USBメモリはどこで買える?ドンキやコンビニなど販売店を徹底調査!
「明日までに必要な書類データを渡さないといけないのに、USBメモリがない!」と焦った経験はありませんか?
デジタル時代といっても、ちょっとしたデータの移動やバックアップには、まだまだUSBメモリが欠かせませんよね。
この記事では、USBメモリを売っている場所を、急いでいる時でもサッと見つかるコンビニから、じっくり選べる専門店まで、モモストアが徹底的に調査しました。
もう「どこに売ってるの?」と迷う必要はありません!販売場所の特徴と、後悔しない選び方もご紹介しますよ。
・家電量販店(ヨドバシ・ビック・ヤマダ)でのUSBメモリの品揃えと特徴
・ディスカウントストア(ドン・キホーテ)でUSBメモリを買うメリット・デメリット
・コンビニエンスストア(セブン・ローソン・ファミマ)で手に入るUSBメモリの種類
・100円ショップ(ダイソー・セリア)のUSBメモリは使える?購入前に知っておきたいこと
- USBメモリを今すぐ手に入れたい!急いでいる時の購入先リスト
- 家電量販店(ヨドバシ・ビック・ヤマダ)でのUSBメモリの品揃えと特徴
- ディスカウントストア(ドン・キホーテ)でUSBメモリを買うメリット・デメリット
- コンビニエンスストア(セブン・ローソン・ファミマ)で手に入るUSBメモリの種類
- 100円ショップ(ダイソー・セリア)のUSBメモリは使える?購入前に知っておきたいこと
- ホームセンターやスーパーなど意外な場所でのUSBメモリの取り扱い
- 【結論】種類・価格・容量で選ぶならネット通販(Amazon・楽天)が最強な理由
- USBメモリの選び方を徹底解説!容量・規格(USB3.0/Type-C)・セキュリティ
- 用途別おすすめUSBメモリ!ビジネス用・データ保存用・スマホ用
- USBメモリを購入する前に確認したい「フォーマット形式」の基礎知識
- 中古のUSBメモリは危険?メルカリやヤフオクで購入する際の注意点
- USBメモリに関するよくある疑問Q&A
USBメモリを今すぐ手に入れたい!急いでいる時の購入先リスト

「今すぐ!」データ移動が必要な時ってありますよね。そんな時に頼りになるのは、営業時間や立地で優位性のある店舗です。
まずは、あなたが今いる場所の近くで、USBメモリが手に入る可能性が高いお店をリストアップしました。
営業時間や立地で選ぶ「緊急時の駆け込み寺」
本当に急いでいる時は、品揃えよりも「開いていること」「すぐに行けること」が最優先になります。
特にオフィス街や駅前で、「あ、忘れた!」となった時に助けになるのが以下の店舗です。
- コンビニエンスストア(24時間営業): セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど。
- ディスカウントストア: ドン・キホーテなど(大型店は深夜まで営業していることが多い)。
- 都市型の小型家電量販店: ビックカメラやヨドバシカメラの駅直結店舗など(夜9時〜10時頃まで営業)。
これらの店舗は、取り扱い容量は限られるものの、最低限の機能を持つUSBメモリを確実に手に入れられるのが強みです。
特にコンビニは、早朝や深夜でも対応できるのが本当に心強いですよね。ただし、高機能なものや大容量のものは期待できませんので、あくまで「緊急用」として考えてください。
品揃えと確実性で選ぶ「専門的な安心感」
急ぎではあるけれど、週末の午前中などまだ時間に余裕があるなら、品揃えが豊富な店舗を選ぶべきです。
「大容量のものが必要」「USB Type-Cの端子が欲しい」など、機能にこだわりたい場合はこちらのお店を目指しましょう。
| 店舗種別 | 品揃えの傾向 | 価格帯 | 接客・サポート |
| 家電量販店 | 最も豊富(主要メーカー、大容量、最新規格) | 定価〜割引価格 | 専門知識を持つ店員に相談可能 |
| 大型ディスカウントストア | 中程度(売れ筋、安価なノーブランド品もあり) | 比較的安い | 自分で選ぶのが基本 |
| PC専門店/パーツショップ | マニアックな製品、高速モデルが充実 | 性能に見合った価格 | 非常に専門的なサポート |
多くの人は、まずは家電量販店を思い浮かべると思いますが、その通りで、一番確実に、そして後悔なく購入できるのは家電量販店です。
次のセクションでは、それぞれの店舗の具体的な特徴と、どんな人がどの店を選ぶべきかをさらに深掘りしていきますね。
もし、今すぐに店舗に足を運ぶ時間がないなら、ネット通販も視野に入れましょう。
ネットなら、外出先でもスマホからすぐに注文でき、最短で翌日には手元に届くことも多いです。特に、Amazonプライムなどのサービスを使えば、その日のうちに届く可能性もありますよ。
家電量販店(ヨドバシ・ビック・ヤマダ)でのUSBメモリの品揃えと特徴
USBメモリを購入するにあたり、最も安心感があり、選択肢が広いのが家電量販店です。
日本全国どこにでもあるヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダ電機といった大型店では、必ずと言っていいほど充実したラインナップが用意されています。
では、具体的に家電量販店で購入するメリットや、どんな製品が置いてあるのかを見ていきましょう。
主要メーカーの最新モデルが必ず見つかる安心感
家電量販店の強みは、なんといっても主要メーカーの最新モデルが豊富に揃っている点です。
例えば、SanDisk、TOSHIBA(KIOXIA)、SONY、バッファロー(Buffalo)、エレコム(ELECOM)など、信頼できるメーカーの製品を手に取って確認できます。
特に、データ転送速度が速いUSB 3.1やUSB 3.2、さらには最新のUSB Type-C規格に対応したモデルも、真っ先に店頭に並ぶのはこれらの量販店です。
「自分のパソコンのUSBポートの形がわからない」という方でも、店員さんに聞けば適切なモデルを教えてもらえるので、初心者の方には特におすすめですよ。
H3: 大容量モデルやセキュリティ機能付きなど専門的な需要にも対応
単にデータを保存するだけでなく、「仕事で使うからセキュリティが気になる」「動画編集用のデータを保存したいから128GBや256GB以上の大容量が必要」という専門的なニーズにも、家電量販店ならしっかり対応してくれます。
例えば、以下のような特殊な機能を持つUSBメモリも、必ず陳列されています。
- 指紋認証機能付きUSBメモリ: 物理的な認証で、中のデータを完全に守りたいビジネスパーソン向け。
- 暗号化ソフト内蔵USBメモリ: パスワード設定で、盗難・紛失時の情報漏洩リスクを低減。
- 耐衝撃・防水設計モデル: アウトドアや建設現場など、過酷な環境での使用を想定したもの。
これらは、コンビニやディスカウントストアではまず見かけない製品です。
少し価格が高くても、大切なデータを守るための投資として考えれば、これらの機能は非常に重要になってきますよね。特に機密性の高いデータを扱う方は、購入前に一度、セキュリティ機能について詳しく調べておくと安心ですよ。
家電量販店で購入する際の賢い選び方と注意点
家電量販店で賢くUSBメモリを選ぶためのポイントは、展示されているデモ機をチェックすることです。
製品によっては、実際に触ってキャップの開け閉めや、ストラップをつけられるかどうかの確認ができるようになっています。
また、価格は基本的に定価に近い設定が多いですが、週末のセールや、在庫処分品などで掘り出し物が見つかることもあります。特にモデルチェンジの時期は、旧モデルが大幅に値引きされることがあるので、急がないならセール情報をチェックするのも一つの手です。
【注意点】
大型の家電量販店は店舗面積が広いため、USBメモリ売り場がパソコン周辺機器コーナーの奥の方にあったりして、探すのに時間がかかることがあります。
もし見つからなければ、すぐに近くの店員さんに声をかけるのが時短のコツです。また、最近はオンラインで在庫確認ができるお店も増えているので、訪問前にチェックしておくと確実ですよ。
このように、家電量販店は「種類も豊富で、機能も充実していて、店員さんのアドバイスももらえる」という、総合力の高い購入先だと言えます。
特に初めてUSBメモリを買う方や、高性能なモデルを探している方には、まずはここを訪れることをモモストアは強くおすすめします!
ディスカウントストア(ドン・キホーテ)でUSBメモリを買うメリット・デメリット
「家電量販店よりもう少し安く、手軽に買いたいな」と思った時に、多くの人が足を運ぶのが、ディスカウントストアの代表格であるドン・キホーテではないでしょうか?
ドンキは、食料品からブランド品まで何でも揃う「ジャングル」のような場所ですが、もちろんUSBメモリのようなPC周辺機器も販売されています。
ここでは、ドンキでUSBメモリを買うことのメリットと、購入前に知っておくべきデメリットを包み隠さずご紹介しますね。
ドンキの最大の魅力は「安さ」と「立地の良さ」
ドン・キホーテのメリットは、なんといっても価格の安さと営業時間の長さにあります。
急に必要になった際、深夜まで営業している店舗が多いため、仕事帰りや急なトラブルにも対応しやすいのが大きな魅力です。
家電量販店ではなかなか値下がりしないエントリーモデルのUSBメモリも、ドンキでは驚安価格で売られていることが少なくありません。
特に、8GBや16GBといった小容量のものであれば、ワンコインに近い価格で見つかることもあるんです。
H3: ドンキで見かけるUSBメモリのラインナップ傾向
ドンキホーテで主に販売されているUSBメモリは、以下の傾向があります。
- 手軽な容量帯(8GB〜64GB): 大学のレポート提出や、ちょっとしたファイルの受け渡しに最適な容量のものが中心です。
- バラエティに富んだデザイン: キャラクターものや、キーホルダー型、極小サイズなど、デザイン性に特化した製品が並びやすいです。
- プライベートブランド(情熱価格): 独自ブランドの製品は、さらに低価格で提供されており、とにかく安さを追求したい人には魅力的な選択肢となります。
友達へのプレゼントや、自分の個性を表現したい方にとっては、デザインのバリエーションが豊富なドンキは楽しいかもしれません。
ただし、安価な分、メーカー品よりも耐久性や転送速度の性能は落ちる可能性があることは念頭に置いておきましょう。
安さゆえのデメリットと注意点
一方で、ドンキホーテで購入する際には、いくつかのデメリットも存在します。
| デメリット | 具体的な影響 | 購入前のチェックポイント |
| 品揃えの偏り | 最新の高速規格(USB 3.2など)や大容量(128GB以上)の取り扱いが少ない。 | 必要な容量と転送速度の最低ラインを決めておく。 |
| 専門知識の不足 | PC周辺機器の専門知識を持つ店員が少ないため、相談が難しい。 | 事前に自分で規格を調べておくか、シンプルな用途に絞る。 |
| メーカーの信頼性 | 見慣れないノーブランド品が多く、品質や耐久性が未知数な場合がある。 | メーカー名や保証期間をパッケージでしっかり確認する。 |
特に、仕事で重要なデータを扱う場合は、耐久性やデータの確実な読み書きが保証された信頼性の高いメーカー品を選ぶべきです。
ドンキホーテのUSBメモリは、「ちょっとしたデータの一時的な保存用」や「友人との写真の交換用」など、失敗しても大きな痛手にならない用途に限定するのが賢明かもしれません。
購入前には、パッケージ裏の転送速度の表記(「最大〇〇MB/s」といった表示)や、対応OSをチェックすることを忘れないようにしてくださいね。
ドンキは、安くて面白いものがたくさんあるので、掘り出し物を見つけるのが好きな方には楽しい場所ですが、機能性を重視するなら、少し立ち止まって検討することをモモストアはおすすめします。
コンビニエンスストア(セブン・ローソン・ファミマ)で手に入るUSBメモリの種類
「午前3時、突然データが必要になった」「出張先のホテルで、緊急に資料を印刷したい」など、究極に急いでいる時に頼りになるのが、全国どこにでもあるコンビニエンスストアです。
セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートといった大手コンビニでは、文房具やちょっとした電子機器の取り扱いがあるため、USBメモリも見つけることができます。
しかし、コンビニで売っているUSBメモリには、明確な特徴と制限があります。購入前に、その実態を把握しておきましょう。
コンビニUSBメモリの「緊急性特化」のラインナップ
コンビニで売られているUSBメモリは、基本的に「緊急対応」と「汎用性」を最優先したラインナップになっています。
そのため、大容量モデルや最新の高速規格を期待してはいけません。ほとんどの場合、以下の条件に絞られます。
- 容量: 8GBまたは16GBが主流。ごくまれに32GBがある程度です。
- 規格: 汎用性の高いUSB 2.0またはUSB 3.0(ただし転送速度は控えめ)。
- デザイン: シンプルなスティック型。色は黒や白がほとんど。
- メーカー: 国内のPC周辺機器メーカーのパッケージ品か、コンビニのPB(プライベートブランド)商品。
なぜこの容量なのかというと、コンビニでの主な使用シーンが、「数MB〜数百MBの書類ファイルや、数十枚の写真データの一時的な持ち運び」に限定されるからです。
例えば、「コピー機で印刷するためのデータ」や「上司への急な報告書データ」などがこれに当たりますね。
H3: コンビニで購入する際の最大のメリットと利用シーン
コンビニでUSBメモリを買う最大のメリットは、「時間と場所を選ばない」という点に尽きます。
24時間営業で、主要な駅や幹線道路沿い、住宅街など、どこにでも店舗があるため、本当に困った時にすぐに手が届きます。
主な利用シーンは以下の通りです。
| 利用シーン | コンビニ購入の適性 | 理由 |
| ホテルでの急な印刷 | ◎最適 | PCからのデータ移動手段として、最低限の容量があればOK。 |
| 学校やオフィスでのデータ受け渡し | ○適正 | 資料やレポートなど、単一のファイルであれば容量不足の心配は少ない。 |
| 動画や音楽データのバックアップ | △不適 | 大容量が必要なため、8GBや16GBではすぐに容量オーバーになる。 |
価格は、家電量販店のセール品やネット通販に比べると割高になる傾向がありますが、「時間」という最も貴重なコストを節約できると考えれば、納得のいく価格設定でしょう。
購入前に確認したい「容量と規格の限界」
コンビニでUSBメモリを購入する際は、「自分の用途に本当にその容量で足りるのか」を冷静に判断する必要があります。
例えば、高画質の写真データや動画データを大量に移動させたい場合は、16GBではあっという間に容量が埋まってしまいます。
また、転送速度もUSB 2.0だと、数ギガバイトのファイルを移動させるのにかなりの時間を要する可能性があります。
急ぎではない場合は、少し我慢して家電量販店やネット通販を選ぶ方が、長期的に見てストレスが少ないかもしれません。
「とにかく動けばいい!」という、一時的な解決策として割り切るのが、コンビニUSBメモリの賢い使い方と言えるでしょう。
まとめると、コンビニは「安さ」ではなく「即時性」で選ぶべき購入先です。お守り代わりに一つ持っておくのも良いかもしれませんね。
100円ショップ(ダイソー・セリア)のUSBメモリは使える?購入前に知っておきたいこと
「え、100円ショップにもUSBメモリが売ってるの!?」と驚く方もいるかもしれません。はい、実は売られています!
ダイソーやセリア、キャンドゥといった大手100円ショップでは、デジタルグッズコーナーに並べられていることがあります。
価格は、もちろん税込110円(またはそれ以上の価格帯の製品もありますが、ここでは110円の商品を中心に)という破格の安さです。
しかし、「安かろう悪かろう」という言葉があるように、100円のUSBメモリには、知っておくべき大きな注意点があります。モモストアが詳しく解説しますね。
100円USBメモリの正体と利用できる容量
結論から言うと、現在の100円ショップで販売されているのは、一般的な「USBメモリ」というよりは、「USBメモリ風の周辺機器」、または「超低容量のUSBメモリ」であることが多いです。
H3: 「SDカードリーダー」と「MicroSDカード」の組み合わせが多い
以前は100円で数MB〜数十MBの超低容量のUSBメモリが売られていた時代もありましたが、現在の100円ショップで「USBメモリ」として販売されている製品の多くは、「MicroSDカードリーダー」と「MicroSDカード」を別々に購入する組み合わせを想定しています。
例えば、リーダー自体が110円、そしてSDカードは別の価格帯(330円、550円など)で販売されているというパターンです。
つまり、最低でも220円以上はかかることがほとんどです。
純粋な「スティック型USBメモリ」として売られている場合は、容量が極端に小さい(例:256MBや512MB)か、または少し前の規格で転送速度が非常に遅いモデルである可能性が高いです。
| 購入パターン | 特徴 | 適した用途 |
| MicroSDリーダー+カード | リーダーがあれば、SDカードの容量分だけ使える。 | 携帯のデータ移行、カメラのSDカードの読み込み。 |
| 純粋なUSBメモリ(100円) | 容量が非常に小さいため、すぐに満杯になる。 | テキストファイル数個、非常に古いPCとの連携。 |
絶対に避けたい利用シーンと「故障リスク」
100円ショップのUSBメモリや関連製品は、価格なりの品質であることを理解しておく必要があります。
「安くてラッキー」と思う前に、以下のリスクを頭に入れておきましょう。
- 耐久性(故障リスク): データの読み書き回数や物理的な衝撃に対する耐久性が低く、突然データが読み込めなくなる可能性が高いです。
- 転送速度: 非常に遅く、数GBのデータを移動させるのにかなりのストレスを感じるでしょう。イライラして作業効率が落ちるかもしれません。
- セキュリティ: 暗号化機能などは一切ついていません。重要な機密データを扱うのは絶対にやめましょう。
モモストアからのアドバイスとしては、「失っても全く問題ないデータ」のやり取りに限定して使うべきです。
例えば、「友達とシェアするSNS用の写真データ」や「とりあえずネットからダウンロードしたフリー素材」など、バックアップが別にあるか、再取得が容易なデータに限ってください。
大切な卒業論文や仕事のプレゼン資料など、「二度と手に入らない」データの保存先として利用するのは、リスクが大きすぎるので絶対に避けてくださいね。
100円ショップはあくまで「ちょっとした便利グッズ」を買う場所です。
信頼性の高いUSBメモリが欲しい場合は、家電量販店やネット通販で、最低でも数千円程度のメーカー品を購入することを強くおすすめします。
ホームセンターやスーパーなど意外な場所でのUSBメモリの取り扱い
家電量販店、ディスカウントストア、コンビニ、100円ショップと見てきましたが、実は「こんなところにも売ってたの?」という意外な場所でもUSBメモリを見つけることができます。
それが、ホームセンターや大型スーパーの家電コーナーです。
これらの店舗は、普段PC周辺機器を目的に行かない場所かもしれませんが、特定の層のニーズに応えるための製品が置かれていることがあります。具体的な取り扱いと、購入のポイントを見ていきましょう。
ホームセンター(カインズ・コーナンなど)のPC周辺機器コーナー
ホームセンターというと、DIY用品や工具、園芸用品がメインですが、最近は生活用品の充実度が高まり、小型の家電やPC周辺機器を扱う店舗が増えています。
ホームセンターでUSBメモリが売られている場合、以下の特徴があります。
- 汎用性の高いモデル: 容量は16GB〜64GB程度が中心で、規格はUSB 3.0が主流です。
- オフィスサプライ系メーカー: 文具やオフィス用品を扱うメーカー(例:ナカバヤシなど)の製品が並ぶこともあります。
- 作業環境に配慮したモデル: 耐水性や防塵性をアピールしたタフなモデルが、工具売り場や電気工事用品の近くに置かれていることがあります。これは、現場で使うデータ持ち運びを想定しているためです。
ホームセンターは、「普段使い慣れた場所で、ついでに買いたい」という方には非常に便利です。
ただし、品揃えは家電量販店に比べると限定的で、最新規格や特殊機能(指紋認証など)は見つけるのが難しいでしょう。
H3: スーパーマーケット(イオン・イトーヨーカドー)の家電コーナー
イオンやイトーヨーカドーのような大型スーパーマーケットも、生活家電やAV機器を扱うコーナーを設けている場合があります。
ここでは、家族で使うことを想定した、非常にシンプルで分かりやすい製品が中心になります。
| 特徴 | 販売されているUSBメモリの傾向 | 適したユーザー |
| シンプルさ重視 | パッケージが大きく、使い方がわかりやすいモデル。 | 高齢者やIT機器に不慣れな初心者。 |
| 価格帯 | 中間的(ドンキほど安くなく、量販店ほど高くない)。 | コスパを重視しつつ、ある程度のメーカーの安心感が欲しい人。 |
| サポート | 家電コーナーの店員に質問はできるが、専門性は量販店に劣る。 | 簡単な質問で済むユーザー。 |
スーパーでの購入は、「食料品の買い物ついでにサッと済ませたい」という主婦・主夫の方など、日常のルーティンの中で購入を完結させたい方におすすめです。
ただし、店舗によっては取り扱いがない場合もあるので、事前にウェブサイトで家電コーナーの有無を確認するか、店舗に直接問い合わせてみるのが確実です。
空港や駅の売店など、本当に緊急時の最終手段
さらに、本当に緊急で、移動中に必要になった場合の最終手段として、空港の売店(土産物屋やPC関連グッズの販売店)や、新幹線の駅のKIOSKなどでも、ごくまれにUSBメモリが販売されていることがあります。
この場合は、極めて高価格になりがちですが、背に腹は代えられない状況では助かることもあります。
ただし、品揃えは非常に限定的で、価格も通常より高くなることを覚悟してください。
「緊急時の保険」として、頭の片隅に置いておくと良いかもしれませんね。
【結論】種類・価格・容量で選ぶならネット通販(Amazon・楽天)が最強な理由
これまで実店舗を見てきましたが、「じっくり選びたい」「価格を比較したい」「最新のものが欲しい」という、ほとんどのニーズを満たすのは、やはりAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといったネット通販です。
モモストアが断言しますが、USBメモリの購入において、ネット通販は最強の選択肢だと言えるでしょう。その圧倒的なメリットを詳しく見ていきましょう。
メリット1: 桁違いの品揃えと価格競争力
ネット通販最大の強みは、実店舗の陳列棚のスペースという物理的な制約がないため、取り扱い製品数が桁違いに多いことです。
家電量販店でさえ置いていないような、以下のような製品も簡単に見つけることができます。
- 超大容量モデル: 512GBや1TB(テラバイト)といった、業務用レベルの大容量モデル。
- 海外メーカーの高性能品: 日本国内の量販店では扱いの少ない、海外の信頼できるメーカーの高性能モデル。
- 特殊機能モデル: Wi-Fi機能付き、小型PCのように使える「PC on a Stick」のような変わり種。
- 旧モデルの格安品: 新製品の発売に合わせて、まだ使える旧モデルが大幅に値引きされている。
そして、ネット通販は多数の販売業者が競争しているため、価格が常に変動しており、実店舗よりも安価に手に入れられる可能性が非常に高いです。
特に、Amazonのタイムセールや楽天スーパーセールなどを利用すれば、驚くほどの割引価格で高性能なUSBメモリを購入できます。
H3: 購入前の比較が簡単!レビューとランキング機能の活用
ネット通販では、実際に製品を使った購入者のリアルなレビューを読むことができます。
「転送速度がカタログスペック通りか」「キャップがすぐに外れないか」「どれくらいの期間で壊れたか」など、使用感や耐久性に関する生の声は、製品選びにおいて非常に参考になります。
また、ランキング機能を見れば、今、他の多くの人がどんな製品を選んでいるかが一目でわかります。
レビューの評価が高く、ランキング上位にある製品を選べば、失敗するリスクを大幅に減らすことができるでしょう。
メリット2: 欲しい時にすぐ届くスピード配送の進化
以前は「ネット通販は届くのが遅い」というイメージがありましたが、現在は大きく変わっています。
特にAmazonや楽天では、最短で注文したその日のうちに届くサービス(お急ぎ便、翌日配送など)が充実しています。
急ぎで欲しい場合でも、コンビニに行く手間を考えれば、自宅やオフィスで待っているだけで高性能なUSBメモリが手に入るのは大きなメリットです。
ただし、配送時間は地域や在庫状況によって異なりますので、注文確定画面で到着予定日をしっかり確認してくださいね。
メリット3: 廃盤品やマニアックな製品は「メルカリ」も選択肢に
新品のUSBメモリだけでなく、特定のメーカーの廃盤になったデザインや、コレクション性の高いUSBメモリを探しているなら、メルカリやラクマといったフリマアプリも選択肢に入ります。
ただし、中古品は後のセクションで詳しく解説しますが、セキュリティや故障のリスクを理解した上で購入してください。
データの移動や保存を目的とするならば、やはり新品をネット通販で購入し、メーカー保証がついている製品を選ぶのが最も賢明だとモモストアは考えます。
USBメモリの選び方を徹底解説!容量・規格(USB3.0/Type-C)・セキュリティ
「よし、買うお店は決まった!でも、どれを選べばいいの?」と悩むのが、USBメモリ選びの最大の壁です。
店頭やネットには、容量や規格、色々なマークが書かれた製品が並んでいて、本当に分かりにくいですよね。
ここでは、あなたが後悔しないUSBメモリ選びをするために、絶対に知っておくべき3つのポイントをモモストアが分かりやすく解説します。
容量の選び方!「GB」の数字は大きければ良いわけではない
USBメモリの容量は「GB(ギガバイト)」という単位で示されます。この数字が大きければ大きいほど、たくさんのデータを保存できますが、用途に見合わない大容量を選ぶのは、無駄な出費になるだけです。 あなたの用途に合わせた最適な容量の目安をチェックしてみましょう。
| 容量の目安 | 適した用途 | 価格帯(目安) |
| 8GB〜16GB | 学校のレポート、職場のWord・Excelファイル、少量の写真データの一時的な受け渡し。 | 数百円〜1,500円程度 |
| 32GB〜64GB | 一眼レフで撮影した写真データ(数百枚)、スマホのバックアップ、音楽データ(数千曲)の保存。 | 1,500円〜3,000円程度 |
| 128GB〜256GB | PCのシステムバックアップ、高画質動画ファイル、動画編集の素材、専門的なソフトウェアのデータ保存。 | 3,000円〜6,000円程度 |
| 512GB以上 | プロのクリエイター、複数のOS起動用、大容量のゲームデータの保管。 | 7,000円〜数万円 |
ポイント:
「今、必要な容量の倍のサイズ」を選ぶと、将来的に容量不足で買い直すリスクを減らせます。
特に動画ファイルは容量を食うので、余裕をもって大きめのものを選ぶことを強くおすすめします。
転送速度の鍵!USB規格(2.0/3.0/Type-C)の違い
USBメモリは、データの読み書きをするための「規格」があり、これが転送速度を決定づける最も重要な要素となります。
規格が古いと、たった数ギガバイトのデータを移動させるのに何十分も待たされることになるので、ここは絶対に妥協しないでください。
- USB 2.0(レガシー): 最大転送速度は480Mbps。現在のPCではほとんど使われません。遅すぎてストレスがたまるので、緊急時や100円ショップ以外では避けるべきです。
- USB 3.0 / 3.1 Gen 1 / 3.2 Gen 1(標準): 最大転送速度は5Gbps。現在の標準規格です。この規格以上であれば、日常的なデータのやり取りでストレスを感じることは少ないでしょう。
- USB 3.1 Gen 2 / 3.2 Gen 2(高速): 最大転送速度は10Gbps。大容量の動画ファイルを扱う方におすすめです。
- USB Type-C: これは端子の形状のことです。最近の薄型ノートPCやMac、Androidスマホなどで採用されています。規格は3.0や3.2であることがほとんどで、上下の向きを気にせず挿せるのが特徴です。
アドバイス:
最低でもUSB 3.0以上を選びましょう。そして、お使いのPCのUSBポートの形(Type-AかType-Cか)を確認し、PCのポートとUSBメモリの端子が合うものを選んでください。
合わない場合は、変換アダプタを使うこともできますが、アダプタを介することで転送速度が落ちる可能性もあるため、できるだけ直接接続できる製品を選ぶのがベストです。
ビジネスや個人情報保護のための「セキュリティ機能」
USBメモリの紛失や盗難による情報漏洩は、会社の信用に関わる重大な問題です。
大切なデータを守るために、以下のセキュリティ機能が搭載されたモデルの導入を検討してください。
- ハードウェア暗号化機能: USBメモリ本体に暗号化チップが内蔵されており、パスワードを入力しないとデータにアクセスできない仕組みです。最も信頼性が高いセキュリティ対策です。
- 指紋認証機能: 物理的に指紋をスキャンしないとロックが解除されないため、パスワード忘れの心配がなく、非常に手軽かつ安全です。
- ソフトウェア暗号化: 専用ソフトを使って、USBメモリ内の特定の領域を暗号化するものです。ソフトをインストールする手間はありますが、安価なモデルでも対応していることがあります。
特に会社で支給されたものでなく、個人で購入して仕事に使う場合は、万が一の事態に備えてセキュリティ対策が施された製品を選ぶことをモモストアは強くおすすめします。
用途別おすすめUSBメモリ!ビジネス用・データ保存用・スマホ用
USBメモリの選び方がわかったところで、次はあなたの具体的な用途に合わせた「これを選べば間違いなし!」というモデルの傾向をご紹介します。
同じUSBメモリでも、ビジネスで使うのか、写真のバックアップに使うのかで、重視すべき性能や機能は全く違ってきますよ。
ビジネスパーソンにおすすめのUSBメモリ
ビジネスの現場では、「機密性」「信頼性」「携帯性」の3つが特に重要になります。
| 重視すべき点 | 具体的な機能・特徴 | なぜそれが重要か |
| セキュリティ | ハードウェア暗号化、指紋認証 | 紛失・盗難時の情報漏洩リスクをゼロに近づけるため。 |
| 携帯性・耐久性 | 小型・軽量、キャップレス(スライド式)、防水・耐衝撃。 | 持ち運び中に紛失しにくく、誤って落としてもデータが守られるため。 |
| 転送速度 | USB 3.1 Gen 2以上 | 会議直前の大容量ファイル転送もサッと終わり、時間を無駄にしないため。 |
ビジネス用としておすすめなのは、信頼できるメーカーのセキュリティ機能付きモデルです。
特に指紋認証は、パスワードを打つ手間がなく、瞬時にロック解除できるため、忙しいビジネスマンには非常に人気が高いですよ。
写真・動画のバックアップにおすすめのUSBメモリ
趣味や家族の思い出の写真・動画は、何よりも大切なデータですよね。
これらをバックアップするUSBメモリには、「大容量」と「高速転送」「長期保存の安定性」が求められます。
- 容量: 128GB〜512GB以上の大容量を選びましょう。高画質の写真や4K動画は容量を非常に多く消費します。
- 転送速度: 大量のデータを一度に移動させることになるため、USB 3.2 Gen 2などの高速規格が必須です。速度が遅いと、バックアップ作業だけで一日が終わってしまうなんてこともありえます。
- 信頼性: 大手メーカー(SanDisk、KIOXIAなど)の製品を選び、データ復旧サービスに対応しているかなどもチェックしておくと安心感が違います。
バックアップ用は、普段持ち歩く必要がないため、デザインよりも機能と安定性を最優先して選んでください。
保存したら、PCに接続せず、湿気の少ない場所で大切に保管するようにしましょう。
スマホ(iPhone/Android)のデータ移動におすすめのUSBメモリ
最近は、PCを経由せずにスマホのデータを直接バックアップできる、「スマホ対応USBメモリ」が非常に便利です。
これは、Type-C端子と通常のType-A端子の両方を搭載しているモデルのことです。
| スマホの種類 | 必要な端子 | おすすめの利用法 |
| Androidスマホ | USB Type-C | スマホの容量がいっぱいになった際の写真・動画の緊急避難先。 |
| 最新のiPhone/iPad | USB Type-C | 動画編集ソフトで外部ストレージとして認識させて、編集を効率化。 |
特にiPhoneやiPadは、データ容量がすぐにいっぱいになりがちですよね。
両端子付きのUSBメモリがあれば、スマホからメモリへ、そしてPCへと、ケーブルなしでシームレスにデータ移動ができるため、非常に便利です。
旅行先で写真を撮りすぎて容量が足りなくなった時などにも、即座にデータを移せるので、旅行好きの方には特におすすめですよ。
USBメモリを購入する前に確認したい「フォーマット形式」の基礎知識
USBメモリを買ってきて、いざ使おうとしたら「あれ?Macで書いたデータがWindowsで読めない!」とか「大容量のファイルがコピーできない!」なんてトラブルに遭遇したことはありませんか?
これは、USBメモリが持っている「フォーマット形式(ファイルシステム)」が原因であることがほとんどです。
購入後に後悔しないために、このフォーマット形式の基礎知識を、モモストアと一緒に学んでいきましょう!
「MacとWindowsの両方で使いたい」なら「exFAT」一択
USBメモリの初期設定で最も一般的なフォーマット形式は、主に以下の3種類です。
| 形式名 | 対応OS | 最大ファイルサイズ | 最適な利用シーン |
| FAT32 | Windows、Mac、ゲーム機など、ほとんどの機器 | 4GBまで | 古い機器との互換性重視(ただし4GB以上のファイルは保存不可)。 |
| exFAT | Windows、Macのどちらでも標準対応 | 実質無制限 | MacとWindowsを併用する全てのユーザー。 |
| NTFS | Windows専用(Macは読み込みのみ、書き込みはソフトが必要) | 実質無制限 | Windowsのみで大容量ファイルを扱う場合。 |
ご覧の通り、MacとWindowsの両方でデータを読み書きしたい場合は、exFATを選ぶのが最も安全で互換性が高いです。
もし購入したUSBメモリがFAT32やNTFSでフォーマットされていた場合は、PCに接続した後、PCの設定からexFAT形式にフォーマットし直すことを強くおすすめします。
特に、4GBを超える動画ファイルや画像データを移動させたい場合は、FAT32だとそもそもコピーすらできないので注意が必要です。
フォーマット形式が原因で起こるトラブル事例
フォーマット形式が原因で起こる代表的なトラブルは以下の通りです。
- 「ファイルが大きすぎます」エラー: FAT32形式のUSBメモリに、4GBを超える単一のファイル(例:高画質動画ファイルやOSのインストールイメージなど)をコピーしようとすると、このエラーが出てしまいます。
- 「読み込みはできるが書き込みができない」エラー: NTFS形式のUSBメモリをMacに接続した場合に起こります。Mac側からデータを削除したり、新しいファイルを保存したりすることができません。
- ゲーム機(PS5/Xboxなど)で認識しない: ゲーム機の外部ストレージとして使う場合、exFATまたは特定の形式でのフォーマットが求められることがあります。
これらのトラブルは、ほとんどの場合、「フォーマットし直す」だけで解決できますので、焦らず対応してくださいね。
ただし、フォーマット(初期化)すると、USBメモリ内のデータはすべて消えてしまいますので、必要なデータが残っていないかを必ず確認してから実行しましょう。
高速化と長寿命化のための「アロケーションユニットサイズ」
上級者向けの知識になりますが、USBメモリをフォーマットする際、「アロケーションユニットサイズ(クラスターサイズ)」という項目が出てきます。
これは、USBメモリの記憶領域を区切る単位のことで、このサイズをどう設定するかで、データの読み書き速度や容量の効率が変わってきます。
- 小さなファイルをたくさん扱う場合: テキストファイルやWordファイルなど、小さいファイルを大量に保存する場合は、アロケーションユニットサイズを小さく(例:4KBや8KB)設定すると、容量の無駄が少なくなります。
- 大きなファイルを少数扱う場合: 動画ファイルや大容量のバックアップファイルなど、大きなファイルを少数保存する場合は、サイズを大きく(例:64KBや128KB)設定すると、読み書き速度が向上し、高速化に繋がります。
迷ったら、ほとんどのPCで推奨されている「標準のサイズ」を選ぶのが無難ですが、もしあなたが特定の用途に特化して使う場合は、この設定も試してみてくださいね。
中古のUSBメモリは危険?メルカリやヤフオクで購入する際の注意点
「なるべく安く手に入れたい!」と思って、メルカリやヤフオクといったフリマアプリで中古のUSBメモリの購入を検討される方もいるかもしれません。
確かに、人気のデザインや廃盤になったモデルを安く手に入れられるのは魅力ですが、中古のUSBメモリには非常に大きなリスクが伴います。
モモストアとしては、原則として中古品の購入はおすすめできませんが、もし購入するなら最低限知っておくべき注意点を解説します。
リスク1: 情報漏洩の危険性と「完全消去」の保証がない
中古のUSBメモリを購入する際の最大の危険は、前の持ち主がデータを完全に消去していない可能性があることです。
ただデータを「削除」しただけでは、特別なソフトを使えば簡単に復元できてしまいます。出品者が「フォーマット済み」と記載していても、それが「上書き消去」や「ゼロフィル消去」といったデータ復元が不可能なレベルの完全消去である保証はありません。
もし、他人の機密情報や個人情報が残っていた場合、あなたがそれを閲覧・利用してしまえば、法的な問題に発展する可能性もゼロではありません。
また、前の持ち主が意図的にウイルスやマルウェアを仕込んでいる可能性も否定できません。これは、あなたがそのUSBメモリをPCに接続した瞬間に、PC全体に感染が広がるリスクがあるということです。
リスク2: 耐久性の限界と故障しやすい状態
USBメモリには、データを書き換えられる回数に上限があります。これは「寿命」のようなものです。
中古品は、前の持ち主がどれくらいの頻度で、どれくらいの期間使っていたかが全く分かりません。
購入してすぐに、「データが読み込めなくなった」「すぐに認識しなくなった」といった故障に見舞われる可能性が高いです。
特に、データ転送中に故障してしまうと、そのデータは二度と取り出せなくなるかもしれません。
メーカーの保証期間も切れていることがほとんどですから、故障した場合の修理や交換も期待できません。
どうしても中古品を買いたい場合の「最終チェックリスト」
上記の大きなリスクを理解した上で、「どうしてもこのデザインが欲しい」といった理由で中古品を購入する場合、以下の対策を必ず実行してください。
- 容量と価格のバランスを見る: 最新の新品価格と比べて、極端に安いかを確認する。安すぎる場合は、故障しているか、規格が非常に古い可能性があります。
- 購入直後に「完全フォーマット」を: PCに接続後、必ず「完全フォーマット(クイックフォーマットではなく、時間をかけて行う初期化)」を行い、前のデータを完全に上書き消去してから使用を開始してください。
- ウイルススキャンを実施: フォーマット後、ウイルス対策ソフトでUSBメモリ全体をスキャンし、マルウェアが潜んでいないかを徹底的にチェックしましょう。
- 重要なデータは保存しない: どんなに綺麗に見える中古品でも、「信用しない」ことが鉄則です。一時的なファイルの受け渡しなど、失っても問題ないデータに限定して使用してください。
USBメモリは、大切なデータを運ぶ「箱」です。
その箱がいつ壊れるか分からない、中身に何が入っているか分からない状態では、安心して使うことはできませんよね。
モモストアは、データの安全とあなたの心の平和のためにも、新品の信頼できるメーカー品をネット通販や家電量販店で購入することを強くおすすめします。
USBメモリに関するよくある疑問Q&A
USBメモリを購入し、使い始める際に、多くの方が疑問に感じる点をQ&A形式でまとめてみました。
日頃のちょっとした疑問や、トラブル時の対処法などもご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
Q1: USBメモリの寿命はどれくらい?突然使えなくなることはある?
A: USBメモリには、フラッシュメモリの特性上、データを書き換えられる回数に限界(寿命)があります。これは「P/Eサイクル(Program/Erase Cycle)」と呼ばれ、一般的には数千回から数十万回程度です。
通常、日常的な使用では数年以上は問題なく使えますが、以下の使い方をすると寿命を縮めてしまう可能性があります。
- データの頻繁な上書き: 常にデータを消しては書き込むという作業を繰り返す。
- 「安全な取り外し」をしない: データ転送中にいきなりPCから抜く(故障やデータ破損の原因になります)。
- 高温多湿な場所での保管: 車のダッシュボードなど、温度変化が激しい場所に放置する。
USBメモリは、ある日突然、「データは読めるけど、書き込みができなくなった(リードオンリー状態)」や、「PCが全く認識しなくなった」といった形で寿命を迎えることがあります。
大切なデータは、USBメモリだけでなく、クラウドサービスや外付けHDDなど、必ず複数の場所にバックアップを取っておくことが、データ消失を防ぐ最も確実な方法です。
Q2: USBメモリがPCで認識しない!どうすればいい?
A: 突然USBメモリをPCが認識しなくなるトラブルは非常によくあります。
焦らず、まずは以下の手順を上から順番に試してみてください。
- 別のUSBポートに挿し直す: PCの特定のポート(差し込み口)だけが故障している可能性があります。特にデスクトップPCの場合は、背面のポートも試してみましょう。
- PCを再起動する: PC側の一時的なシステムエラーで認識できていないだけの可能性があります。一度シャットダウンして再起動するだけで直ることがよくあります。
- 別のPCに挿してみる: PC側の故障か、USBメモリ側の故障かを切り分けるために、別のPCに挿してみて認識するか確認します。
- デバイスマネージャー(Windows)を確認する: Windowsの場合、「デバイスマネージャー」を開き、USBコントローラーの項目に「!」マークや「?」マークがついていないか確認します。マークがあれば、ドライバの更新や再インストールを試みます。
- ディスクの管理(Windows)を確認する: USBメモリ自体は認識されているが、ドライブレター(D:やE:などの文字)が割り当てられていないだけの場合があります。この場合は、「ディスクの管理」からドライブレターを割り当て直すことで解決します。
これらの手順で解決しない場合は、USBメモリ自体が物理的に故障している可能性が高いです。
もし中に大切なデータが入っている場合は、データ復旧の専門業者に相談することも視野に入れる必要があります。
Q3: キャップ式とスライド式、どちらがおすすめ?
A: USBメモリの形状には、大きく分けて「キャップ式」「スライド式」「フタなし(格納式)」の3種類があります。それぞれにメリット・デメリットがありますよ。
| タイプ | メリット | デメリット | おすすめのユーザー |
| キャップ式 | 端子を完全に保護できるため、ホコリや衝撃に強い。 | キャップを紛失しやすい。使用時に片手での操作が難しい。 | 耐久性重視、持ち運びが多い人。 |
| スライド式 | キャップ紛失の心配がない。片手で操作できる。 | 使っているうちにスライド機構が緩むことがある。端子部分の保護はキャップ式に劣る。 | 手軽さ重視、紛失を避けたい人。 |
| フタなし/超小型 | PCに挿しっぱなしにしても邪魔にならない。 | 端子部分がむき出しで、ホコリや水に弱い。非常に小さく紛失しやすい。 | 挿しっぱなしでの利用が多い人。 |
モモストアのおすすめは、紛失しにくい「スライド式」か、耐久性の高い「キャップ式」です。
特にビジネスで持ち運ぶことが多いなら、ストラップホールを使って、常にキーホルダーなどと一緒にしておくと紛失のリスクを減らせますよ。

