれました。

    1. 代替フードを探し、フードローテーションに組み込む:

家禽類ベースのフードを継続したい飼い主さんは、似た品質の「オーブンベイク製法」や「低温調理」を採用しているフード、または「グレインフリー」や「ヒューマングレード」など、ロータスと共通する特徴を持つ高品質なフードを探しました。
このとき、一つのフードに固定せず、複数の良質なフードを交互に与える「フードローテーション」を始める方も増えました。

    1. ロータスの後継ブランド「ウェルカムホーム」を試す:

ロータスが新たに立ち上げたブランド「ウェルカムホーム」の登場は、愛用者にとって大きな朗報でした。ロータスのコンセプトを引き継ぎつつ、新しい形で高品質なフードを提供しているため、いち早く試す方が多かったですね。

特に、最後の在庫を買い占める「駆け込み購入」の動きは、終売が決まった人気フードではよく見られる現象です。
しかし、愛犬の健康のためには、急いで大量にストックするよりも、冷静に代替品や後継品を見つけ出すことが最も重要だと、モモストアは考えます。
もし現在もまだロータスのストックでしのいでいる方がいたら、そろそろ新しいフードへの移行を真剣に検討しましょう。今後のフード選びに役立つ情報を、このあたりの情報も参考にしながら、さらに詳しく見ていきますね。

ロータスドッグフードの「後継品」として登場したブランドとは?

ロータスの主力のドライフードが終売となり、途方に暮れていた愛犬家にとって、ロータスジャパンが新たに取り組んだ「後継ブランドの立ち上げ」は、大きな希望となりました。
そのブランドこそが、「ウェルカムホーム(Welcome Home)」です。
このウェルカムホームは、ロータスが培ってきたノウハウと品質基準をしっかりと受け継いでおり、終売後の空白を埋める存在として注目を集めています。

「ウェルカムホーム」がロータスのコンセプトを引き継ぐ

ウェルカムホームは、ロータスの「ヒューマングレード」「オーブンベイク製法」という二大コンセプトをしっかりと継承しています。
ロータスのフードを愛用していた飼い主さんが最も求めていたのは、「あの品質と香ばしさ」ですよね。ウェルカムホームは、その期待に応える形で開発されました。

ただし、終売の原因となった「家禽類の輸入規制」の問題があるため、ウェルカムホームでは、原材料の調達先やレシピの構成に工夫が凝らされています。
特に、ウェルカムホームは、ロータスと同じく穀物不使用(グレインフリー)のレシピを主体とし、アレルギーに配慮した設計となっています。
また、パッケージデザインも、ロータスのシンプルで洗練された雰囲気を引き継いでおり、店頭で見かけると「もしやロータスの仲間?」と気づく方も多いようです。

ウェルカムホームとロータスの具体的な違いを比較

ロータスとウェルカムホームはコンセプトを共有していますが、全く同じフードではありません。特に以下の点で違いが見られます。

項目 ロータス(終売品) ウェルカムホーム(後継品)
主力の肉の種類 チキン、ラム、ダック、ターキーなど多様 ターキーなどの家禽類も使用しつつ、他のタンパク源も採用
製法 オーブンベイク製法 オーブンベイク製法(継承)
穀物 グレインフリーと通常レシピが存在 グレインフリーを主力としている
販売開始時期 以前から 2022年11月頃より順次

ウェルカムホームは、輸入規制をクリアし、今後も安定的に提供できることを前提に開発されています。そのため、ロータスのような急な終売で愛犬に不安な思いをさせたくない、と考える飼い主さんにとっては、最も安心して選べる選択肢の一つと言えるでしょう。
ロータスからの切り替えを検討している方は、まずこのウェルカムホームをチェックしてみることを強くおすすめします。

ウェルカムホームへの切り替えを成功させるコツ

フードを切り替える際は、愛犬の体にストレスをかけないことが一番大切です。特にロータスのように香ばしいフードから別なものへ移行する場合、食いつきが心配になることもあります。

ウェルカムホームに切り替える際のコツは、「時間をかけて、古いフードの香りを残しながら」行うことです。

  1. 最初の3日間: 今まで与えていたロータスに、ウェルカムホームを全体の1割程度混ぜる。
  2. 次の4日間: ウェルカムホームの割合を2〜3割に増やし、便の状態をチェック。
  3. 次の3日間: 半分(5割)ずつにする。
  4. 完全に切り替え: 10日目を目安に、ウェルカムホームのみに移行する。

ウェルカムホームもロータスと同じオーブンベイク製法なので、香ばしさという点では共通しており、比較的スムーズに移行できる子が多いです。
万が一食いつきが悪い場合は、ぬるま湯で少しふやかしたり、少量のチキンブイヨン(無塩のもの)をかけたりして、香りを引き立ててあげると食べてくれることがありますよ。
愛犬の健康状態を日々観察しながら、ゆっくりと新しい生活に慣らしていきましょう。

ロータス愛用者におすすめ!切り替えやすい代替ドッグフード3選

ロータスのフィッシュレシピや後継品「ウェルカムホーム」に切り替えるのも良いですが、「他の選択肢も知りたい」「ロータスと同じような品質で、チキンやラムベースのフードを探したい」という飼い主さんもいるはずです。
ロータスフードの主な特徴である「高品質(ヒューマングレード)」「低温調理(オーブンベイク)」「グレインフリー」という点に着目し、おすすめの代替ドッグフードをモモストアが厳選しました。

代替フード選びで失敗しないための3つのチェックポイント

ロータスからの切り替えで最も重要なのは、「品質の低下を感じさせないこと」です。以下の3点をチェックして、愛犬にぴったりのフードを選びましょう。

チェックポイント ロータスの特徴 代替フードでの確認事項
製法・食いつき オーブンベイク製法(低温調理) 低温・低圧調理、またはフリーズドライなど、栄養を壊しにくい製法か?
原材料の品質 ヒューマングレード、添加物不使用 主原料が生肉か?合成添加物(着色料、香料、保存料)が使われていないか?
アレルギー配慮 グレインフリー(穀物不使用)レシピあり グレインフリー、または単一タンパク源(ラムのみ、ダックのみなど)の設計か?

【候補1】同じ「低温調理」を採用した高品質フード

ロータスの最大の特徴である「オーブンベイク製法」に近い、低温で栄養価を損なわない製法を採用しているフードは、食いつきや消化の良さという点で、ロータスからの移行がスムーズになりやすいです。
例えば、「カントリーロード」や「ナチュラルハーベスト」といったブランドの中には、低温でじっくりと調理することで、食材本来の風味と栄養を閉じ込める工夫をしている製品があります。
特にナチュラルハーベストの一部商品は、新鮮な生肉をたっぷりと使用し、低カロリーで消化しやすい設計になっているため、シニア犬や胃腸が弱い子にも人気が高いです。
ロータスの香ばしさが好きだった愛犬には、ぜひ一度、これらの低温調理系フードのサンプルやお試しサイズを試してみることをおすすめします。

【候補2】安心の「国産」でヒューマングレードを追求したフード

輸入規制による終売を経験したことで、「今後は国産のフードにしたい」と考える飼い主さんも増えています。
国産ドッグフードの中にも、ロータスに負けないほど品質にこだわった、人間も食べられるレベルの食材を使用しているフードがたくさんあります。

例えば、「ZEN プレミアムドッグ」や、特定の工房で作られているような、少量生産のこだわりフードなどが該当します。
国産フードは、流通経路が明確で新鮮さが保たれやすく、日本の環境や犬種に合わせて栄養バランスが調整されていることが多いのがメリットです。
原材料表を見て、「〇〇肉(生)」が一番最初に記載されているか、そして酸化防止剤として天然由来のもの(ミックストコフェロールなど)が使われているかを確認すると、高品質なフードを見つけやすくなりますよ。

ロータスのオーブンベイク製法が愛された理由を再確認

ロータスドッグフードの代名詞とも言えるのが、「オーブンベイク製法」です。この製法があったからこそ、ロータスは他のプレミアムフードとは一線を画す存在となり、多くの愛犬家から熱烈に支持されてきました。
改めて、この製法がなぜこれほどまでに愛されたのか、その技術的な秘密と、愛犬にもたらす恩恵を深掘りしていきましょう。

「オーブンベイク製法」と一般的な「エクストルーダー製法」の違い

ほとんどのドライドッグフードは、「エクストルーダー製法」という方法で作られています。これは、原材料を高温・高圧で一気に加熱し、短い時間で成形する方法です。大量生産に向いており、安価に製造できるメリットがありますが、高温処理によって栄養素が失われやすく、独特の油っぽい匂いが出やすいというデメリットもあります。

一方、ロータスの「オーブンベイク製法」は、その名の通り、低温のオーブンでじっくりと時間をかけて焼き上げる、まるでパンを焼くような方法です。

項目 オーブンベイク製法(ロータス) エクストルーダー製法(一般的)
温度・圧力 低温・低圧(低温でゆっくり) 高温・高圧(短時間で一気に)
栄養素の保持 ビタミン、酵素などが失われにくい 熱に弱い栄養素が失われやすい
風味・匂い 焼きたてのパンのような香ばしい香り 油分が酸化しやすく、油っぽい匂い
粒の特徴 堅めで崩れにくい、サクサクとした食感 空気を含んだ軽い食感

ロータスのフードが「食いつきが良い」と言われた決定的な理由

ロータスが食いつきが良いと評判だったのは、単に嗜好性の高い原材料を使っていたからだけではありません。最大の理由は、この製法による「匂い」と「食感」にあります。

一般的なフードの油っぽい匂いとは違い、ロータスは低温でじっくり焼くことで、食材本来の、まるで焼き菓子のような香ばしい香りが引き立ちます。犬は人間よりも嗅覚が遥かに優れているため、この自然な香ばしさが食欲をそそるのです。
また、粒が堅めに焼き上げられているため、噛むことで歯石予防にもつながり、しっかりとした噛みごたえを楽しめます。フードの「味」だけでなく、「香り」と「食感」のすべてが愛犬の満足度を高めていたわけです。

製法が生み出す消化への優しさ

消化吸収の良さも、オーブンベイク製法が愛された大きな理由です。
低温で調理することで、デンプン質が加熱されすぎず、犬の消化器官に負担をかけにくい状態になります。消化が良いということは、必要な栄養を効率よく吸収できるということでもあります。

また、高温・高圧で急激に膨らませていないため、給水時にも急激に膨らむことが少なく、胃の中でスムーズに消化されます。胃腸が弱い子や、シニアになって食が細くなった子、消化器系のトラブルを抱える子にとって、ロータスのフードは「お腹に優しい」と評判でした。
愛犬の「美味しく食べる」と「健康的に消化する」の両方を満たしていたのが、ロータスドッグフードのオーブンベイク製法だったのです。

終売になったチキン・ラム・ダックレシピの特徴と口コミ

終売となったレシピの中でも、特に愛用者が多かったのが「チキン」「ラム」「ダック」のレシピです。これらのフードがなぜそこまで人気があったのか、それぞれの特徴を振り返りつつ、当時の愛用者からの口コミを分析してみましょう。
終売になったとはいえ、これらの情報が代替フードを探す際の重要なヒントになります。

【人気No.1】チキンレシピ:万能な食いつきと豊富な栄養

ロータスの中で最もスタンダードで人気が高かったのが、チキンレシピです。
主原料に新鮮なチキンの生肉を使用し、良質なタンパク質とバランスの取れた脂質が特徴でした。特に、仔犬から成犬まで幅広く与えられるレシピ設計となっており、多頭飼いの家庭でも重宝されていました。

  • 主な特徴:高品質なチキンと、様々なフルーツ・野菜をバランス良く配合。
  • 人気を集めた理由:オーブンベイク製法特有の香ばしさと、チキンの食いつきの良さが相まって、好き嫌いの多い犬でも食べてくれると評判でした。

当時の口コミ例:

「他のフードを混ぜないと食べなかった子が、ロータスのチキンだけはカリカリと音を立てて完食してくれました。本当に助かっていたので終売はショックです。」(トイプードル飼い主)
「多頭飼いなので大袋を買っていましたが、みんな食いつきが良く、便の状態も安定していました。代替フード探しに苦労しています。」(柴犬・ダックス飼い主)

【アレルギー配慮】ラムレシピ:皮膚・被毛の健康をサポート

ラムレシピは、チキンや牛肉にアレルギーを持つ犬のために選ばれることが多かったレシピです。
ラム肉は低アレルゲンと言われており、ロータスでは新鮮なラム肉を主原料に使用していました。特に、皮膚や被毛の健康維持に役立つオメガ脂肪酸もバランス良く含まれており、毛並みに悩む飼い主さんからの支持が厚かったです。

  • 主な特徴:低アレルゲンとされるラム肉を主原料に使用。
  • 人気を集めた理由:アレルギー対策フードでありながら、オーブンベイク製法による高い嗜好性を両立していた点。

当時の口コミ例:

「うちの子はチキンで痒みが出てしまうため、ラムに切り替えてから肌の調子が良くなりました。食いつきも良く、このフードのおかげでアレルギー対策ができていました。」(フレンチブルドッグ飼い主)
「ラム特有の匂いも気にならず、サクサク食べてくれるので安心でした。今はラムベースのフードをまた探し中です。」(ラブラドールレトリバー飼い主)

【珍しいタンパク源】ダックレシピ:グルメな愛犬に

ダック(鴨肉)は、ラムと同様に、アレルギーの出にくいタンパク源として注目されています。
ロータスのダックレシピは、他のフードではなかなか見られないタンパク源を使っているため、「色々なフードを試したけどダメだった」というグルメな愛犬や、多角的なアレルギー対策をしたい飼い主さんに選ばれていました。

  • 主な特徴:珍しいダック肉を使用。栄養価も高く、良質なタンパク源。
  • 人気を集めた理由:新しいタンパク質を試したいニーズに応えつつ、消化の良さも兼ね備えていた点。

これらの終売品の魅力を知ることで、代替フードを探す際に、「チキン系の食いつきの良さ」を求めるのか、「ラム系の低アレルゲン性」を求めるのか、といった優先順位を明確にすることができますね。
代替品を探す際には、ぜひこの終売品の特長を思い出して、ご自身の愛犬に最も近しいフードを見つけてください。

ロータスドッグフードの販売元(メーカー)の最新動向

フードの終売という大きな出来事を経て、ロータスドッグフードの販売元である「ロータスジャパン株式会社」は、その後どのような動きを見せているのでしょうか?
愛犬のフードを供給するメーカーの動向は、今後の製品ラインナップやサポート体制を知る上で非常に重要です。モモストアが調べた最新情報をお届けします。

輸入規制への対応と「ウェルカムホーム」の立ち上げ

前述の通り、ロータスの主力ドライフードが終売となった最大の理由は、カナダからの家禽類の輸入規制でした。
この状況に対し、ロータスジャパンは単に「終売しました」で終わらせるのではなく、愛用者の不安を解消するために、迅速に「後継ブランド」の開発・導入に動いたことが特筆すべき点です。

新ブランド「ウェルカムホーム(Welcome Home)」の立ち上げは、規制をクリアしつつ、ロータスの高い品質基準とオーブンベイク製法を継続するという、メーカーの強い意志の表れと言えます。
これは、長年の愛用者に対する誠意でもあり、今後も日本の愛犬家のために高品質なフードを提供し続けるという決意の現れだと、モモストアは評価しています。
新製品のウェルカムホームは、2022年11月頃から順次販売が開始され、ロータスからの切り替え先として、多くの飼い主さんに受け入れられています。

継続販売中の「フィッシュレシピ」への注力

終売品がある一方で、継続販売が可能な「フィッシュレシピ」への注力も行われています。
フィッシュレシピは、終売によってロータスドライフードの「顔」とも言える存在になったため、メーカー側も安定供給に力を入れています。
また、2023年2月には、ロータス フィッシュシリーズの価格改定が行われたという情報もあります。これは原材料費の高騰など、世界的な経済情勢の変化に対応するための措置ですが、品質維持のための努力とも言えます。
今後も、このフィッシュレシピがロータスブランドを支える中心的な存在となっていくでしょう。

ウェットフードのラインナップ見直しと新製品

ドライフード以外にも、ロータスはウェットフード(缶詰)のラインナップにも力を入れています。

ロータスジャパンの公式サイトの履歴を見ると、

  • 2023年8月:新商品 ウェットフード(缶詰)製品の発売
  • 2024年10月:新商品 ウェルカムホーム ドッグトリーツ発売
  • 2025年8月:ロータスドッグ缶 一部・ウェルカムホーム缶 終売のお知らせ(本国アメリカでの生産終了に伴う)

など、頻繁に製品ラインナップの見直しや新製品の投入が行われていることがわかります。
特にウェットフードについては、供給元の変更や生産終了など、国際的なサプライチェーンの影響を受けやすい状況が続いているようです。しかし、その都度、新しいラインナップを投入し、愛犬の食事の選択肢を失わないように努力している姿勢が伺えます。
これらの情報から、ロータスジャパンは環境の変化に柔軟に対応しつつ、高品質なフードの提供を続ける、信頼できるメーカーであると言えるでしょう。メーカーの信頼性はフード選びの重要な基準の一つですよね。

ロータスドッグフードはどこで買うのがお得?ECサイトを徹底比較

ロータスドッグフード(主にフィッシュレシピ)や後継品のウェルカムホームを購入する際、「どこで買うのが一番お得で安心なのか」は、飼い主さんにとって永遠のテーマですよね。
特に終売騒動後は、在庫状況や価格が変動しやすいため、購入チャネル選びがより重要になっています。主要なECサイトのメリット・デメリットを比較し、モモストア流のおすすめの購入方法をご紹介します。

主要ECサイト(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング)の比較

ロータスドッグフードやウェルカムホームは、主に以下の3大ECサイトで取り扱いがあります。それぞれの特徴を理解して、賢く購入しましょう。

ECサイト メリット デメリット おすすめの利用シーン
Amazon 配送が速い(プライム会員なら特にお急ぎ便)。正規代理店の出品が多い。 ポイント還元率が低いことが多い。 「今すぐ欲しい」「在庫をすぐ確認したい」とき。
楽天市場 ポイントアップキャンペーンが豊富。店舗を比較しやすい。 店舗によって送料や在庫状況が大きく異なる。 「ポイントを貯めたい」「買い回りキャンペーン」を利用したいとき。
Yahoo!ショッピング PayPayポイントとの連携でお得になることが多い。 楽天市場と同様に店舗ごとの比較が必要。 PayPayをメインで使っている方。

モモストアのおすすめ:愛犬のフードは継続的に購入するものなので、ポイント還元率が高い「楽天市場」や「Yahoo!ショッピング」を定期的にチェックし、お得なタイミングでまとめ買いするのがおすすめです。ただし、Amazonは在庫が安定していることが多いので、在庫切れの際などに活用すると良いでしょう。

メルカリやフリマアプリでの購入は推奨できる?

「終売品だからメルカリで探そう」と考える方もいるかもしれません。確かに、メルカリやラクマといったフリマアプリでは、ロータスの終売となったチキンやラムレシピの「未開封ストック」が出品されていることがあります。

しかし、モモストアとしては、フリマアプリでのドッグフードの購入は、あまり推奨しません。

その理由は、以下の通りです。

  • 品質の保証がない: 個人間取引のため、商品の保管状況(高温多湿な場所で保管されていたなど)が不明です。
  • 賞味期限が古い可能性: すでに終売から時間が経っているため、賞味期限が迫っている、あるいは切れているリスクがあります。
  • 酸化のリスク: ドライフードは酸化すると風味が落ち、愛犬の健康にも悪影響を及ぼします。個人宅での長期保管は酸化が進みやすいです。

少しでも愛犬に新鮮で安全なフードを与えたいのであれば、正規の流通経路で販売されている、継続販売品や後継品を選ぶのが一番安心です。

購入する際に必ずチェックしたい2つのポイント

ECサイトで購入する際、特に注意してほしい点が2つあります。

  1. 賞味期限を問い合わせる: サイトに記載がない場合、購入前にショップに「賞味期限」を問い合わせるのが賢明です。特に大袋を購入する場合は、消費期限までに食べきれるかを確認しましょう。
  2. 正規販売店か確認する: 偽造品の心配は低いですが、品質管理が徹底されているのは「正規代理店」の店舗です。楽天やYahoo!ショッピングでは、ショップの概要欄などで正規の取り扱いであることを確認できると、より安心して購入できますよ。

愛犬の「食」は健康の基盤です。少し手間かもしれませんが、これらのチェックを怠らず、愛犬にとって最高のフードを選んであげてくださいね。

終売・継続販売に関するよくある質問Q&A

ロータスドッグフードの終売に関して、飼い主さんが抱きやすい疑問を、Q&A形式でまとめてみました。あなたの「気になる!」がきっと見つかるはずです。

Q1:終売になったフードをまだ持っているけど、食べさせても大丈夫?

A1:賞味期限内であれば、基本的には問題ありませんが、保管状況を確認してください。
終売の理由がリコール(品質問題)ではないため、安全性の心配は不要です。
ただし、ドライフードは開封していなくても、高温多湿の場所で保管されていたり、賞味期限を大幅に過ぎていたりすると、油分が酸化して品質が低下します。
愛犬の体調を最優先に考え、古いフードから新しいフードへの切り替えは、上記で解説した通り、時間をかけて慎重に行ってください。

Q2:ロータスの「トリーツ(おやつ)」も全部終売になったの?

A2:鳥インフルエンザの影響を受けたトリーツは終売になりましたが、フィッシュレシピのトリーツは継続しています。
ドライフードと同様に、チキンやラム、ダック、ターキー、そしてベニソン(鹿肉)を使用したトリーツは終売となっています。
しかし、「ロータス ドッグトリーツ グレインフリーフィッシュレシピ」は継続販売されていますので、ロータスのオーブンベイク製法で作られた香ばしいおやつは、引き続き楽しむことができますよ。
また、後継ブランドの「ウェルカムホーム」からも新しくトリーツが発売されていますので、そちらもチェックしてみてください。

Q3:ロータスはもう今後、家禽類を使ったフードは作らないの?

A3:現時点では、輸入規制が解除されない限り、家禽類を主原料としたドライフードの販売再開は難しいと考えられます。
輸入規制は、国が主導しているため、ロータスジャパンが一企業の努力だけで解決できる問題ではありません。
しかし、メーカー側も愛用者のニーズを理解しており、後継ブランドであるウェルカムホームでは、規制の影響を受けにくい原材料の調達や、代替レシピの開発に力を入れています。
将来的に規制が解除されれば再販の可能性もゼロではありませんが、今は継続販売品と後継品を軸に考えるのが現実的です。

Q4:他の輸入フードも同じように終売になる可能性があるの?

A4:はい、国際的な感染症や規制の影響を受ける可能性はあります。
今回のロータスの事例は、海外産の高品質フードを使用している全ての飼い主さんにとって、教訓となりました。
特に、特定の国からの輸入に頼っているフードや、動物性タンパク質を多く含むフードは、情勢によって供給が不安定になるリスクがあります。
このリスクを回避するために、「フードローテーション」を取り入れることをおすすめします。複数の信頼できるブランドを交互に与えることで、どれか一つが終売になっても、愛犬の食事の選択肢が失われる事態を防ぐことができますよ。

まとめ:ロータスドッグフードとの賢い付き合い方

ロータスドッグフードの終売は、愛犬家にとって非常に残念なニュースでしたが、今回の記事で、その全貌と、今後の対策が見えてきたのではないでしょうか。

最後に、ロータスドッグフードとの「賢い付き合い方」を改めてまとめます。

現在の状況 ドライフードの主力(チキン、ラム、ダック、ターキー)は終売。原因は鳥インフルエンザによる輸入規制。
継続販売品 グレインフリー フィッシュレシピ(ドライ)、一部のウェット缶、キャットフードは継続販売中。
後継フード ロータスのコンセプトを引き継いだ「ウェルカムホーム」が新ブランドとして登場。
推奨される行動 フィッシュレシピかウェルカムホームへの切り替えを検討。または、ロータスと同じ品質基準(低温調理、ヒューマングレード)を持つ代替フードを見つけて、ローテーションを始める。

ロータスのオーブンベイク製法が愛犬にもたらしてくれた「食いつきの良さ」と「消化の優しさ」は、かけがえのないものです。
その良さを最大限に引き継ぎつつ、愛犬の健康を第一に考えた新しいフードを見つけることが、私たち飼い主の次のミッションです。
この情報が、あなたの愛犬の豊かな食生活の一助となれば、モモストアとしてこれほど嬉しいことはありません。
安心して、愛犬との食事の時間を楽しんでくださいね。

筆者:モモストア

(注:本記事の情報は2025年11月現在の検索情報に基づいて作成しております。最新の情報は、ロータスジャパン公式サイトや各販売店にてご確認ください。)

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