段ボールはどこで売ってる？ サイズや種類が豊富な販売場所を徹底解説！

「急に段ボールが必要になったけど、どこで買えるの？」
「フリマアプリで売れた商品を送りたいけど、小さい箱ってどこに売ってる？」

引っ越しや模様替え、ネット通販の発送など、日常生活で急に段ボールが必要になることってありますよね。
実は、段ボールはホームセンター以外にも、コンビニ、100円ショップ、郵便局など、様々な場所で手軽に購入できます。

この記事では、段ボールを購入できる場所を徹底的に比較し、それぞれのメリット・デメリット、そしてあなたの目的に合った段ボールの選び方まで、モモストアが詳しく解説していきます。
「どこで買うのが一番お得で便利なの？」という疑問を、この記事でスッキリ解決してくださいね！

段ボールを売っている場所は大きく分けて3パターン！

段ボールを探している時、「どこに行けば確実に手に入るの？」と迷ってしまうかもしれませんが、実は購入できる場所は大きく分けて「実店舗」「配送業者」「ネット通販」の3パターンに分類できます。
それぞれの場所には、メリットとデメリットがあり、あなたが段ボールを使う目的（引越し、フリマ発送、収納など）によって最適な購入先が変わってきます。

実店舗で購入するメリットとデメリット

実店舗の代表格といえば、ホームセンターや100円ショップ、そして一部のコンビニなどが挙げられます。
実店舗の最大のメリットは、何と言っても「その場ですぐに手に入る」即時性と、「実物を手に取ってサイズや強度を確認できる」点です。

【実店舗の主な購入先】

• ホームセンター（カインズ、コーナン、DCMなど）
• 100円ショップ（ダイソー、セリア、キャンドゥなど）
• スーパー、ドラッグストア（無料でもらえる可能性も）
• コンビニエンスストア（小型の専用資材のみ）

ただし、大きな段ボールや大量に必要な場合は、自分で持ち帰る手間と、在庫が限られているというデメリットがあります。特に大型の段ボールを車なしで運ぶのは大変ですよね。また、特定の規格（例：ネコポス対応の薄型）が売っていない場合もあるため、確実性を求めるなら事前に店舗に問い合わせてみるのがおすすめです。

配送業者関連の施設で購入するメリットとデメリット

郵便局やヤマト運輸、佐川急便などの営業所でも、段ボールや梱包資材を販売しています。
これらの場所で購入する最大のメリットは、配送規格にぴったり合った専用資材が手に入ることです。

特にフリマアプリでの発送で利用する「宅急便コンパクト」や「ゆうパケットプラス」などの専用箱は、サイズオーバーの心配がなく、送料を最適化できるのが大きな魅力です。

しかし、販売されている種類は基本的に発送サービスに特化したものだけなので、引越し用の大型サイズや、特殊な収納用の段ボールはほとんど扱っていません。また、一般的にホームセンターやネット通販と比べると、単価がやや高めになる傾向があります。

ネット通販（ECサイト）で購入するメリットとデメリット

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、そして段ボール専門のオンラインストアでの購入は、近年主流になりつつある方法です。

【ネット通販の主なメリット】

• 圧倒的な種類とサイズ：規格外の特殊なサイズや、デザイン性の高い箱も見つかります。
• 大量購入でお得：引越しセットなど、まとめ買いで単価が安くなります。
• 自宅まで配送：重い段ボールを持ち帰る手間が一切ありません。
• 専門的な知識：強度や用途に特化した商品選びがしやすいです。

デメリットとしては、届くまでに時間がかかることと、実物を見られないため、届いてみたら思っていたサイズと違った、という失敗のリスクがあることです。
しかし、急いでいない場合や、引越しで大量に必要な場合は、圧倒的にネット通販が便利でおすすめです。特にAmazonや楽天市場では、カスタマーレビューを参考にできるため、失敗のリスクを減らすことができますよ。

【超定番】ホームセンターなら段ボールの種類とサイズが豊富！

引っ越しや大がかりな荷物の整理をするときに、真っ先に思い浮かぶのがホームセンターですよね。
カインズ、コーナン、DCM、ビバホームなど、主要なホームセンターでは、まさに段ボールの宝庫と言っても過言ではありません。

ホームセンターの最大の強みは、何といっても取り扱っている段ボールの種類とサイズの豊富さです。
例えば、引越しに欠かせない「大（120〜140サイズ）」「中（100サイズ）」「小（60〜80サイズ）」の3サイズセット販売はもちろん、以下のような特定の用途に特化した段ボールも見つけることができます。

ホームセンターで見つかる特殊な段ボールの種類

ホームセンターの売り場をのぞいてみると、一般的な箱型以外にも、様々なアイデア商品が並んでいます。

• 食器・割れ物用段ボール：内部に仕切りがついていたり、クッション材がセットになっていたりして、デリケートな食器を安全に梱包できます。
• 書類・ファイル用段ボール：A4やB4サイズのファイルがぴったり収まる設計で、書類の長期保管やオフィスでの移動に便利です。
• 衣類・ハンガーボックス：洋服をハンガーにかけたまま収納できる縦長のボックスで、引越し時に手間が大幅に削減できます。
• 強化段ボール（ダブルフルート）：通常の段ボールよりも強度が高く、重い書籍や海外への発送など、高い耐久性が求められる場合に最適です。

特に引越しシーズン前には、テープや緩衝材、マジックなどもセットになった「引越し応援パック」のようなものが用意されることも多く、梱包資材を一箇所で済ませたい人には非常に便利です。

ホームセンターで購入する際の賢い選び方

売り場が広大で、種類が多すぎて迷ってしまうこともあるかもしれません。賢く選ぶためのポイントを2つご紹介します。

１. 「外寸」と「内寸」をチェックする
配送業者に荷物を出す場合、送料は段ボールの外寸（縦・横・高さの合計）で決まります。
しかし、中に梱包したいものがちゃんと入るか確認するためには、内寸を見なければなりません。
ホームセンターの段ボールには、この両方が明記されていることが多いので、目的に合わせてしっかりチェックしましょう。

２. 材質をチェックする（フルートの種類）
段ボールの断面を見ると、波状の芯材（フルート）が見えます。このフルートの厚さや種類で強度が決まります。

フルートの種類	厚さの目安	適した用途
Aフルート（AF）	約5mm	最も一般的。引越し、宅配、収納。
Bフルート（BF）	約3mm	AFより薄く丈夫。商品梱包、軽量品の発送。
ダブルフルート（WF）	約8mm	最も丈夫。重い書籍、海外発送、長期保管。

重い荷物（書籍や陶器）を梱包する場合は、厚みのあるAフルートやダブルフルートを選びましょう。衣類や軽い荷物であれば、Bフルートでも十分です。
ホームセンターでは、実際に段ボールの厚みを触って確認できるのが、ネット通販にはない大きなメリットですね。

ただし、前述の通り、大量購入すると持ち帰りが大変になるため、購入前には車の有無や、配送サービス（有料の場合あり）の利用を検討してください。

【手軽さ重視】コンビニで段ボールは買える？知っておきたい注意点

「今すぐ！」段ボールが必要になった時、真っ先に思い浮かぶのは「近くのコンビニに売ってないかな？」ということではないでしょうか。
24時間営業で、どこにでもあるコンビニは、急な梱包ニーズに対応できる最も手軽な場所です。

コンビニで確実に入手できるのは「専用資材」

結論から言うと、主要なコンビニ（セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンなど）では、段ボールそのものは販売していません。

しかし、以下の通り、配送サービスに対応した「専用の梱包資材」であれば、ほとんどの店舗で販売されています。

コンビニチェーン	取り扱い専用資材の例	特徴
セブン-イレブン ファミリーマート	宅急便コンパクト専用箱	ヤマト運輸の小型配送サービス専用の段ボール箱。薄型とボックス型の2種類あり、フリマ発送に最適。
ローソン	ゆうパケットプラス専用箱	日本郵便の小型配送サービス専用箱。宅急便コンパクトより少し大きく、厚みのある小物を送るのに便利。
全社共通（稀）	ネコポスやゆうパケット対応のビニール袋・封筒	段ボールではないが、薄型で小さい物を送る際の必需品。

これらはあくまで、それぞれの配送業者（ヤマト運輸や日本郵便）が定めた規格に合わせて作られた「専用資材」であり、引越しや一般的な収納に使える汎用的な段ボール箱（60サイズ以上）は置いていないのが基本です。

コンビニ段ボールのメリットとデメリット

コンビニで専用資材を購入するメリットは、その「即時性」と「規格の正確さ」に尽きます。

• メリット：
  • 24時間いつでも購入可能で、急な発送に対応できる。
  • 配送規格（サイズ）が保証されているため、送料計算やサイズオーバーの心配がない。
  • 小さな荷物を送る際のサイズ感を確認できる。
• デメリット：
  • 専用資材しか置いていないため、引越しや収納用の汎用的な段ボールは買えない。
  • ホームセンターやネット通販に比べて単価が割高になることが多い。
  • 専用資材自体はサイズが小さいため、大きなものは送れない。

コンビニは、「フリマアプリで小さな商品が売れた！」「今すぐポストに投函したい！」という、小型の発送ニーズに特化した場所だと覚えておくと良いでしょう。

もしもの時の裏ワザ：店員さんに聞いてみる

これは確実な方法ではありませんが、もし急に大きめの段ボールが1枚だけ必要になった場合、「お店で不要になった段ボールを譲っていただけませんか？」と、店員さんに丁寧にお願いしてみるのも一つの手です。

コンビニには毎日大量の商品が届くため、特にバックヤードには廃棄待ちの段ボールが溜まっています。ただし、これはお店側の厚意によるものであり、在庫状況やお店のルールによって断られることがほとんどです。絶対に強制はせず、「もし、良ければ」という姿勢で尋ねてみてください。もちろん、清潔なものが欲しい場合は、正規の購入をおすすめします。

【コスパ最強】100円ショップの段ボールは収納・梱包に使える？

安さと手軽さを両立したいなら、ダイソー、セリア、キャンドゥといった100円ショップは外せません。
「100円で段ボールが買えるの？」と驚くかもしれませんが、特にダイソーでは、非常に多くの種類の段ボールが販売されており、ちょっとした梱包や収納に大活躍してくれます。

100均段ボールの主なサイズと特徴

100円ショップで販売されている段ボールは、基本的に小型・薄型の発送用か、小型の収納用が中心です。
大型の引越し用（120サイズ以上）はまず見つかりませんが、フリマアプリの発送で使うようなサイズは非常に充実しています。

用途	サイズ例（ダイソーなど）	適したアイテム
薄型発送用	ネコポス対応（A4程度、厚さ3cm以内）	DVD、コミック、薄手の衣類、アクセサリー
小型発送用	60サイズ対応（3辺合計60cm以内）	文庫本、化粧品、小型フィギュア
収納用	A4/B5サイズ、ふた付きボックス	書類整理、靴下や下着、シーズンオフの小物
特殊サイズ	ポスター用（細長い三角柱など）	ポスター、カレンダー、長尺物

特に「ネコポス対応」や「ゆうパケット対応」と明記されている薄型ケースは、1枚または2枚で110円（税込）と非常に安価で、コスパ最強と言えます。

100均段ボールを使う際の注意点：強度と数量

100円という価格には魅力がありますが、いくつか知っておくべき注意点があります。

１. 強度は期待しない
100円ショップの段ボールは、基本的に軽量物の梱包や一時的な収納を目的として作られています。
材質は薄めのBフルート（約3mm）や、さらに薄いEフルート（約1.5mm）が多く、重いもの（書籍や飲料など）を詰めて長距離輸送すると、底が抜けてしまうリスクや、衝撃に耐えられない可能性があります。
引越しや高価なものの発送には、ホームセンターやネット通販の「強化段ボール」を選びましょう。

２. 数量が限られている
100円ショップでは、在庫として置かれている数が少なく、また販売も「1枚入り」「2枚入り」といった小ロットが中心です。
「引越しで30枚必要！」という大量のニーズには対応できません。あくまでも、「小型の荷物を数個送りたい」という用途に限定されます。

３. 店舗によって品揃えが大きく異なる
大型店（例：ダイソーの「Standard Products」併設店など）であれば品揃えが豊富ですが、小さな店舗だとごく一部のサイズしか置いていないこともあります。
確実に入手したい場合は、事前にダイソーネットストアなどで商品の取り扱いを確認し、店舗検索で在庫を確認してから向かうのがおすすめです。

結論として、100円ショップの段ボールは、「安く、気軽に、小さなものを梱包・収納したい」場合に、最大限に活躍してくれる場所です。

ドラッグストアやスーパーで段ボールは手に入る？（無料or有料）

段ボールが売っている場所として、ホームセンターや100円ショップ以外にも、「あれ、あそこにも段ボールがあるぞ？」と気づくのが、ドラッグストアやスーパーマーケットの店頭ではないでしょうか。

基本的に「販売」ではなく「無料提供」が中心

ドラッグストア（スギ薬局、マツモトキヨシ、ウエルシアなど）やスーパーマーケット（イオン、西友など）は、商品の販売がメイン事業であり、段ボールを有料で販売していることは、ほぼありません。

しかし、これらの店舗では毎日大量の商品が納品されるため、大量の空き段ボールが発生します。多くのお店では、環境負荷軽減や資源再利用の観点から、これら廃棄予定の段ボールを無料でお客様に提供しています。

無料でもらえる段ボールのメリットとデメリット

無料の段ボールは魅力的ですが、利用する際はその特性を理解しておくことが大切です。

メリット	デメリット
コストがゼロ！（無料）	サイズやデザインが選べない（銘柄ロゴ入りが多い）
日用品や飲料用など、比較的頑丈な段ボールが多い	清潔さに欠ける場合がある（生鮮食品が入っていたものなど）
店舗の営業時間内にもらいに行ける	在庫状況は店舗や時間帯によって大きく異なる
トイレットペーパー用など、大きめサイズが入手しやすい	引越しシーズンは競争率が高い

特にドラッグストアの飲料ケース用や洗剤ケース用の段ボールは、中身が重いため頑丈に作られており、引越しや重量のあるものの収納にも十分使えます。

【スーパー・ドラッグストアでの探し方】

• 袋詰めコーナー：多くの場合、この周辺に「ご自由にお持ちください」と書かれた空き箱の山が設置されています。
• 店舗の外（裏口付近）：廃棄予定の段ボールが一時的にまとめられていることもありますが、念のため店員さんに確認してから持ち帰りましょう。

ただし、生鮮食品や冷凍食品が入っていた段ボールは、衛生面やニオイが気になる可能性があるため、衣類や書籍などの梱包には避けた方が無難です。

無料の段ボールは、「コストをかけたくない」「大量に必要ではない」という時に、大変重宝する選択肢と言えます。ただし、確実に欲しいサイズがある場合は、ホームセンターやネット通販での購入が最も確実です。

郵便局や運送会社の営業所で購入するメリット・デメリット

段ボールを探す場所として、郵便局や運送会社（ヤマト運輸、佐川急便など）の営業所も忘れてはいけません。
これらの場所は「荷物を送る」ことに特化しているため、販売されている段ボールも、その目的に合わせたものが中心となります。

配送業者ならではの「確実な規格」が魅力

郵便局では「ゆうパック」の規格に合わせた様々なサイズの段ボール箱（60サイズから140サイズ程度まで）、そして「ゆうパケットプラス」の専用箱などが販売されています。
ヤマト運輸の営業所でも、「クロネコボックス」として複数のサイズや、「宅急便コンパクト」の専用箱が購入可能です。

これらの段ボールの最大のメリットは、購入した箱がそのまま、その配送業者の規格に合致しているという安心感です。

特にフリマアプリの利用者は、サイズが少しでもオーバーすると送料が跳ね上がるリスクを恐れますが、専用箱であればその心配は一切ありません。

【郵便局・営業所での取り扱い例】

場所	主な取り扱い	特徴
郵便局	ゆうパック専用箱（数サイズ） ゆうパケットプラス専用箱	日本郵便のサービスに特化。小型から中型まで揃う。
ヤマト運輸営業所	クロネコボックス（数サイズ） 宅急便コンパクト専用箱	ヤマト運輸のサービスに特化。フリマで人気の専用箱あり。
佐川急便営業所	飛脚宅配便専用箱（数サイズ）	佐川急便のサービスに特化。

デメリットは価格と汎用性の低さ

一方で、デメリットも存在します。

• 単価がやや高め：ホームセンターやネット通販の汎用段ボールと比較すると、単価が高めに設定されていることが多いです。
• 種類が限定的：あくまで発送用なので、収納や引越し用の特殊な形状、デザイン性の高い箱などは販売されていません。
• 自分で持ち帰る手間：ホームセンターと同様に、購入後は自分で持ち帰る必要があります。

また、郵便局や営業所は、営業時間が限られているため、夜間や早朝に急に必要になった場合は対応できません。

結論として、郵便局や運送会社の営業所は、「今送りたい荷物があって、どのサイズを選べば良いか迷っている」場合に、プロが定めた規格の段ボールを安心して購入できる場所として最適です。

より詳細なサイズや価格については、各社の公式ウェブサイトや窓口で確認してみてください。 （日本郵便公式ウェブサイトや、ヤマト運輸公式ウェブサイトでチェックできますよ！）

【自宅で完結】ネット通販（Amazon・楽天）で購入するメリットとは？

「段ボールを探しに店舗へ行く時間がない」
「大量に必要だけど、重くて持ち帰れない」
こんな悩みを持つ人に、モモストアが最もおすすめしたいのが、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといったネット通販での購入です。

ネット通販の圧倒的なメリット4選

ネット通販は、実店舗や配送業者では満たせない、強力なメリットをいくつも持っています。

圧倒的な品揃えとサイズ展開

実店舗ではスペースの制約上、定番サイズしか置けません。しかし、ネット通販では、「宅配80サイズ」「引越し120サイズ」といった定番サイズはもちろんのこと、以下のような特殊なニーズにも対応できます。

• 極薄型：クリックポストや定形外郵便に対応した、厚さ2〜3cmのポスト投函用。
• 特大サイズ：160サイズを超える家具・家電の梱包用。
• 強化・防水：海外発送や湿気の多い場所での保管に適した特殊素材。
• デザイン性：プレゼント用や商品のブランドイメージに合わせた、色付きや印刷入りの段ボール。

特に段ボール専門のオンラインストアでは、ミリ単位でサイズオーダーができるサービスまで存在します。

まとめ買いで実現する驚異の低コスト

段ボールは、基本的に購入枚数が多くなるほど、1枚あたりの単価が安くなります。
引越し用の「大小30枚セット」や「フリマ発送用50枚セット」などは、ホームセンターで1枚ずつ買うよりも遥かにコスパが良いです。また、Amazonや楽天では送料無料ラインを設定しているショップが多く、重い段ボールを送料の負担なく自宅まで届けてもらえるのは、最大の魅力と言えるでしょう。

持ち運び不要！自宅まで届く手軽さ

大型の段ボール箱や、何十枚もの段ボールは、持ち運ぶだけでも重労働です。車があっても、積むスペースの確保や、自宅での収納場所まで運ぶ手間を考えると、ネット通販で配送してもらう方が圧倒的に楽です。時間の節約にも繋がるため、忙しい人ほどネット通販がおすすめです。

ユーザーレビューで品質を確認できる

実店舗では触って確認できますが、ネットではそれができません。しかし、Amazonや楽天市場では、実際に購入したユーザーのレビュー（「強度が弱かった」「サイズがぴったりだった」など）を参考にできるため、品質の当たり外れをある程度予測し、安心して購入できます。

失敗しないネット通販の活用法

唯一のデメリットである「届くまでの時間」をクリアするためには、必要な段ボールは早めに、余裕を持って注文することが鉄則です。
引越しが決まったら、荷造りを始める2週間前までには注文を済ませておきましょう。

ネット通販であれば、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングのどこでも、豊富な段ボールを探すことができますよ。ぜひ、ご自身の目的と予算に合わせて比較してみてください。

（Amazonで「段ボール 引越しセット」を検索したり、楽天市場で専門店のレビューをチェックしてみるのがおすすめです！）

フリマアプリの梱包に最適な段ボールの選び方とおすすめサイズ

近年、メルカリやラクマなどのフリマアプリの普及により、「個人で段ボールを使って発送する」機会が大幅に増えました。
フリマの梱包で最も重要なのは、「送料をいかに安く抑えるか」です。そのためには、適切なサイズの段ボール選びが鍵となります。

サイズ別！フリマ発送でおすすめの段ボール

フリマ発送においては、主に「ポスト投函できる小型サイズ」「60サイズ」「80サイズ」が主戦場となります。

ポスト投函サイズ（ネコポス、ゆうパケットなど）

Tシャツ1〜2枚、薄手の書籍、アクセサリーなど、厚みのない軽量品を送る際に最もコスパが良いのが、ポスト投函サービスです。

• おすすめの段ボール：
  • ダイソー、セリアなどの100円ショップの薄型発送用ケース（A4サイズ、厚さ3cm以内）
  • 専用のネコポス/ゆうパケット対応段ボール（ネット通販で大量購入がお得）
• 重要ポイント：厚さ制限（3cmまたは2.5cm）が非常に厳しいため、厚手の段ボールは使えません。できるだけ薄く、強度の問題ないものを選びましょう。

このサイズは、100円ショップで1〜2枚単位で手軽に調達できるのが最大の魅力です。

60サイズ・80サイズ（小型～中型）

厚手のニット、靴、小型のおもちゃ、化粧品のセットなど、ポストに入らない荷物は、このサイズで発送することが多いです。

• おすすめの段ボール：
  • 郵便局やヤマト運輸営業所の専用箱（サイズ間違いのリスクがない）
  • ホームセンターの規格段ボール（1枚から購入可能）
  • ネット通販のフリマセット（単価が安い）
• 重要ポイント：3辺の合計が「60cm以内」か「80cm以内」であることを必ず確認してください。1cmでも超えると、次のサイズ（例：60→80、80→100）の送料が適用されてしまいます。

このサイズは、ホームセンターで実際にサイズ感を確認してから買うのが、失敗が少なくおすすめです。

フリマ用段ボールの選び方のコツ

フリマアプリで売れた商品を送る段ボールを選ぶときには、以下の3つのコツを意識しましょう。

１. 荷物のサイズに「ぴったり」を選ぶ
大きすぎる箱を選ぶと、中に緩衝材（プチプチなど）を大量に詰める必要があり、コストも手間もかかります。できるだけ荷物に対してピッタリか、少し余裕がある程度のサイズを選んでください。

２. 外側に印刷がないものを選ぶ
スーパーやドラッグストアでもらった段ボールを使う場合、外側に企業のロゴや商品の銘柄が大きく印刷されていると、受け取り手が不快に感じる可能性があります。
フリマ出品の場合は、できるだけ無地やシンプルな段ボールを選ぶか、ロゴ部分を茶色のクラフトテープなどで覆って隠すなど、配慮することが大切です。

３. 清潔さと強度をチェック
食品や飲料が入っていた箱は、ニオイが残っている可能性があります。購入したものであっても、汚れていないか、角が潰れていないかなど、「商品を大切に扱っている」という印象が伝わるような、きれいな段ボールを使いましょう。

用途別！段ボールの失敗しないサイズの選び方と基準

段ボールを選ぶときに最も失敗しやすいのが「サイズ選び」です。「大は小を兼ねる」と思って大きな箱を選んでしまうと、荷物が中で動いて破損したり、引越しでは重すぎて運べなくなったり、発送では送料が高くなったりと、様々な問題が発生します。
ここでは、用途別に最適な段ボールのサイズ選びの基準を解説します。

引越し用段ボールのサイズと中身の詰め方

引越しで使う段ボールは、以下の3つのサイズに分けて用意するのが鉄則です。

サイズ目安	3辺合計（目安）	主な用途	詰め方のコツ
小サイズ	80〜100サイズ	書籍、食器、調味料、CD/DVDなど重いもの	重いものだけを詰め、満杯にしない（運び手の負担軽減）
中サイズ	120サイズ	衣類、キッチン用品、雑貨、おもちゃなど	様々なものをバランスよく。引越し業者からの提供サイズに多い。
大サイズ	140〜160サイズ	布団、毛布、クッション、かさばる衣類など軽いもの	軽くてかさばるものを中心に、段ボールの重さを調整する

絶対に避けるべきなのは、140サイズ以上の大きな箱に書籍や食器などの重いものをパンパンに詰めることです。運ぶ人が腰を痛める原因になるだけでなく、段ボールの底が抜けてしまうリスクもあります。

宅配・発送用段ボールのサイズ選び（60サイズ〜160サイズ）

宅配便のサイズは、段ボールの外寸（長さ＋幅＋高さ）の合計で決まります。1cmでも規格を超えると、次のサイズの料金が適用されるため、厳密なサイズ選びが必要です。

宅配サイズ	3辺合計（cm）	適した用途
60サイズ	60cm以内	フリマ発送、小型商品、化粧品、文庫本数冊
80サイズ	80cm以内	靴、小型家電、厚手の衣類、B4ファイル
100サイズ	100cm以内	小型の荷物が多い引越し、大型バッグ、食料品の詰め合わせ
140サイズ	140cm以内	中型家電、ゴルフバッグ、かさばる衣類
160サイズ	160cm以内	スキー板、大型の荷物、大量の衣類

特にネット通販で段ボールを購入する際は、必ず商品の「外寸」表記を確認し、余裕をもって規格内に収まるサイズを選びましょう。数ミリの差で送料が変わってしまうことがあります。

（ヤマト運輸のサイズ一覧や佐川急便の料金表で、具体的なサイズの基準を確認しておくと安心です。）

段ボールの強度をチェック！シングルとダブルの違い

段ボールはすべて同じに見えるかもしれませんが、実は強度や厚さによって種類が分けられています。
大切な荷物を安全に運んだり、長期保管したりするためには、この「強度」の知識が欠かせません。

「フルート」と「ライナー」が強度を決める

段ボールの断面を見ると、波状の芯材が見えますよね。この波状の芯材を「フルート」、そのフルートを挟んでいる表裏の紙を「ライナー」と呼びます。
段ボールの強度は、主にこのフルートの厚さ（種類）と、ライナーの品質（材質）によって決まります。

シングルフルート（片面段ボール）

私たちが最もよく目にする、一般的な段ボール箱がこのシングルフルートです。
ライナー2枚とフルート1枚で構成されており、段ボールの厚さは通常5mm程度（Aフルート）か3mm程度（Bフルート）です。

• Aフルート（AF：約5mm）：最も一般的で、引越しや宅配によく使われます。適度な強度とクッション性があります。
• Bフルート（BF：約3mm）：Aフルートより薄く、軽量な商品の梱包や、化粧箱の内箱などに使われます。

通常の引越しや、60〜120サイズの宅配であれば、このシングルフルートで十分対応できます。ただし、重い書籍や割れ物を入れる場合は、後述のダブルフルートの方が安心です。

ダブルフルート（二層段ボール）

ダブルフルートは、ライナー3枚とフルート2枚で構成されており、厚さは8mm程度と非常に分厚く、極めて高い強度を誇ります。

• 主な用途：
  • 重い荷物（書籍、陶器、工具など）の梱包
  • 長期保管用の収納箱
  • 海外への発送や長距離輸送
  • 精密機器や高価なものの梱包

ダブルフルートは、ホームセンターや通常の郵便局ではあまり見かけませんが、ネット通販の段ボール専門業者であれば、引越しセットの一部や、単体で販売されています。

【強度の比較まとめ】

種類	構成	厚さの目安	適した用途
シングル （Aフルート）	ライナー2枚、フルート1枚	約5mm	標準的な引越し、国内宅配
ダブル （WF）	ライナー3枚、フルート2枚	約8mm	重量物、海外発送、長期保管

大切なものを送ったり、重い荷物を詰める際は、このフルートの種類をぜひ確認してみてください。強度に優れた段ボールを選ぶことで、中の荷物をしっかりと守ることができますよ。

意外と知らない！段ボールを無料で手に入れる方法

段ボールは消耗品であり、引越しなどで大量に必要になると、その購入費用も意外と馬鹿になりません。
そこで、賢く段ボールを調達するために、費用をかけずに無料で手に入れる方法をいくつかご紹介します。

スーパー・ドラッグストア・家電量販店の店頭

前述した通り、これらの店舗では毎日大量の空き段ボールが発生するため、お客様のサービスとして提供しているケースが非常に多いです。

• スーパー：生鮮食品以外（お菓子や調味料など）が入っていた箱がおすすめ。大きさが均一なものが多いです。
• ドラッグストア：飲料や洗剤などの重い商品が入っていた箱は、丈夫で強度が高いものが多いです。
• 家電量販店：テレビや冷蔵庫など、大型で特殊な形状の段ボールが手に入ることがあります。ただし、すぐに潰してしまう店舗もあるため、事前の確認が必要です。

【コツ】
店頭に「ご自由にお持ちください」の表示がない場合でも、レジやサービスカウンターで「空き段ボールを分けていただけませんか？」と丁寧に尋ねてみましょう。廃棄の手間が省けると喜ばれることもあります。

引越し業者からもらう

引越しを依頼する場合、ほとんどの引越し業者はサービスの一環として、無料または格安で段ボールを提供してくれます。

提供される段ボールは、引越し作業の効率と安全性を考えて作られた専用品（大きさ、強度ともに最適化済み）であることがほとんどです。また、食器などの割れ物用梱包資材も一緒に提供されることが多く、非常に便利です。

ただし、引越し業者によっては、段ボールの提供が有料であったり、提供枚数に制限がある場合もありますので、契約時に確認を忘れないようにしてください。

地域のフリーマーケットアプリや掲示板

引越しが終わった人や、大量にネット通販で買い物をした人の中には、「まだ使えるけど、邪魔になった段ボール」を処分したいと考えている人が多くいます。

• メルカリ・ジモティー：「段ボール 無料」などで検索すると、近隣で譲ってくれる人を見つけられることがあります。
• 地域コミュニティ：SNSや地域の掲示板で、「引越し後の段ボールを譲ってください」と投稿してみるのも有効です。

この方法であれば、引越しに最適なサイズの段ボールが、必要なときに必要なだけ手に入る可能性が高まります。ただし、相手の都合に合わせて引き取りに行く必要があるため、フットワークの軽さが求められます。

無料でもらう際の注意点とお店での交渉のコツ

段ボールを無料で提供してもらうことは、コスト削減だけでなく、資源の有効活用にも繋がる素晴らしい行動ですが、お店や他の利用者に迷惑をかけないよう、いくつかのマナーと注意点があります。

無料段ボールをもらう際の3つの注意点

以下のポイントを意識して、スムーズに段ボールを調達しましょう。

忙しい時間帯を避ける

スーパーやドラッグストアは、開店直後や夕方の混雑時は、品出しやレジ対応で非常に忙しいです。この時間帯に「段ボールをください」とお願いするのは、お店の迷惑になりかねません。

• おすすめの時間帯：平日の午前中（開店直後を除く）、または午後の比較的空いている時間帯。
• 交渉のコツ：事前に電話で「今、空き段ボールはありますか？」「何時頃ならお邪魔しても大丈夫ですか？」と確認を取っておくと、お店側も対応しやすく、確実にもらえます。

お店の都合を優先し、丁寧な対応を心がけましょう。

持ち帰りの準備を万全にする

大量にもらう場合や、大きな段ボールをもらう場合は、持ち帰る手段を考えておく必要があります。

• 複数枚の場合：荷造り用の紐や、大きなエコバッグ、台車などを持参しましょう。
• 雨の日：段ボールは水に濡れると強度が大幅に低下します。雨の日はできるだけ避け、濡れないようにビニールなどで覆う準備をしましょう。

もらった後に「運べない」となると、お店に迷惑がかかってしまいます。

清潔さと用途をチェックする

無料で提供される段ボールは、生鮮食品や冷凍品が入っていたり、屋外に一時保管されていたりして、ニオイや汚れが付着している可能性があります。

• 引越し・収納：衣類や寝具を入れる場合は、特に清潔なものを選びましょう。中に入っていたものが書いてある場合は、チェックが必要です。
• フリマ発送：相手に失礼のないよう、ロゴや印刷が目立たない、きれいなものを選び、できれば内側をチェックして、カビや虫などの異物がないか確認してください。

無料段ボールの活用アイデアリサイクル

もし、きれいな段ボールが大量に手に入ったら、梱包や引越し以外にもこんな活用方法があります。

• 子どもの遊び道具：秘密基地、電車、ロボットなど、大きな段ボールは子どもの想像力を掻き立てます。
• DIY：収納ボックスを自作したり、ペット用の簡易ハウスを作ったり。
• 緩衝材代わり：小さな段ボールを小さくちぎったり丸めたりして、購入した段ボール箱の隙間を埋める緩衝材として再利用できます。

段ボールのリサイクル方法を事前に知っておくと、無料で譲ってもらった際にも、最後まで責任を持って扱うことができますね。

使わない段ボールの処分方法と正しいたたみ方

引越しや大掃除、ネット通販での買い物後、大量に残ってしまうのが使わなくなった段ボールです。
「いつか使うかも…」と残しがちですが、段ボールは湿気を吸いやすく、害虫の住処になる可能性もあるため、不要になったらすぐに処分するのが鉄則です。

段ボールの基本的な処分方法

段ボールの処分方法は、基本的に「資源ごみ」として地域のルールに従って出すことです。

多くの自治体では、「紙類」「資源ごみ」などの収集日に、古紙回収場所に出すことになります。

汚れと異物の除去を徹底する

段ボールはリサイクルされますが、汚れていたり、異物が付着しているとリサイクルできなくなってしまいます。

• NGな汚れ：油汚れ、食べ物のカス、生ゴミ、カビ、著しい水濡れ。
• 異物の除去：ガムテープやビニールテープ、伝票（宛名ラベル）、金属製のホチキス芯などは、すべて丁寧に取り除きましょう。
• 例外：ピザなどの油染みがついた段ボールは、燃えるゴミとして出す必要があります。

特にガムテープの剥がし残しは多いため、時間をかけてきれいに剥がしてください。

正しいたたみ方でかさばりを防ぐ

段ボールをそのままの状態で出してしまうと、非常に場所を取ってしまいます。正しくたたむことで、収集する人の手間も減り、見た目もスッキリします。

【段ボールの正しいたたみ方】

1. 段ボール箱の底とフタを開け、側面を構成する1辺を破るか、カッターで切って完全に開きます。
2. 開いた段ボールを、折り目に従って平らにたたみます。
3. 複数の段ボールを重ねて、十字に組んだ紐でしっかりと縛ります。

【縛り方のコツ】
紐で縛る際は、縦横に十字に縛り、緩まないようにしっかりと結びましょう。特に濡れてしまうと緩みやすくなるため、きつく縛るのがポイントです。

その他の処分方法

もし、資源ごみの収集日まで待てない、または量が多すぎて一度に出せない場合は、以下の方法を検討しましょう。

• 古紙回収業者：地域によっては、スーパーやショッピングセンターの駐車場などに、古紙回収ボックスが設置されています。持ち込めば、自分の好きなタイミングで処分できます。
• 不用品回収業者：引越しなどで大量のゴミが出る場合、他の不用品と一緒に回収してもらうことができます。（有料）

段ボールは、私たちにとって非常に便利な資材ですが、その処分までしっかりと行うことで、次のリサイクルへと繋がっていきます。モモストアの記事を参考に、最適な購入方法と正しい処分方法で、段ボールを賢く活用してくださいね！